2005年02月09日

50代からの選択 大前研一のひさしぶりの会心作

大前研一、堺屋太一は新しい本が出れば必ず読む好きな作者だが、大前研一は多作な上に、最近は同じようなネタを使い回ししていることが多く、正直失望していた。そんなわけでここ数年は大前研一の本は図書館で借りて読み、買っていない。この本はひさびさに目から鱗の会心作で図書館で借りて読んだが、買おうと思う。選挙の投票率はいつも年齢にリンクしており、老人の政治パワーは若者に常に勝るとか、勝ち逃げ50代(但し住宅ローンは定年前に完済が前提)と割食う40代との深い溝とか、なるほどと考えさせられる。30代、40代を革命の起こせない『少年ジャンプ世代』と呼び、自分が政治活動した時期にも全く動かなかったこの世代の政治無関心が結局墓穴を掘ったと切り捨てている。この人は毒がないとダメだとつくづく思う。
50代からの選択
日本の平均年齢は50歳だそうで、この本のタイトルとなっている50代の読者には、定年まで10年、それから20年程度の人生を、ちょうど平均年齢の50歳代でのリセットを勧めている。
『スタープレーヤーでなく野に咲く花として生きる』や『最初にあなたがすべきことは会社に対する無限の感謝である』というのは何となく説得力があり、身につまされてしまう。50代には成仏しろとを勧め、オールクリア/リセットしてそれからの人生設計を説く。なんでもそうだが『やりたいことは先に延ばすな、今すぐ始めるべきだ。』
Posted by yaori at 23:41│Comments(0)TrackBack(0) 人生設計 | 大前研一

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