2005年06月27日

ネット1000人調査 世の中が見渡せるアンケート


ネット1000人調査―お金と時間はこう使われる!
日本経済新聞がインターネット調査会社mpackの会員1,000人に2003年秋から毎週実施してきたアンケート調査結果をまとめたもの。

母体がmpack会員なので、インターネットユーザーのみ(つまりインターネットを使えない高齢者などは含まれていない)の調査だというかたよりはあるが、項目が広範囲にわたっていることを考えれば、コスト的にも十分目的は達成していると思う。

1.テレビを見る、ラジオを聴く 2.ネットする、 3.雑誌や本を読む、 4.映画・音楽を楽しむ、 5.スポーツを見る、 6.ゲームで遊ぶ、 7.出かける の7項目にわたって様々な切り口の調査がなされている。

斜め読みができる質問が多いが、検索サイトはYahoo!が全体で52%、Googleは31%という結果が出ており、海外ではGoogleが50〜60%のシェアーをしめることが多いので、日本ではYahoo!の強さが浮き彫りになった。

このブログもアクセスカウンターをつけているが、検索サイトからの訪問者はYahoo!が圧倒的に多い。

但しこの質問は『もっとも頻繁に利用する検索サイトは?』という質問なので、ポータルはYahoo!だがGoogle tool barを入れている筆者のような人はYahoo!の数字に入っているのだと思う。

はっきり言えることは日本ではYahoo!以外のポータルはすべてマイナーだということだ。Googleはポータルではないので、実質ポータル2番手のMSNが6%、3番手グループはいずれも2%代のGoo, Biglobe, Nifty, infoseekのISPポータル各社が束になってもYahoo!にかなわないことがよくわかる。

ネットのおすすめについては若年層は肯定的だが、年代があがるにつれて否定的になる。逆に購入後にくる宣伝メールは若年層が否定的で、中高年、たとえば40代はおすすめを参考に購入した人が21%と、10代の12%に比べて倍以上である。数字で言うと、少し好ましい以上が10%、どちらともいえないが46%、すこし不愉快ととても不愉快を足して43%という結果が出ている。

調査母体がmpackのアンケートに毎日答えている1、000人であることを考慮すると、楽天くじを使ってメールアドレスを2万人獲得しても、宣伝メールを入れると半分が配信拒否してしまうという某ECサイトから聞いた話がうなずける。

会員を失っては元も子もないので、メールによる会員とのコミュニケーションはこのようなメールに対する一般的な受け取られ方をよく考えて進める必要がある。

ネットオークションの経験者は6割ということで、利用したサイトではYahoo!オークションが72%で、次が楽天フリマの18%、ビッダーズは15%。

この1年で書籍をよんだ数は10冊以下が61%ともっとも多く、10〜20冊の20%を入れると、年間20冊以下しか本を読まない人が8割という結果が出ている。ちなみに電子書籍を読んだことがある人は2割だった。

無料クーポン誌は20代限定メディアという色が濃く、有料情報誌はウォーカーシリーズが8割、ぴあが4割という結果もおもしろい。

スポーツではサッカーとK−1はじめ格闘技人気がもっと放送を増やしてほしいという人気が高い。

ちょっと驚いたのは、大相撲はおもしろくないが9割、テレビ中継は見ないが66%という結果が出ている。アンケート対象外の中高齢者も調査に入れると、絶対にこんな結果にはならないはずであるが、それにしても人気凋落ぶりがひどい!やはり若貴なきあとは大相撲もスター不在となっている。筆者が応援するナレッジ力士、普天王に是非がんばってほしいものである。

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2005年06月26日

儲かる会社はこんなことをやっているんだ! 事例が多く刺激になる船井総研社長の本


図解へえ、儲かる会社はこんなことをやっているんだ!―ここに気づくかどうか!?
船井総研社長の小山政彦氏の本。事例が多く、刺激になる。小山氏の実家は倒産したことがあり、小山氏自身も36歳で失業した。悔しさ、『発憤』は成功の大きなバネになる。

船井総研ではトップコンサルタントに1,780万円の冬のボーナスを払った。多く稼いで会社に利益をもたらした人には報酬で報い、稼ぎはそれほどでもないが、別の面で会社に利益をもたらせる人には役職で報いる。徳川家康ではないが、『功には禄を、能には職を』である。

船井総研の採用では最初に社長が面接する。いわゆる80:20のパレートの法則で、トップ20%の人材は5〜6社の内定は普通なので、もし自社が第一志望でなければ、それを覆すことができるのは社長だけである。また逸材の流失を防ぐのも重要である。

創業者でもサラリーマントップでも成功者に共通しているのは、『使命感』である。大成する人は強烈な使命感を感じさせると。信念で1億円企業はできても、そこに使命感が加わらなければ100億円企業にはならない。筆者も見習わなければならない最大の課題である。

頭のいい人はこの情報を聞いてほくそえむ』の例で、アマゾンが年間2,000件の住宅販売もやっているというのには驚く。顧客情報の活用=リコメンドの最先端である。

ユニット戦略として、つんく♂のモーニング娘の小ユニット細胞分裂をあげている。たとえば矢口真里は身長が低いことなどで、自分は女っぽくないというコンプレックスを持っていた。つんく♂はこれを逆手に取り、メルヘンチックな衣装で小さくてかわいらしい雰囲気のミニモニを結成し、大成功した。

すべての人に売ろうとするな!』ではいくつかの例が紹介されているが、ソムリエの田崎真也さんが経営しているフランス料理店も面白い。

ここは料理がコースで3,800円と安く設定され、おまけに300種ものワインも料理と同じ3,800円で提供している。これは筆者のコメントだが、フランス(ヨーロッパ?)で一般的にいわれている、料理と同じ価格のワインを選べという原則を日本でも実践して人気を集めているようだ。

船井総研のトップコンサルタントの話もふるっている。彼が採用面接に出ると、まず学生に『何でもいいから質問のある人は質問してください』と切り出す。学生が次々と質問してくると、彼は『どうしてその質問をしたのか教えてください』と切り返す。これによりどのように考えるかを面接で見るのだ。

トップは決断業、社員は答え出し業』。『社員の提案は最低4案はだせ』なるほど、筆者も仕事の進め方で反省することしきりである。

『とにかく3年間必死にやればなんでもできる。人生の師を見つけてとにかくコピーせよ』、『なんでもいいから他人と違う1番をつくれ。得意なこと、やりたいことから始めよ』で締めくくっている。

スッと読め、大変参考になる本であった。

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2005年06月22日

フジ子ヘミングのコンサート


フジ子・ヘミングとスウェーデン室内管弦楽団とのコンサートにいった。
スウェーデン管弦楽団のCDがこれ。Beethoven: Symphony No 7


輸入盤である。

気に入った。  
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2005年06月19日

高収益企業のつくり方 稲盛和夫の盛和塾での講義と質疑応答


[実学・経営問答]高収益企業のつくり方京セラの稲盛和夫氏が書いた子供向けの『君の思いは必ず実現する』については以前書いた。『君の思い…』を読んで稲盛氏の経歴と考え方を知った上で、この本を読むことをおすすめする。

稲盛氏が開催している経営を学ぼうとする経営者の集まり盛和塾は始めてから20年以上がたち、日本全国に52塾、米国やブラジル、中国にまで広がっており、様々な業種から3,600人が参加している。

本書は稲盛氏の基調講演の後に質疑応答で稲盛氏が答えるという構成となっており、4つのテーマでまとめている。

序章の『会社の存在意義を問う』では、京セラ設立2年目で入社した高卒社員11名が昇給、賞与の保証を求めて団体交渉を申し入れてきたことを紹介、このことがきっかけとなり、それまでの『稲盛和夫の技術を世に問う』という当初の目的を捨て、京セラの経営理念を『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること』と定めた。

また第二電電事業に乗り出す際には日本の長距離通信料金が欧米と比較してあまりに高く、日本経済の健全な発展を妨げているという義憤から手を挙げたことを紹介、『動機善なりや、私心なかりしや』と毎日自問したというエピソードを紹介している。

経営者が次元の高い目的、大義名分を確立し、そのような会社の目的、意義を全従業員に示し、理解と協力を求め、経営者自身がその実現に向かって率先垂範することが会社を発展させる原動力となると説く。稲盛氏は一時仏門を志したことが有名だが、経営にいわば精神鍛錬を持ち込むと宗教の修行に近くなってくるのかもしれない。

1.『高収益の基盤を築く』ではのっけから『事業を営む以上、税引き前で最低10%の収益をあげられないようでは経営のうちに入りません。高収益というのであれば、少なくとも15〜20%は利益率がなければならないのです』。

京セラの物流部門の例は参考になる。いままでグロスで出していた発注を細かく分析し、工場ごとに適した運送会社を選定し、トラック中心だった輸送手段に飛行機、鉄道、船などを加え、最適なものを選ぶようにした。また入出庫、梱包などの社内の出荷業務も大幅に改良をすすめて、従業員の数も減り、高齢者やアルバイトでもできるようになった。このように知恵を使って既存事業に集中して利益を伸ばせ。

2.『挑戦し続ける企業を目指す』では多角化について取り上げる。多角化の際に必要となるのは経営者の心構えであり、『有意注意』が重要であると。『有意注意』とはどんな些細なことでも意識を集中させて物事を判断することなりと。またM&Aを成功させるには被買収会社の従業員を惚れさせる人間性が大切である。

3.『パートナーシップで経営する』では大家族主義、京セラ風コンパなどで心の絆を大切にする経営を説く。この辺が稲盛哲学なのであろうが、『すばらしい業績には栄誉と賞賛を与え、報酬で大差は付けない。業績が大きく伸びた時は、その部門をたたえ、全従業員に臨時ボーナスを出す』。

4.『自ら燃える集団をつくる』では経営者意識を持った人材を育てるために、『アメーバ経営』を説く。会社の組織をアメーバと呼ばれる小集団に分けてリーダーを置き、アメーバの経営全般を任せるという手法。アメーバ単位の採算が発表されるので、構成員も努力の結果がすぐわかり、全員参加の経営が可能となる。

アメーバは京セラの登録商標とは初めて知った。サイバーエージェントのアメーバブログは名称変更か方針変更を余儀なくされそうだ。

最後のまとめとして、松下幸之助の講演を聴いた時の話で締めくくっている。人間はそうしたいと強く願わなければ何事も成就できない、『心の底からの強い願望』が必要である。強い願望を心に抱き、その実現を心底願うことがものごとを成就させる原動力である。角川春樹が影響を受けたナポレオン・ヒルなども同様のことを言っている。

筆者も自らの身を振り返って、改めて自分の願望とはなんなのか、考えているところである。

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世界に抱かれるために 田口ランディの本を初めて読みました


世界に抱かれるために図書館の新刊書のコーナーにおいてあったので、なんの気なしに借りてみた。田口ランディという名前は知っていたが、変わった名前だし、てっきり男だと思っていた。実際には45歳の伊豆に住む女性だった。

まったく基礎知識がなく読んだので、たぶん週刊誌とかに連載しているコラムを編集した本だろうと思っていたが、田口ランディのアメーバ的日常という自らのブログの2004年9月から12月までの掲載文を本にしたものだった。

ブログを本にして出版するというのが結構でているし、ライブドアとかサイバーエージェントとかは、そのための出版社も子会社で持っているほどだが、この本を読むとブログ出版の是非について考えさせられる。

よい点は筆者の田口ランディのようなまめな人は、ほとんど毎日ブログに書いているので、田口ランディというエッセイストが好きな人には、彼女が毎日どういう生活をして、どういう活動をし、どういうことを考えているのかということがよくわかるということ。ブログよりやはり本の方が読みやすい。

悪い点は筆者のように田口ランディの本をはじめて読む人にとっては、彼女の日常生活など興味ない話題が多く、読んで得られるものが少ないということ。

週刊誌のコラムをまとめた本なども同じ傾向はあるが、やはり書き物とブログでは推敲(すいこう)の程度が全く違うので、ブログそのままを本にすることは、その本を買ってまでして読む読者の範囲を相当限定してしまうことになるだろう。

田口ランディはシャーマニズムとかアニミズム、ヒーリング、風水、オカルトなどに興味を持っており、この分野の活動を助ける運動を種々しているようだ。友人の『虫』の話(悪事を働く人の脳にはウィルス=虫がいると。昔からいう『虫の居所が悪い』とか、すべて同じことをさしていると)

印象に残ったのは2チャンネルで行われた被災地支援キャンペーンの『しない善より、する偽善』というキャッチコピー。たしかにこれだと抵抗なく参加できる。2ちゃんねるはあまりに膨大で、いつもほんの一部しか見ないが、こんなキャンペーンをやっていたとは知らなかった。2ちゃんを見直した。

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2005年06月18日

わが闘争 ヒトラーならぬ角川春樹の復活宣言


わが闘争―不良青年は世界を目指す
「不良青年は世界を目指す」とサブタイトルのついた角川春樹の『わが闘争』。ビル街で鎧(よろい)を着た角川春樹の写真の表紙が目を引くので、つい読んでしまった。太宰治を思わせる和服姿で刀を持った角川春樹の写真が、随所に出てくるが、ちょっと貧弱に感じるのは出所すぐで体力が落ちているからか?

読んで驚いたが、ひさびさに『頭にスッと』でなく、『頭をガーンと』やられた本である。本の帯に『カリスマ、復活!』とか書いているが、今まで彼の関係した本や映画を見ていて、角川春樹という人物を意識したことはなかったが、この本を読んではじめて彼がカリスマプロデューサーであったことがわかった。



塀の中の懲りない面々
筆者は年間2〜300冊の本を読んでいるが、この本の様に何故かわからないが、頭をガーンとやられる衝撃を経験したのは安部譲二の『塀の中の懲りない面々』以来だ。その意味ではこの衝撃は20年ぶりくらいだろう。

安部譲二の本もそういえば刑務所出所直後の本であり、角川春樹の『わが闘争』も同じく麻薬で2年半の懲役から戻ってきた直後の本である。

安部譲二の本は楽しく読める本で、この本とは異なるが、才能のある人が懲役の様な異常体験を経験した直後に出す本はとぎすまされた殺気の様なものがあるのかもしれない。

わが闘争 上―完訳 角川文庫 白 224-1


わが闘争』は勿論ヒトラーのマインカンプ"Mein kampf"が有名で、筆者は大学時代にヒトラーの大作は読んだ。

この角川春樹のわが闘争はヒトラーとは何の関係もないと思っていたが、ここで書いていてわかったのだが、ヒトラー本も角川文庫で出版されている。角川春樹は麻薬所持で逮捕されて、追放されるまで角川書店の社長だったので、角川文庫本を意識しているのかもしれない。

おれの魂はスサノオノミコトである』とか言いながら始まるので、なんか『おれ』とか書いていて変なオッサンだなと思ったが、読んでいくと引きつけられるものがある。

おれの魂はスサノオノミコトだが、刑務所生活で仏の慈悲に目覚めたという。刑務所で毎日『我慢我慢の辛抱は大きくて強くてあたたかい心の人をつくるよ』、『前へ前へ。どんなにつらくてとも悲しくとも、いつかきっと道は開けるよ。だから前へ前へ』とも唱えていたのだと。

UFO体験とか、おれの脳細胞は20%近く覚醒しているとか、強い精神エネルギーがあるおれは歩く神社だとか、なにかわけがわからないが、たしかにパワーを感じる。
父親の角川源義、姉の辺見じゅん、弟の角川ホールディング社長の角川歴彦、自殺した妹の真理、生母、義母、自分自身の五回結婚、五回離婚の話とか、言葉では簡単に言い尽くせない生い立ちと家系である。

父親の角川源義は國學院大學の理事だったが、角川書店のビジネスも大きく國學院卒業生に依存していたので、早稲田の文学部に受かっていたのに、父に國學院に入るよう言われて従った話とか、不良ではあるが、父親に認められようと父の愛に飢えていたことがよくわかる。



巨富を築く13の条件

ナポレオン・ヒルのThink and Grow Rich『巨富を築く13の条件』がおれを大きく変えた本であり、デール・カーネギーの『人を動かす』も影響を受けた本であると。



人を動かす 新装版


筆者もこの二書、特にカーネギーは常々読み返す本なので、こんな共通点がガーンとやられる衝撃を受ける基盤なのかもしれない。

仕事はカリスマプロデューサーであることは間違いない。いままで知らなかったが、角川書店が近代的なメディアミックスの有力グループとなって、本、文庫、翻訳、ベストセラーの映画化、テレビコマーシャルとつぎつぎに成功を収めたのは角川春樹の力に依るところが大きい。

ラブストーリー、いちご白書、ジャッカルの日などフォーサイス作品、人間の証明、八つ墓村、犬神家の一族等の横溝正史作品、文庫カバーのビジュアル化、セーラー服と機関銃等々。

生涯不良宣言というのもふるっている。『女と金は追いかければ追いかけるほど逃げる』というのが角川春樹の法則だと。

今は角川春樹事務所でベストカンパニーを目指している。組織が大きくなると一人ひとりのキャラクターが生きなくなる。中島みゆきの歌に『人は多くなるほど、物に見えてくる』という歌詞があるが、その通りだと。社員50名以下が良いのだと。

パワーを感じる強烈な本である。

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2005年06月11日

顧客という「資産」を最大化する法 企業の最大の資産は何?

第一章の題が「資産としての顧客満足」。著名なマーケティングの泰斗(たいと)のことばの引用から始まる。

『顧客は事業の土台であり、事業の存在を支えるものである。顧客のみが雇用を保証する。』…ドラッカー

『企業の最大の資産は顧客である』…コトラー

『新しく顧客を創造するときに要するコストは、既存顧客の維持に必要なコストの5倍はかかるとされている。』…鳥井道夫サントリー名誉会長

こんないわば当たり前のことが、必ずしも当たり前でないのが現実のビジネス。筆者も自分で反省するところが多い。

日産、ホンダ、アサヒビール、ポカリスエット等々の例を用いてわかりやすく説明している。

日産でゴーン氏がまず最初に手がけたことは、日産の企業風土を変えたこと。何をするにしても誰も結果に責任を取らない無責任主義を変え、セクショナリズムが生む『他責の文化』を変えたことだ。日産に来て一番驚いたこととして、ゴーン氏は『家が火事で燃えているのに、誰も何もしないで座っていることだ』と語っている。

筆者も高校時代サッカー部だったので、今でも思い出す「スポーツ中は水を飲むな」という昔の常識を科学的に変えた、ゲータレード(フロリダ州立大=アリゲーターズのスポーツ生理学の研究から生まれた)。その日本版のポカリスエット。一定基準以下は手数料がかかる東京三菱銀行の『メインバンク』等々、読みやすくわかりやすい本である。



顧客という「資産」を最大化する法―カスタマー・エクイティの創造

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2005年06月05日

ホリエモンの新資本主義 ライブドア入社試験?の3択クイズ

ライブドアの堀江社長は多作だが、なぜ多作かがわかる。彼はライブドアの広告塔に徹しているのだ。

フジテレビのバラエティ番組の出演を降ろされたからではないだろうが、クイズ番組の様な本だ。

最初に堀江社長の本を読んだとき、結構まともなのに驚いたことは以前書いた。このクイズ本もまともな答えが大半だが、随所にホリエモンらしい解答がある。

たぶん一番マスコミにたたかれるのはQ4の『夢を実現させるために最も必要なものは?』という質問で、答えが1.熱意、2.時間、3.お金のどれかだ。どれがホリエモンの解答なのかはおわかりだろう。

ホリエモンを好きな人と嫌悪する人とたぶん半々くらいではないかと思うが、ホリエモンらしい答えが随所にあるので、この本を読んでいると若くしてベンチャーの社長になっている他のいろいろな人まで、『同じ考えなんだろうな』と嫌いになってしまう人も出てくるかもしれない。

10年ほど前だろうか『新人類』と言う言葉がはやったときがあったが、たぶんホリエモンの年代が当時『新人類』と呼ばれた年代なのではないかという気がする。

いくつか引用してみよう。

Q1.大金持ちになるにはどうしたらよいか? 1.大金持ちと同じ仕事をする。2.大金持ちと反対のことをする。3.大金持ちが手を出さなかった仕事をする。

Q5.起業メンバーに一番必要なものは? 1.体力、 2.自信、 3.切迫感。

Q16.伸びる会社はどこが違うと思うか? 1.会社のシステム、2.社長、3.従業員。

Q50.資金不足。誰も融資してくれそうにないとき。 1.強引に会社をスタートさせる。2.ネットで出資者を捜す、3.脅迫して無理矢理融資を引き出す。

Q81.マスコミに頻繁に取り上げられる僕をどう思う? 1.知名度が上がるので良いこと、 2,悪口や風説を流されるので悪いこと、3.良い面も悪い面もある。

面白くて楽しめるし、為にもなり、『IT業界』の考え方がわかるので、ホリエモンを毛嫌いせずに、まずは本屋で立ち読みして目次といくつかの質問に目を通すことをおすすめする。




尚、上記の答えはQ1ー1、Q5−1,Q16−2,Q50−2(出会い系サイト=ライブドアの出資サイト「出資コム」で投資家に会え!と)、Q81−1である。

いかにもホリエモンらしいと思うでしょ。


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ホリエモンの新資本主義! お金持ち\三択ドリル  
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2005年06月04日

すぐに利益を急上昇させる21の方法 ブライアン・トレーシーの『ターボストラテジー』

ブライアントレーシーといえば『カエルを食べてしまえ!』が有名で、『カエル...』は最も困難と思えることを後回しにせず、思い切って取り組めという内容で、あたまにスッと入った。

カエルを食べてしまえ!

私は英語のテープで聞いたのですが、こちらもおすすめ。翻訳のかわいいカエルに比べて原著のカエルがリアルな点にご注目!


Eat That Frog: 21 Great Ways to Stop Procrastinating and Get More Done in Less Time


『ターボストラテジー』は会社が利益を向上させるための21のチェックリストを解説したもの。『カエル...』と異なり今ひとつあたまにスッと入らない。

前作がいわば右脳からの切り口だったが、今回はロジック中心の左脳からの切り口ということかもしれない。

出だしはいい。

アインシュタインはプリンストン大学で教鞭を執っていた時、前年出した同じ試験問題を翌年も出し、不審に思う助手に対し、『なに、解答が代わったのだよ。』と平然と答えたという。同様に変化する環境でビジネスも過去やってきたことの繰り返しでは今の環境では通用しなくなる。解答は変わるのだ

ある会社のオーナーが急逝し、奥さんが新しいオーナーとなった。奥さんは今まで育児と家事に専念し、ビジネスのことなどなにも知らないので、次の2つの質問をした。

『何がうまくいっているの?』『何がうまく行っていないの?』『うまくいっていなければ、方法を変えるか、やめましょう。』と。この単純な2つの質問が経営のカギなのだ。

うまくいっていなければ、フットボールのタイムアウトの様に、ビジネスでも時には立ち止まってあらためて周囲を見回すことが大切なのだ。解答はいつでも同じではないのだから。

以上は序章からの抜粋だが、他の21章は淡々としており、理解はできるのだが、印象に残る文があまりないのが残念。



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すぐに利益を急上昇させる21の方法
  
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