2006年01月30日

どんな仕事も2割増しでやりなさい あなたの『期待役割』と『成功の定義』は?

1月30日追記:

今、高学歴ノーリターンという本を読んでいる。非常に面白い本なので、近々あらすじをご紹介するが、巻末に2004年度の高額納税者番付が載っている。

その番付の45位に、この本の著者岩崎哲夫さんが載っている。納税額4億7千5百万円だ。ちなみに宇多田ヒカルは75位で3億7千万円だ。

納税者番付に載っていることなど、この本のどこにも書いていない。

すごい人だ。

ゴールドマンサックスやリーマンブラザースの日本社長なども名を連ねているが、岩崎さんはそれだけ市場価値がある経営者であるということだ。

追記して再掲する。

是非一読をおすすめする。



どんな仕事も2割増しでやりなさい―リーダーを目指すなら「最良の部下」になる


半導体・液晶製造装置メーカーのアプライド・マテリアルス・ジャパンの元社長で、韓国のサムスン電子社外取締役の岩崎哲夫さんのキャリアアップの心得。

最近のキャリアディベロプメントの考え方では、上司・部下ともに納得する個人評価の尺度として『期待役割』と『成功の定義』が重視されてきているが、それを簡潔にわかりやすく説明している。


特に第1章の「最良の部下が務まれば、社長業なんて訳がない」が値千金である。

1.教えがいのある部下になる

「リーダーになって、もう少し大きな仕事を任せてもらいたい」
あなたがそう考えているとしたら、意識すべきことがある。

それはまずあなた自身が上司にとって『最良の部下』になることだ。

『最良の部下』とはイエスマンではなく、こいつは将来性があるなと思わせることだ。

教えがいのある部下になれと。

いわれたこと、アドバイスを受けたことを、すぐそのまま実行する。そしてその結果や途中経過を報告する。

ゴルフもそうだと。

ものすごく上達する人は、プロやシングルの人のアドバイスを素直に実行し、なんどもその形を練習する。

ところがなかなかうまくなれない人は、話を聞いても最初は少し実行するけれど、すぐ我流に戻ってしまう。これでは人の話を聞いていないのと同じ事だと。

いわれたことを実行しない人、しかもすぐにやらない人、報告もしない人は、学びべたで期待されにくい。

目から鱗の指摘である。筆者も猛省しています。


2.上を目指すなら最良の部下になれ

「自分は人に使われるのには向かないが、リーダーの立場に立てばよい仕事ができる」と思っている人がいる。少し仕事ができる人にそう思うタイプが多い。

実際に、特化したある部分では、すでに上司より実力がある場合もある。彼らは自信家で、早く上へあがりたいと思うのは当然かもしれない。

しかし、そういう人が優れたリーダーになるのは難しいだろうと。

良き部下でなかった人は、なかなか良き上司にはなれないものだ。

リーダーに求められる条件の一つは、人間関係の機微がわかることだ。
部下をまとめながら一定の成果を上げるには、人間関係を調整する能力が必要なのだ。

その能力を磨く最初のトレーニングが様々なタイプの上司との人間関係維持なのだ。

最良の部下になるために、ときどき上司に次のことを確認することを勧めると。

「わたしに何を期待されていますか?」  これが『期待役割』だ。

「何をもって成功とされますか?」   これが『成功の定義』だ。

「なかなか認められない」という人がいるが、最良の部下は、上司の期待値を少なくとも2割以上は上回る必要があると。

なるほどと思う。


最近読んだサイバーエージェントグループ、CAキャピタル社長の西條晋一さんのブログの一節を思い出した。

1冊の手帳シリーズで有名なGMOグループの熊谷さんからの質問だ。成功(幸せ)の定義はなんですか?と。

西條さんも答えにつまってしまったそうだが、筆者もにわかには答えられなかった。

自分にも部下に対しても、この質問の答えは常に考えておく必要があることを痛感した次第である。


以下この第1章の見出しだけ紹介する。内容が推測できると思う。

3.「自分ならこうする」と考えておく

4.寝食を忘れるほど仕事に没頭する

5.リーダーとして、合格点をもらえる五つの条件
  説明能力、経営者視点能力、提案能力、企画・創造能力、部下育成能力の5つだ

6.価値観が違ってもアタマにこない秘訣

7.計画どおりいかないから『計画』がいる

8.『上司に恵まれない』は禁句  「それをいっちゃあ、おしまいよ」。

9.モノマネから入ってみるのもいい

10.どんな仕事も2割増しでやる


新将命さんの著書を思い出す

読んでいて『人材』を『人財』と呼ぶことなど、同じくジョンソンアンドジョンソンなどのいくつかの外資系企業の社長を歴任した新将命(あたらし まさみ)さんの本を思い出した。


成功する5つの習慣



成功する5つの習慣


この『成功する5つの習慣』はカーネギー、スティーブン・コビーなどの生き方教育の泰斗(たいと)のエッセンスを自らの体験に基づき、集大成したものだ。

読みやすく非常に感銘を受けたが、残念ながら絶版の様で、筆者はアマゾンのマーケットプレースで新古本を入手した。


さて岩崎哲夫さんのこの本の第1章以外の章もタイトルだけ紹介しておこう。

第2章 チャンスを必ずものにするために

第3章 夢をかなえられる人の共通点

第4章 転機の上手な生かし方

第5章 プラス思考とマイナス思考

第6章 必ず結果を出す考え方


詳しくは紹介しないが、転職や外資系企業での働き方も含めて、キャリアアップのヒントが満載である。

スラっと読めるので、まずは書店で手にとって、第1章の1、2だけでも目に通して頂きたい。なるほどと感じると思う。

参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー


  
Posted by yaori at 23:39Comments(0)TrackBack(1)

2006年01月29日

日米永久同盟 タイトルに惹かれて読んでみた

日米永久同盟 Eternal U.S.-Japan Alliance


在日米海軍司令部渉外報道専門官の長尾秀美さんの本。『起業バカ』などのベストセラーを多く出している光文社のペーパーバックスシリーズの一つだ。

「アメリカの属国でなにが悪い!」というキャッチが目を引く。

日米安全保障条約を様々な論点から分析する内容を予想していたが、1908年のアメリカ太平洋艦隊の日本寄港や1902年から1922年までの日英同盟に多くのページが割かれている。

知識として参考にはなったが、それにしても予想していた内容とは相当異なる。

結論も日米同盟の期間を100年にしろとか、棍棒外交(Big stick diplomacy)の実践として日米で『極東平和連合艦隊』をつくって、演習を実行するとかが提言である。

それがいやなら、いずれは中国の植民地になることを宿命として甘受するのだと。

エキセントリックな提言をするなら、もっと論拠を示して、多角的な情報から納得性のある議論をして欲しいものである。

そんなことを感じた。  
Posted by yaori at 14:16Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月27日

スチーム付きIH炊飯器 ずっとおいしく食べられ、お米の一粒も無駄になりません

1月27日追記:

先にご紹介した高温スチーム機能付きIHジャー炊飯器が大人気の様です。

ずっとおいしく食べられ、お米の一粒も無駄にならないことは既にご紹介済みですが、炊飯からかなり時間がたっても炊きたての状態のご飯を食べられます。

筆者が試した限りでは、いままでの記録は6時間程度ですが、たぶん12時間くらいでも炊きたての状態を保存しているのではないかと思います。

ひょっとすると1日とかも平気かもしれませんが、まだ試した事がありません。

1月中旬にヤマダ電機のネットショップで41,800円のポイント付きで買いましたが、この2週間程度で売値が上がり、ヤマダでも在庫がなくなっていました。

Amazonでは売り切れのようで、マーケットプレースの出品しかありませんでしたので、ビッダーズで検索して一番安かった次を、ご紹介しておきます。

家電でヒット商品が出ることはよくありますが、自分の買った商品がヒット商品になった経験は初めてです。

ちょっと高いですが、もし買い換えを検討されているのであれば、高温スチーム付きがおすすめです。



ナショナル new 5.5合炊き高温スチームIHジャー炊飯器 [SR-ST10-SH]【送料無料】

価格:41800円




今回は趣向を変えて、最近買ったIHジャー炊飯器の紹介です。

最近の炊飯器はIHが主流で、かまどで炊くのと同じ様にご飯が炊けるのが売り物です。

先日量販店に行って驚きましたが、値段も安いものは1万円前後から、最高8万円程度の製品まであります。

8万円の商品ですが、高温スチーム付きということで、店頭ではなにがメリットなのか、今ひとつ良くわかりませんでした。

ナショナルの上級IH炊飯器は、人気のアイテムはメーカー在庫切れの状態だそうで、次に生産されるタイミングで、全国の店に分配するので、手元に届くまでに2ー3週間かかるという話でした。

あまりにも時間がかかるので、ネットで価格比較サイトとか量販店サイトを検索し、結局、在庫がある某量販店のウェブショップで注文し、2日後に届きました。

スチーム機能はお釜の中に水蒸気を吹き込み、ご飯を常に炊き立ての状態で何時間でも保存できるというのが主なメリットですが、全くお米が釜にこびりつかないので、最後の一粒まで無駄にならないのです。

購入したのは最上級機種の一つ下の機種で、値段はポイント割引を引いて3万5千円程度でしたが、買い換えて良かったという満足感があります。

ちょっと高いですが、スチーム機能付きIH炊飯器。目から鱗のおすすめです。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー



  
Posted by yaori at 13:19Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月26日

いつも飲んでいるワインをご紹介

2006年1月27日追記:


以前ご紹介したワインがご紹介したショップでは売り切れになっていたので、他のお店を紹介します。

このお店の千円台のUSカベルネのトップにもレーティングされているようです。



これが筆者がいつも飲んでいるワインです。アメリがのワシントン州コロンビアバレーのワインです。



●コロンビア クレスト グランエステート カベルネ 2000【ヤナギヤ1000円台USカベルネ王座...

このワイナリーはコロンビアクレストとシャトーサンミッシェルという二つのブランドを持っていますが、アメリカンワイナリーオブザイヤーに選ばれました。

カリフォルニアワインは品質の割に価格は高く、今ひとつ好きになれませんが、ワシントン州のワインは日本では無名なので、ワールドクラスのテイストでありながら価格もリーズナブル。筆者の様に毎日グラス一杯飲む程度であれば十分です。

バキュビュー

毎日グラスワイン一杯程度しか飲まない筆者の必需品はこれ。ホテルなどプロも使っているものです。筆者が使っているものは若干形が違いますが、同様のものです。

  
Posted by yaori at 23:10Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月23日

『僕は死なない』 ホリエモンとライブドアはこれで終わるのか?

2006年1月23日追記:


ホリエモンが証券取引法違反疑惑で本日逮捕された。このブログではホリエモンの本を多く紹介してきたが(右のインデックスのホリエモンをクリックしてみてください)、一番今回の逮捕劇にぴったりなのは、たぶんこの本だろうと思うので、再掲する。

今回の逮捕、ライブドア株監理ポスト入りで、たぶんホリエモンはビジネスマンとしてはほとんど『死んだ』ことになるだろうが、はたしてこのままで終わるのか、それとも復活するのか。


小学生でも買えるライブドア株

ホリエモンが自著で書いていたように、「小学生でもライブドアの株が買える」様に株式分割を繰り返したおかげで、ライブドアの株主総数は22万人と言われている。

ホリエモンは「身に覚えがない」とか自身のブログで書いているが、もし側近にすべて罪をなすりつけられると思っているとしたら、幼児経営と言わざるを得ない。

もし粉飾決算がなされていたのであれば、結果責任を問われる経営者として、身に覚えがないなどという言い訳は許されない。

22万人をだまして、お金を巻き上げた事になるからだ。絶対に許されないことだ。


日本の経済界とライブドア自身への影響

日本の経済界にも大きな影響があるだろう

IT企業のみならず、すべての企業にインターナルコントロール(内部統制)強化が要求され、米国のエンロン事件並の影響が出るだろう。

一方ライブドアの事業としては、すべてがすべて影響ないとは言えないだろうが、たぶん致命的なダメージはないだろう。

問題は事業の収益力を実体以上に粉飾していたからで、事業が黒字であれば、利用者・顧客がついてくる限り会社の株価は下落しても事業自体は影響ないだろう。

たとえばこのブログもライブドアブログだ。ちょっと前にライブドアブログの利用者は115万人と言われていた。

ホリエモンが逮捕されたからといって、多くのユーザーが他のブログサービスに移るとは思えず、日本最大の利用者を持つライブドアブログには大きな影響はないだろう。


IT業界への影響

それにしても、もし一般の人からすべてのIT業界の会社が、ライブドアと同列と見られるとしたら、それこそ心外だろう。

たとえば楽天だ。楽天は加盟店の1社から個人情報漏洩事件が起きたとき、三木谷さん自身がセキュリティ本部長となり、非常に迅速に抜本的対策を打った。

まさに楽天のスローガンの一つである『スピード、スピード、スピード』を実践するすばやさだった。

三木谷さん自身が消費者相手のインターネットビジネスでなにが重要なのか、よくわかっている。

楽天の様な対応を多くの会社が取っており、特にYahoo!BBは一度個人情報漏洩事件(実際は恐喝事件なのだが)があったこともあり、監視ソフト、監視カメラ、セキュリティ対策等の個人情報保護体制はIT業界のトップと言われているほどだ。

たぶんそれが大多数のIT企業なのだろう。投資家もパニックが過ぎたら、インターナルコントロールも含めた企業価値を冷静に考えて欲しいものだ。


米国のミルケンは慈善事業家として復活

米国ではジャンクボンドの帝王と言われたマイケル・ミルケンが米国の証券取引法違反で、逮捕・収監された。(すみません。日本語のWikipediaでは載っていませんでした)

ミルケンは何十億ドルと稼いだが、それも罰金として徴収され、出獄した時はほとんど財産は失ったが、心を入れ替えて慈善事業家として見事に復活した

今回の事件の真相の解明が待たれるところだが、ライブドアの事業は継続され、ホリエモンも将来復権の機会はあるだろう。

もし報道されている通りだとしたら、法律を破り、ルールを守らないなど、もってのほかだ。違法な経営など経営とは言えない。

そんなホリエモンに第2幕があるかどうかわからないが、彼が若者に人気のあるキャラクターであることは間違いない。

ミルケンの様な日本社会にとっても良い復活劇になるかもしれないという期待を込めて、一応ホリエモンにはエールを送っておこう。




僕は死なない黒枠で囲まれたホリエモンの表紙が目をひく。

この本のあらすじを書くのは時間が掛かった。なんかまとまらない。なんども書き直した。なぜだろうと思っていたが、やっと気がついた。

この本は2部構成となっており、最初の部分のプロ野球参戦記は実はホリエモンにとっては、one of themのビジネスチャンスの一つであり、どうでもよいのだ。

ホリエモンの言いたいのはこの本の題にもなっている。『僕は死なない』という部分。

えらく逆説的で、挑戦的な発言ではあるが、ホリエモンは死ぬと決めつけるな。すべてに挑戦・チャレンジしろ!と言っているのだ。

彼の言葉によると『人間みんな死ぬんだって、みんな当たり前のこととして受け入れちゃってますよね。死なないかもって発想することすら思いつけないだよね。

でも僕は人間は死ななくなるって思っているし、金さえあれば、それは確実に実現できると思っているんです。』

たしかに米国では将来の医学の発達を期待して、死後自分の体を冷凍保存させている人がいると聞いている。同じ発想かもしれない。

あとがきでチャレンジし続けることを説く。『僕はずっとチャレンジし続けてきた。ずっと変わり者だった。しかし勝てば官軍とはよく言ったもので、常識は突然180度変わってしまうことが実は多い。』

『今一番言えることはチャレンジするには最適なタイミングだということ。今生きている人はこの瞬間にチャレンジしないと大損だといってもいいだろう。

まだ誰も気がついていない。僕が10年以上前にインターネットに出会ったときに酷似している。一生に一度あるかないかのこの変革の時期、自分が信じた道にかけてみよう!』

本当はこの本の最大のメッセージはここなのだ。野球はチャレンジの一例で、あくまで付け足し。

プロ野球参戦については、ホリエモンの言葉だと「一言でいえば『パンドラの箱を開けちゃった』ってことでしょう。

ナベツネさんの顔色をうかがい、巨人の意向に逆らわないっていうのが、これまでのプロ野球界の常識で、それを僕は『読売クラブ』って言っているんだけど、要は誰もが読売新聞という大マスコミにビビっている。けど僕ら別に何書かれても怖くないから。」

ライブドアは純粋に新規ビジネスとして野球参入を考えた、それに対してナベツネを筆頭とする日本プロ野球が、既得権にしがみつく護送船団の様に新参者を閉め出した。

近鉄以外でもいろいろな球団からの買収の誘いはそれまでも出ては消えしていた。

ライブドアは2004年4月に公募増資して358億円の資金調達ができたので、野球ビジネスを本格的に検討しはじめた。

目的は簡単で会社の露出拡大である。オリックスがいい例だ。

6月になってオリックスとの合併を発表した直後、楽天の小澤氏から近鉄に興味あるかとの話が寄せられ、買収交渉を発表した。

球場でもホリエモンは一躍ヒーローとしてファンに迎えられる。それでも合併交渉には影響ない。

昨年この辺から話がわからなくなってきた記憶がある。

ホリエモンが『大阪の未来を考える会』で、『まあ選手がストやるぐらいしか方法ないっすよね。ぶっちゃけ、そうですよね』という様な話をしたら、会場はシーンとなってしまったと。

ナベツネの『無礼なことをいうな。分をわきまえないといかんよ。たかが選手が。オーナーとね、対等に話する協約上の根拠は一つもない』発言が火に油を注いだ。

結局なんだかんだで選手会のスト、合併承認、新規球団候補選考、楽天対ライブドアの争い。楽天の勝利と話が進む。

三木谷氏は2004年8月の決算発表会で『プロ野球の球団は持たない』と発言しているそうだが、野球がらみのライブドアの知名度アップを見せつけられ、もはや座視できないとみずからも野球参入を表明する。

ライブドアは宮城県に目を付けて、事前の交渉もしていて宮城県営球場をフランチャイズとした案を作っていたが、楽天も結局同じ宮城県営球場で、ライブドアつぶしに出てくる。

ホリエモンは「三木谷さんってもともと慇懃無礼な人じゃないですか。

どうでもいいけど、僕に対しては『堀江君』呼ばわりだし。僕は三木谷さんに興味もないし、仙台なんていうことがなかったら、もっと早く僕の視界から消えてしまう人だったんです。」

「本業でも、Yahoo!は僕たちが目指す会社だけど、楽天はそういう相手じゃないんだし、最初から楽天をライバルなんて思っていない。我々の世界では、うちも含めて2位以下はクズですから。」と悔しさをぶつけている。

最近の楽天トラベルの手数料値上げに対抗して、ベストリザーブが手数料を値下げして、一挙にホテル組合を取り込もうとしているのも遺恨試合の延長戦か?

ライブドアと楽天の一騎打ちの新球団選考が始まる。無手勝流のライブドアに、抵抗勢力の日本プロ野球は元から拒否するつもりで、アダルトソフトの扱いなどをつっこみ始める。

実は楽天もライブドアも、『18歳以上入場不可』とかいうボタンをつくり、これを押しさえすれば認証を得たとして、その先に進めるのは同じなのだが、ライブドアについては必要以上につっこまれる。

他方楽天は、自分たちはエスタブリッシュメントの一員であるとして、奥田経団連会長、三井住銀行の西川頭取などビッグショットを並べた経営諮問委員会設立を発表。最初から楽天に決まるシナリオがほぼ決まっていたようだ。

第6章の『インターネットが権力を倒す日』では今回の騒ぎで結局一番の勝者となったライブドアホリエモンの言いたい放題。

いわく、『今のシステムは10年後には黙っていてもつぶれる』、『インターネットは、本質的に彼ら(=読売クラブ、エスタブリッシュメント)の社会システムを脅かす存在なんです』、『プロ野球も、競馬も、政治も、社会全体がたかりの構造なんですね』。

最後の資料編に近鉄に出した提案書、プロ野球参入の参加申込書、日本プロ野球組織からの61項目に上る詳細な質問状に対する回答書のコピーがつけられており、面白い。

近鉄への提案は2−1−1顧客データベースマーケティング、2−1−2インターネットメディア中継・情報配信、2−1−3選手ーファン・ファン同士の双方向コミュニケーション(ブログ活用)、2−1−4国内外成功事例の導入、2−1−5球団株式発行、2−1−6プレイヤーズ証券、2−1−7報酬体系の合理化・透明化を提案している。

これを受け取った近鉄はあまりに先進的で若者のノリなので、『なにこれ?』って感じで受け取っていたことは想像に難くない。

参考になれば次クリックお願いします


人気ブログバナー


  
Posted by yaori at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月22日

団塊の世代「黄金の十年」が始まる 団塊の応援団 堺屋太一の新刊

団塊の世代「黄金の十年」が始まる


今年の冬は記録的な寒さだ。亡くなる人も100人を越えたという。先日ガソリンスタンドに行ったら、東京でも『灯油売り切れ』の看板が出ていた。

学生時代に読んだ本を思い出した。

政府のオペレーションセンター(?)の日本全国の現状を示す巨大パネルに、死者を示す赤い点がどんどんともっていく。堺屋太一氏の1975年のデビュー作『油断!』の一節だ。

石油ショック直後の日本にとって衝撃的な本だった。

堺屋太一氏は通産省の現役課長だった。たしか当初は覆面作家ということでデビューしたはずだ。

それ以来堺屋太一氏は筆者の好きな著者の一人で、ほとんどのビジネス本/ビジネス小説は読んでいる。


油断!


翌1976年、堺屋太一氏は『団塊の世代』を出版。『団塊』という言葉をつくり、ベビーブーマー世代が日本経済の成長の原動力となることを予言した。


団塊の世代



その堺屋太一氏が今度は、自らが名付けた団塊世代がリタイアするこれからの10年が、日本の黄金の10年となることを予言する。

図やグラフが多く、まるで教科書の様だ。わかりやすく、いろいろな情報が頭にスッと入る。

堺屋太一氏の戦後日本分析の主な論点である『55年体制』とか、『日本式経営』とか、『知価革命』とかもおさらいしている。

堺屋氏は早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授にもなっているので、教科書としても使っているのかもしれない。

タイトルの通り、団塊世代の強烈な時代変革力を信じる本だ。

いくつか印象に残ったポイントを紹介しよう。


2007年問題

団塊の世代が大量に60歳定年を迎える来年以降は、『2007年問題』が起こると言われている。2007年問題とは:

「団塊の世代が定年を迎えて、年金生活に入るので、年金負担は急増する。

多くの熟練者が引退するので生産現場は人手不足で技能の継承は困難になり、都心のオフィスは空きが増える。

日本の生産力は低下し税収は減るのに、高齢者に対する年金・医療の負担は重くなり、国家財政が悪化し、将来の不安だけ残る」

という現象が起こることだ。

またその結果、「社会保険料はもちろん、消費税や所得税も大幅に引き上げ、なおかつ高齢者年金は引き下げざるを得ない」こととなる。

堺屋太一氏は、この2007年問題というのは官僚予測であり、団塊の世代についての官僚予測はことごとく間違っていた。今回の『団塊お荷物論』も間違いであると言う。


団塊世代は金持ち、知恵持ち、時間持ち

このブログでも『57歳のセカンドハローワーク』を紹介した時に、日米のベビーブーマーの違いや、2007年問題についても紹介した。

団塊世代は昔の60代=老人というイメージはあてはまらず、エネルギッシュで、パソコンも使え、現役のビジネスマンとしてもやっていけるということを、堺屋さんもこの本で力説している。

一千百万人の1947年から1951年生まれの団塊世代は、かつてないほど活気にあふれる60歳代となり、金持ち、知恵持ち、時間持ちとして、新しい高齢者市場を創りだし、日本経済の発展に貢献するのだ。

日本の世帯あたりの平均資産(住宅資産・金融資産合計)は次のように年代が上がる毎に上がる。(本書から引用。もとは総務省の平成11年の全国消費実態調査より)

30歳未満    1,036万円
30ー40歳   2,044万円
40−50歳   3,422万円
50−60歳   4,995万円
60−70歳   6,358万円
70歳以上    6,947万円

平成16年度にも同様の調査が実施されている。結果は一部発表されている。

団塊の世代の世帯当たりの平均資産は5千万円、60歳代以上の6−7,000万円には及ばないが、それでも30歳代の2千万円(金融資産は1千万円弱のマイナス)、40歳代の3,500万円に比べて大変な高額だ。

団塊が行くところ、常に巨大市場が出現する。

『下流社会』で一躍有名になった三浦展氏の『団塊世代を総括する』でも、団塊世代は起業して若者を雇えと提言している。

資産持ち、そして知恵と時間持ちの団塊の世代がまた時代を変えるのだ。

職縁から人縁・地縁へ。各地で商店街の復活の動きがある。

時間持ちの団塊世代は地域復活の原動力にもなりうる。このストーリーを書いたのが、このブログでも紹介した堺屋さんの『エキスペリエンツ7』だ。


団塊世代は年金兼業型低コスト労働力

2007年からは団塊の世代が定年を迎え、コストの安い『年金兼業型』の自由な労働力が出現し、日本経済の体質を根本的に変えることなる。

堺屋さんは経済企画庁長官の時に、『70歳まで働くことを選べる社会を!』ということを提唱した。

生産年齢とは昔も今も15歳から65歳となっているが、中学卒業で15歳で働く人はまれで、実体にあわない。

高学歴が定着し、知価社会化が進んだ今は現役世代の概念を引き上げ、22歳から70歳までに改めるべきであると。

60歳以上の世代が年金兼業型低コスト労働力となっている例として、堺屋さんはタクシー業界をあげる。

東京都のタクシー運転手の平均年齢はここ30年間で、32.4歳から55歳まで22歳も上がった。労働力の価格競争で高齢者が若者に競り勝ったのだ。

このタクシー業界の例を見るとちょっと複雑な心境となるが、少子高齢化の一つの打開策ではある。


江戸時代の知恵

堺屋さんは江戸の知恵を採用せよと。

権(権限)、位(階位)、禄(収入)をわけるのだ。

たとえば忠臣蔵では、朝廷から来る勅使の柳原前大納言をもてなす接待役に任命されたのが浅野内匠頭、接待指南役が吉良上野介だった。地位が一番高いのが柳原前大納言の従二位、次に吉良の従四位上、浅野は従五位。

ところが禄は柳原が220石、吉良が4,200石、浅野は53,000石で偉さと、収入が逆転していることがわかる。

同じく将棋の段位制も江戸の発明であると。年功で段位は上がるが、下がることはない。柔道も同じだ。

江戸時代は経済と人口が増えなかった中で、260年も泰平を保っただけに、すぐれた知恵があったのだ。

肩書きと収入をうまく使うことが、団塊世代の戦力化に重要である。


日本のアルゼンチン化

堺屋氏は、団塊世代の戦力化がうまくいかないと、日本の『アルゼンチン化』が始まるだろうと語る。

筆者は20代なかばにアルゼンチンで、会社の研修生として語学勉強と仕事をしていたので、ちょっと複雑な気持ちではあるが、堺屋さんの言うとおりだ。

アルゼンチンは20世紀初頭には世界でも有数の豊かな国だった。主にヨーロッパに穀物と牛肉を輸出して、特に第一次、第二次世界大戦中は終戦直前まで中立国として両陣営に食料を輸出して、大変裕福だった。

母を訪ねて三千里のマルコもイタリアのジェノバからアルゼンチンに出稼ぎに来ていた母を訪ねてくるのだが、今なら逆にアルゼンチンからヨーロッパに出稼ぎに行くことになるだろう。

日露戦争の日本海海戦で活躍した『日進』『春日』の両戦艦は、アルゼンチンがイタリアに発注していた戦艦を、当時の日英同盟の関係から、英国の口利きで日本に譲ったものだ。

またロンドン、パリに続き、世界で三番目に地下鉄ができたのがブエノスアイレスである。

筆者は賄い付きの下宿にいたが、下宿のおばさんは50年間、同じ電話番号を使っていると言っていた。

アルゼンチンの問題は、20世紀の前半がピークだったことだ。

地下鉄も100年近く新しい路線・駅が建設されず、日本の銀座線(日本で最初の地下鉄)で使われなくなった古い車両がアルゼンチンに輸出され使われていた。

また電話も20世紀初頭に各家庭までゆきわたっていたのだが、NECが1980年代初めに電話網を受注するまでは、電話がなかなか通じないので、秘書の仕事の一つは、つながるまで根気よくダイヤルを回すことだった。

ブエノスアイレスには電柱はなく、すべて電線は地下に埋没されていたが、雨が降ると電話線が濡れて、まず電話は通じなかった。

海底ケーブルや衛星通信で国際電話する方が、市内や長距離電話よりもよっぽどクリアーでよくつながった。

アルゼンチンの没落の原因は、古い産業(農業)での国際優位に安住し、生産性を高める努力を怠ったこと、首都ブエノスアイレスの一極集中を改めなかったこと、貧民を中心とした人気取りのため政策をころころ変える一方、特権階級は汚職・税金逃れで、ぬくぬくと優雅な生活を送っていたことなどだ。

日本も真剣に改革に取り組まないと、22世紀は「貧しい大阪から豊かな上海に出稼ぎに行く」ということになりかねないと。


最後に団塊世代への堺屋太一氏のアドバイス

本書の最後に『団塊』の名付け親の堺屋氏からのアドバイスが記されている。

1.好きなことをみつけて10年打ち込む
2.再就職に成功する方法
3.満足の尺度を変えよう
4.すべては「自分のため」に

300ページの本であるが、スラスラっと読める。読んで納得!の書であった。

参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー





  
Posted by yaori at 02:42Comments(2)TrackBack(0)

2006年01月21日

史上最短で、東証二部に上場する方法 元気が出るサクセスストーリー

史上最短で、東証二部に上場する方法。


2006年1月21日追記:

『野尻佳孝』あるいは、『明大中野』で検索されて、当ブログを訪問される方が急増しているので、テイクアンドギブニーズの野尻佳孝社長の本のあらすじを再掲する。

非常に面白い本なので、是非一読をおすすめする。



サイバーエージェントの藤田晋氏とか堀江貴文氏とかを何回か紹介してきたが、彼らの本の中でも紹介されているハウスウェディング業のテイクアンドギブ・ニーズ社社長の野尻佳孝氏の元気の出るサクセスストーリーである。

本の帯には野尻流『成功の方程式』と書いてあるが、野尻氏の成功の秘訣が自身の言葉で書いてあり面白い。

成功の秘訣を筆者なりに要約すると、次の3点である:
(1)『日本1の負けず嫌い』
(2)パラノイド(偏執狂)的行動力
(3)ビジネスモデル

インテル元社長のAndy Grobeの今や廃本となった"Only Paranoid Can Survive"を思い出す。ベンチャー企業が成功する確率は千三つかもしれないが、野尻氏と同じようなパラノイド的起業マインドと驚異的行動力を持てば、日本でもアメリカでも成功する確率はぐっと上がるだろう。

凄い行動力だ。


チーマー時代から明治大学ラグビー部まで

野尻氏は電気工事会社社長の次男として生まれた。芸能人がよく行く明大中野中学・高校に進学。同級生は貴乃花だ。

信じられない様な金持ちの友人の家に行き、成功=社長=起業を決意する。

中学時代はチーマー(繁華街の遊びグループ)のリーダーとして渋谷を夜な夜な闊歩して、パーティ券を売って月収100万円越えたこともある。

友人の喧嘩死を機に、チーマーをやめラグビーに集中し、明大中野高校で花園(全国高校ラグビー大会)に行く。

明治大学に進学して、『ラグビー部に入れば行きたい企業に行ける!』と考え、ラグビーを続けた。

明大ラグビー部の話が面白い。

4月1日の始業式に来た入部希望者は入部させないという掟があると。入部を許されるのは3月半ばに内々に声がかけられた人間のみが参加する新人合宿に参加した者のみ。

当時は部員が150名を越えており、10軍まであった。上級生には『はい』『いいえ』『あのちょっと』しか使ってはならない。『シボリ』というお仕置きがあり、『腕立てエンドレス』とか『グラウンド走エンドレス』とか要するに『しごき』である。

合宿所の話はなにか帝国陸軍の話の様だ。上級生が『おーい』と叫ぶと『はーい』と返事して全員10秒以内に駆けつけなければならない。全員そろっていないと即シボリだ。

渋谷でチーマーをやっていたので、先輩に合コンをアレンジしろと言われ、なおかつ夏の真っ盛りにランニング、短パンにスキーブーツ、スキーをかついだ格好で渋谷に来ることを命じられる。おまけに先輩に命じられ、その場で四つん這いとなる。

度重なる屈辱的かつ理不尽な仕打ちに耐えた結果、プライドは失せ、芸をやれと言われれば、物まねでもなんでも体を張って笑いを取ることができるようになった。良い意味でも悪い意味でも人間性が変わり、驚異的な忍耐力がついたのだと。

明治大学ラグビー部出身者はどこへいっても有数の稼ぎ頭になるという。さもあらんと。

こんな話、明治大学ラグビー部出身のスター松尾雄治氏の本にはなんにも書いてなかったが…。

勝つために何をすべきか―新日鉄釜石の「やる気」ラグビー


野尻氏は体は小さいが、誰よりも長く練習し、負けず嫌いの根性のタックルが武器だ。食事がまずい合宿所の食事も2人分食べ、無理矢理スタミナを維持し4年の時には1軍の試合にも出場した。


就職と独立

まずはラグビーのオフに広告代理店や新聞社のインターンシップに参加し、大企業の雰囲気を知る。

経営者を目指す者としては組織の一員として経験を積むことは必要であると考え、起業が目標だが3年間はサラリーマンとして働くとして、ベンチャー企業支援部(とラグビー部)のある住友海上に就職。

サラリーマン時代はおそらく『社内で一番不遜な社員』だったろうと言っているが、ベンチャー企業支援部という部署を最大限に活用し、3年間で200人以上のベンチャー企業経営者と知り合いになり、営業成績もトップクラスだった。

予定通り3年で退職準備を始め、自分の得意分野である『イベント企画』のビジネスモデルを考え、ブライダルビジネス業界を調査したところ、年間10兆円もの巨大市場ながら、大手企業は一社もないことがわかる。

それならば自分のイベント力を生かして、膠着したブライダル業界にブームをおこしてやろうと決意して、住友海上を退職する。狙ったビジネスモデルは外国映画で出てくるようなハウスウェディングだ。退職の日に好きだったたばこもやめ、サービス業に生きることを決意。

3ヶ月の期限付きでウェディングプロデュースの会社『プラン・ドウ・シー』でブライダル業界のノウハウを学ぶ。

明大中野の後輩中川氏を誘い、ブライダル会社でのアルバイトだった堀田氏も入れて起業メンバーとする。資金は住友海上時代に知り合った企業経営者数名に頼み込んで、一人最大500万円の出資金を集め、資本金2000万円の株式会社としてスタートする。

最初は渋谷の家賃2万円のウィークリーマンションの一坪ほどの一室をオフィスにして1998年10月に会社を立ち上げる。

家賃2万円、3人分の給料15万円(一人5万円)という極限のコスト削減の中から、『ゼクシイ』への広告料80万円を払い、広尾の『イル・ブッテロ』を使ってのハウスウェディング広告を出す。

その年のクリスマスまでに20件を成約、事務所も南青山の10畳ほどのワンルームに移る。

最初のウェディングは大成功、新郎新婦のご両親からも感謝される。『お客様にサプライズを』をモットーに料理の達人風のアレンジや、様々な趣向でお客に喜ばれるが、その反面直営店の必要性も浮上する。


非IT業界ゆえの苦闘

創業1年半の2000年3月に売上高4億3千万円、利益3、200万円を達成するが、『IT業界』でないとして、ベンチャーキャピタルから相手にされず悔しい思いをする

それならとベンチャー経営者から出資を募ろうと、名簿を使ってダイレクトメールを送るが不発。

日本ベンチャー協議会がサロン21というバーを運営していることを知り、なんとか知己を得ようと入り浸りシートゥーネットワークの稲井田社長、日商インターライフの天井社長の目にとまり、事業説明の機会を得る。

稲井田氏より必要資金全額出資の約束を取り付けるとともに、天井氏から『君は面白いヤツだなあ。よし他の社長さんたちに紹介してやろう』ということで、他の社長にも紹介して貰い5億円の増資に成功した。

この資金を活用して第1号の直営店の『アーカンジェル代官山』が2001年8月に完成、1,000人を招待しての大パーティを行う。

同時期に会社上場準備も進め、野尻氏は他の社員の誰よりも長時間働く様になったが、経営者としての業務に集中するうちに、社員との距離が生じるようになっていった。

利益目標をつくり、社員を叱咤激励し、『スパルタ経営』を押し進めて社員のストレスも最大限となっていた。

当時社員数80名で、幹部は明大中野出身者で固めていたが、他の社員にはわからない社長の孤独感を味わう。上場後すぐ創業時のパートナー2人も独立し退社する。

この時に親交ができたのがサイバーエージェントの藤田晋氏とライブドアの堀江貴文氏、タリーズジャパンの松田公太氏だ。


ナスダックジャパン上場から発展期へ

2001年12月にナスダックジャパン(現ヘラクレス)に上場する。創業してから3年2ヶ月のナスダックジャパンの上場最短記録だったが、調達できた資金はわずかに3億円で、IT業界との差を痛感する。

ブライダル業界が株式市場はもとより世間に認知されていないという反省の元に、積極的にIR活動を展開し、ブライダル業界全体の底上げと顧客満足度向上を目指す。

最近の不動産業界でははやりのようだが、SPC(特別目的会社)を利用してリスクを軽減する斬新な方法で、直営店を地方にも展開し2003年3月の決算では売上高53億円、経常利益5億円弱を達成。

様々な趣向と、冷凍物を一切使わない等、仕込みに約1週間かける妥協のない料理で、顧客満足度を上げる努力を行い、差別化を図る。

おちまさと氏の協力で、『映像革命を起こす』という合い言葉で映像をつかった『結婚前夜』、『エンドロールムービー』、『なりきり記者会見』、『ボイス招待状』、『ウェイトベア』など、作詞家の秋元康氏の協力で芸能人からのビデオメッセージ、アントニオ猪木からのメッセージ、会場での花火など様々な企画がテイクアンドギブ・ニーズの強みである。

2004年2月に東証第二部に上場。東証第一部上場を目標とする。

サプライズとカインドネスの精神がテイクアンドギブ・ニーズ社のキーワードである。

興味をそそられるブライダル事業モデル、会社である。

参考になれば右のアンケートと次クリックお願いします


人気ブログバナー



  
Posted by yaori at 10:37Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月18日

告白 曽我ひとみさんの夫 ジェンキンスさんの自伝 謙虚な人柄がわかります 

告白


拉致被害者曽我ひとみさんの夫のジェンキンスさんの自伝。

読みやすく、自分の脱走を決心した理由なども含め、隠すことなく真実を語ろうという姿勢と人柄に好感が持てる。

波瀾万丈の自伝で、是非一読をおすすめする。詳しく紹介すると興ざめなので、印象に残った部分だけ紹介する。

ちなみに日本テレビでテレビドラマにもなるということだ。


ジェンキンスさんの生い立ち

ジェンキンスさんはアメリカノースカロライナ州東部の人口1,000人あまりのリッチスクエアー出身。1940年生まれなので、65歳だ。

アメリカのYahoo! Mapでノースカロライナの付近の地図を見つけておいたので、興味のある人は見て頂きたい。

リッチスクエアーはRocky Mountから東に行ったところ。

ジェンキンスさん自身が、小さな貧しい町の貧しい家の出だと語っている。

ジェンキンスさんの父親は製氷工場の現場監督だったが、製氷用のアンモニアガスを吸い込んで亡くなった。ジェンキンスさんが11歳の時だ。

出生証明書がなかったため、本来なら17歳以上の州兵に15歳で入隊、その後陸軍の歩兵となり、韓国、西ドイツ、韓国に駐留し、軍曹に昇進した。


脱走して北朝鮮へ

二度目の韓国駐留の時に、ベトナムに派遣されることになり、生きては帰れないと思って1965年にパトロール中に非武装地帯を越え、北朝鮮に入った。

北朝鮮に行けば、ロシアに行けると思って脱走したのだが、それが人生最大の誤りだったと。アメリカの片田舎出身者には驚くほど世界情勢にうとい人がいるので、ジェンキンスさんがこの様に信じてしまったこともうなずける。

先に脱走していた一人から「あなたは片足を煮え湯の鍋に突っ込んでいたのかもしれないが、ここへ来たら火の中に飛び込んだのも同然だ。」と言われたと。

筆者の学生時代にベトナム戦争は終了したが、当時『ベ平連』(ベトナム平和連合)というのがあり、脱走米兵をかくまって逃がす活動などをしていた。


ベ平連と脱走米兵


このように本になっているほどで、当時は脱走兵というのは結構いたのだと思う。

ただジェンキンスさんの問題は、よりにもよって北朝鮮に逃げたことだ。


曽我ひとみさんとの結婚

北朝鮮にはその後40年間とどまることになるが、常に朝鮮労働党(『組織』と呼んでいた)の指導員が付き、監視の元に置かれる生活を送ることになる。

他の3人の脱走兵との共同生活が始まり、1972年前後からそれぞれが、騙して連れてこられたレバノン人、ルーマニア人、タイ人女性と結婚した。

ジェンキンスさんは、『組織』が白人の工作員を育成するために、脱走兵を結婚させたのではないかと考えている。

曽我さんと結婚することになったのも、韓国では米兵との混血児は珍しくないので、生まれた子供を韓国に潜入させる工作員とするためだったのではないか。

ジェンキンスさんは40歳になるまで、ずっと一人でいたが、1980年に曽我さんと出逢う。曽我さんと初めて会った時はこんな美しい女性をそれまで見たことがなく、知り合って40日で結婚式を挙げた。

曽我さんは1978年に19歳で拉致され、1977年に拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)と一緒に1年半生活し、横田めぐみさんより朝鮮語を教えて貰った。

曽我さんの朝鮮名はミン・ヘギョンと言っていたそうだが、横田めぐみさんが娘にキム・ヘギョンという名前を付けたのは、曽我さんの朝鮮名からではないか。

ジェンキンスさんは曽我さんとの間に2女をもうける。美花さんとブリンダさんだ。美花さんは北朝鮮のプロパガンダ教育のために、最後まで日本に行くことには難色をしめしていたそうだが、「日本に来て北朝鮮を離れたのは人生で最高の決断だった」と確信するようになった。


北朝鮮での生活

ジェンキンスさんは北朝鮮での生活についても詳しくふれている。北朝鮮の中でも『特権階級』であったはずだが、それでも食うや食わずの生活だった。とても日本では考えられない窮乏生活だ。

北朝鮮では冬が最悪だ。

毎年アパート4世帯分として20トンの石炭を配給されたが、自分で粘土と一緒にこねて安定して燃える燃料としなければならなかった。全身真っ黒となり、大変な重労働だった。

それでも暖房が効かないので、もし水の配管が凍結したりすると、それこそ最悪だった。

電気の供給もひどい。

1997年以前は夏のあいだは半日は電気が来ていて、冬は停電が多かったが、1997年以降は冬はほとんど停電、主要な祝日以外はまったくといっていいほど電気の供給はストップしていた。

水も不衛生で、沸かさないと飲めないが、ガスの配給が限られているので料理をすると風呂を沸かすガスが残らず、20年あまりの間で家で熱い風呂に入った回数は5本の指で足りる。

食料も配給(有償)だけでは足りず、自分たちでトウモロコシや野菜などをつくり、物々交換した。

昼食はいつもひとみさんと一緒にトウモロコシでつくった麺を食べていたので、もう
見るのも嫌だと。

娘さんの学校の給食も米を供出しなければならなかったが、持っていった米の半分はくすねられてしまった。

北朝鮮での最大の問題は盗難であり、軍も警察も全く当てにならない。生きるために彼らが盗むのだ。だからジェンキンスさんたちも交代でトウモロコシ畑を寝ずの番をしていた。

娘さんたちが通っていた外国語大学(付属高校)も、北朝鮮の政府幹部エリートの子女が行く学校だが、窃盗の温床だった。



曽我ひとみさん帰国

娘さんたちは外国語大学で工作員として教育され、やがては外国に送り込まれ、家族には消息不明となってしまうのだろう。そんなことを予感する毎日だったが、2002年9月17日に決定的な変化が起こる。

北朝鮮が小泉首相に渡した生存拉致被害者のリストに、曽我ひとみさんが含まれていたのだ。

曽我ひとみさんは日本政府の拉致被害者のリストに入っていなかった。母親のみよしさんと一緒に失踪したと思われていたのだ。

小泉首相が2002年に北朝鮮を訪問する際に、北朝鮮が生存拉致被害者の一人として発表したので、日本では寝耳に水だった。

筆者も覚えているが、手書きのハングルのメモがテレビで報道され、そのうち多くの人が死亡と書かれていたのだ。

それからは日本でも知られている展開だ。まずは曽我ひとみさんと他の拉致被害者合計5名が一時帰国し、北朝鮮に戻ることを拒否した。

北朝鮮では日本政府が曽我さんの帰朝を阻止していると伝えられていたので、曽我さんが日本に帰国してからは、ジェンキンスさんは落胆して酒浸りになっていた。

小泉首相の2度目の訪朝の際に、小泉首相がジェンキンスさんと会って、帰国を勧めるが、ジェンキンスさんは北朝鮮から誤った情報を伝えられていたので、小泉首相を激しく非難する。

そこで第三国で家族が会うことを小泉首相が提案し、インドネシアで再会し、その後一家で日本に来たのだ。


横田めぐみさんの消息

横田めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんは曽我さん達が帰国する際に、空港に見送りに来ていた。

ジェンキンスさんの推測では、キム・ヘギョンさんは陸軍のナンバープレートの車で来ていたので、横田めぐみさんは北朝鮮軍か工作員と結婚しているのではないか。

めぐみさんが海外で暮らしていることもありうるのではないか。

北朝鮮が北朝鮮人と結婚している日本人の帰国を認めるはずはないので、死亡したとされている拉致被害者の中には、北朝鮮人と結婚している人がいるのではないかと思うと。

もし横田めぐみさんの夫が現役の工作員だとすれば、北朝鮮はキム・ヘギョンさんをいわば人質として利用し、めぐみさんと夫が名乗り出ることができないようにしている可能性もある。


日本での永住を決意

日本で米国陸軍に復隊した後、軍法会議にかけられる。司法取引で脱走罪で25日間の禁固刑を終え、晴れて陸軍を除隊した。

今は曽我さんの故郷の佐渡で暮らしており、娘さん2人も日本に慣れ、新潟の大学に通っている。保育士になったり、音楽関係の仕事につきたいというのが娘さん達の願いだそうだ。

選択の自由がある社会で暮らしていることをありがたく思う。

カラオケではエルビス・プレスリーの歌が好きだそうだ。(ちなみに小泉首相もエルビスのファンらしい)

なにせ40年間も北朝鮮にいたので、財産は一切亡く、銀行口座も生まれて初めて日本でつくった様な状態だが、この本の出版契約がまとまったので、自費で故郷のノースカロライナに家族で行き、91歳の老母や親族とも再会を果たした。

日本の税金は一切使わずに行った。

現在は佐渡で畑仕事をしたり、英会話教室を手伝ったりしているが、免許を取り、普通の仕事につきたいと。ガソリンスタンドで働いても良いし、自動車修理や、大工仕事も得意だ。

もう65歳なのに、なんて素朴で謙虚な人なんだ!

重いストーリーではあるが、心が洗われる思いだ。一読をおすすめする。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー



  
Posted by yaori at 13:02Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月16日

図書館に行こう! その2 iTunesより便利?CDも無料で借りられます

2006年1月16日追記:


親類に聞いてみました:

図書館でCDやビデオを1週間借りて、いくら掛かりますか?

答えは無料です。あなたの税金で図書館は運営されているからです。

図書館でCDを無料で借りられることをご存じない方がおられるので、以前の記事を再度アップしておきます。

是非もよりの図書館でCDやビデオが借りられないかチェックしてみてください。




図書館には本や雑誌以外にCDやビデオも貸し出している。CDなどが借りられるのは大きな図書館に限定されるが、そのコレクションはすごい。

図書館によって所蔵しているCDの数は違うが、筆者が利用している東京都町田市立図書館はホームページで資料検索ができるので、一例としてこれをご紹介しよう。

町田市立図書館の資料検索画面からオーディオ・ビデオを選択して、たとえば『マドンナ』で検索してみると、なんと80点もの所蔵CD、LD(レーザーディスク)、VT(ビデオテープ)が出てくる。


図書館AV資料検索画面

マドンナでこれだけのCDを揃えているのは、レンタルCD店ではほとんどないだろうから、図書館は最大級の無料レンタルCD店とも言える。

iTunes Music Storeでも試しに『マドンナ』/Madonnaを検索してみたが、日本語サイトはなんとマドンナが登録されていない。

(2006年1月16日追記: マドンナは一つのアルバムだけiTunes Music Storeで売っています)

たまたまマドンナで検索しただけだが、急ごしらえでスタートした感は否めない。

図書館のCD書架スペースは限られており、町田市立図書館の場合、所蔵CDのたぶん3割程度のみが書架に置かれている。

書架にあるCDだけでも結構な数なので、書架から気に入ったCDを探し出すのは骨が折れる。

所蔵の残りの7割は図書館の巨大な書庫に保管されており、この書庫保管のCDやビデオが、ねらい目なのだ。

町田市立図書館の場合、CDは貸し出し予約はできないが、事前に図書館ホームページで検索して資料番号をメモしておき、書庫から取り寄せを頼むと5分程度で持ってきてくれる。

ほとんど問題なくお目当てのCDが、一人3枚まで1週間借りられる。

予約ができないので、新譜はまず借りられないため、図書館のみという訳にはいかないが、レンタルビデオ店に良く行く人やCDを頻繁に購入する人は、お近くのどの図書館がオーディオ・ビデオ資料の貸し出しをやっているかどうかチェックされることを是非おすすめする。

iTunes Music Storeより種類が多く、しかも無料ですよ!

参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー




  
Posted by yaori at 13:02Comments(1)TrackBack(0)

2006年01月09日

起業バカ2 今度はidiot entrepreneur 前作より数段パワーアップ

2006年1月9日追記:


サイバーエージェントのメルマガで起業バカ2の著者渡辺仁さんのインタビューが掲載されていたので、参考までに紹介しおきます。



起業バカ 2 やってみたら地獄だった! Idiot Entrepreneurs


渡辺仁さんのベストセラー;起業バカの続編。数段パワーアップされている。

前作の起業バカはこのブログでも紹介したが、、フランチャイズビジネス等で起業しようとする起業バカを食い物にする様々な具体例が紹介されており非常に参考になった。

前作も良かったが、この続編は取材力がさらにパワーアップされている。たぶん前作の成功で著者の渡辺仁さんは一躍有名となり、起業に関する様々な情報が渡辺さんに集まるので、うまい具合に転がりだしたのだと思う。

光文社のペーパーバックスシリーズは、キーワードに英語訳がついているのがスタイルで、今回の起業バカ2の英題は前作のnaive entrepreneurs(ナイーブ・アントレプルナー;世間知らず)からさらに進んでidiot entrepreneur(イディオット:idiotは本当のバカの意味)となっている。

渡辺さん自身はジャーナリストだが、自分で発刊したビジネス誌で起業に失敗した経験もあるので、傍観者ではない非常に実戦的な内容である。

読みやすく、ビジネスの現場における様々な誘惑やリスクの実体があきらかになる。起業を目指している人、漠然(ばくぜん)と起業を考えている人のみならず、ビジネスマン全般におすすめできる良書である。

非常にためになる本なので、あれもこれも紹介しようとして、ついついあらすじが長くなってしまうが、もちろん実際に本を読んだ方が良い。

ここでは特に印象に残ったポイントだけいくつか紹介する。


あなたはそんなに修羅場が見たいのか?

はじめにintroducutionとして、最初に来るのがこれだ。

この世に地獄があるとすれば、事業で失敗した責め苦こそ起業地獄と呼んでいいだろう。

ヒト、モノ、カネは成功への武器であるが、ひとたび流れが変われば身を滅ぼす凶器にもなる。それが起業の怖さであり、事業のむずかしさである。地獄への片道キップone way ticket to hellであると。

借金取りの連日連夜の取り立て電話におびえ、金策に苦しみ不眠症insomniaとなる、だまし、裏切り、ワナ、家庭ではカネをめぐって夫婦ゲンカが絶えず、子供からもバカにされ家庭崩壊、心身とも疲れ、ついマンションから飛び降りたくなる…。

テレビでさかんに宣伝していた通信ベンチャー平成電電が2万人から、500億円弱の投資金を集めて、突然倒産したのは記憶に新しい。世の中にはカモsuckerをだましてカネを巻き上げようと言うやからが一杯だ。

著者の渡辺仁さんも、起業家向け雑誌発刊で失敗し、妻からは離婚され、友人からは見放され、大借金を負い、自己破産直前で暖房のないアパートで震えながら書いた本が売れたのだと。


調剤薬局フランチャイズ 詐欺事件

前作で紹介されていた調剤薬局フランチャイズ詐欺事件のフランチャイズ名を今回は実名で紹介し、他社の調剤薬局をあたかも自社のチェーン店の様に案内した話とか、いい加減な需要予測による事業計画などの手口が紹介されている。

登場する被害者は大手ハウジング会社の猛烈サラリーマンferocious businessmanだった。

FC本部に強い不信感を持っていたが、自分ならもっとうまくやる自信があったので、話にのったのだ。7,000万円を注ぎ込んで、累損が2,500万円。FS(feasibility study事前採算性調査)不足と過信が失敗の原因のようだ。

OSA起業研究所というところがこのFC詐欺事件をコンパクトにまとめており、参考になるので、こちらも紹介しておく。

調剤薬局詐欺事件はこの本のいろいろなところで紹介されるが、最後に被害者の元猛烈サラリーマンが、ひそかに損失4,500万円のうち、2,700万円を回収していたという事実があとがきafterthoughtで紹介される。

被害にあったら素早く隠密裡に行動し、ワル知恵を総動員して自分の身を守れということだと。

この気概と度胸があなたにはあるだろうか?百戦錬磨の詐欺師やヤクザども相手にあなたは戦えるだろうか?と。

うーん考えさせられる。


パクられ地獄は底なし沼

パクリ屋に引っかかったのはスーパーやディスカウントストアに家電や雑貨を卸す商社経営者だ。彼はバイヤー、店長としての経験があるその道のプロ。売上高3億円、経常利益6000万円、従業員23名の会社だった。

うっかり儲け話に乗ってしまい、家電やブランド品をパクられ、1億3千万円の被害をうけ、マチキン(町金融業者)に手を出し、あえなく2億円の負債を抱えて倒産した。

パクリ屋は筋金入りdyed in the woolのだましのプロ。裏の裏まで段取りset-upをつけていると。

例えばこうだ:ヤツラは相手を納得させる舞台をきちっとつくっている。農協に太いパイプがあるというふれこみで、事務所に行くと、全国の農協のポスターや各地の業界新聞とかがわんさと置いてある。

ビルにはその会社の看板が出ており、自社ビルと思わせるが実はオーナーも不動産屋もだました偽装ビルだった。長くても半年程度で会社を閉めていくので、数百万円の補償金など捨てるつもりなのだ。

帝国データバンクなどの信用調査も限界がある

パクリ屋が使う会社は100%買った会社で、まずは小口の架空取引で100万円、200万円程度の手形、小切手決済を何度も繰り返し、完璧な決済履歴をつくる。調査会社や銀行がいくら調べても問題なく決済しているという履歴しか見あたらない。

代表者に面談しても、社長発言のウラはとれないので、発言を信用するしかないのだ。

信用調書を取っても『評価できない』というレーティング、銀行に聞いても『良くもなく悪くもなし』ということで、所詮プロのパクリ屋の悪知恵に対しては役立たない。

唯一の方法としては会社謄本の全部事項を取ることだと。

社名が変わって半年以内なら要注意だ。定款に書いてある内容と著しく違うものを扱っている会社とか、換金度の高い商品を欲しがるところとかも要注意だ。

パクリ屋は引き屋と買い屋がグルになり、コンサルや弁護士も巻き込み組織だっている。

支払いが滞ると怪しげな財務コンサルタントが現れ、代理交渉するが、これは時間稼ぎ。数週間して急にFAXが来てコンサル契約を解消したので、もはや何の関係もないと。あわててコンサルの事務所に行ってももぬけのカラ。

詐欺だと気づき、告訴を準備すると、顧問弁護士が現れ、和解交渉をする。弁護士は1件2,000万円とかで握っているので、和解金を500万円で押さえられれば残りの1,500万円が利益となるので、必死に和解に持ち込む。

すべてがグルなのだ。


鬼になれない男は会社をつぶす

敗者のみならず、勝ち組社長も一度や二度は生きるか死ぬかの地獄の体験を味わっている。地獄の責め苦をくぐらなければ一人前ではないのだ。

グッドウィルグループの折口雅博会長長はジュリアナ東京で名を売った後、仲間の裏切りで7,000万円の借金を抱え、トイチ地獄に突き落とされた。孫さん、三木谷さん、ホリエモンにはない地獄の体験が自分の武器であると語っている。


「プロ経営者」の条件


このブログでもインデックスの落合正美会長サイバーエージェントの藤田晋社長、を紹介しているが、彼らも借金地獄あるいは、株価暴落による針のむしろ地獄を経験している。

一度事業を立ち上げると終わりのないnever-ending battleが繰り広げられ、社長は24時間、365日利益を求めて走り続けるドッグレーサーである。日本電産の永守社長も同じことを言っている。この戦場で鬼になれない気の弱いヤツは即、地獄行きなのである。

セゾングループの創始者の堤清二氏が、NHKの番組でなぜセゾングループは崩壊したのかと聞かれ、ちょっと考えた末、「私が鬼になれなかったからだ。」と告白したという話は印象的だ。


社長になっちゃいけないヤツがなったから失敗する

ウィークリーマンションのツカサを立ち上げ一世を風靡したが、バブル崩壊で大失敗、億万長者から一転して1,000億円以上の負債を背負った川又三智彦(さちひこ)さんの話で締めくくる。

川又三智彦さんは自らの体験を元に1,000億円失ってという本の他、様々な本を出版し、最近では二極化ニッポンという本を出している。

川又三智彦さんのホームページもあるので、一度見て頂きたいが、天国と地獄をローラーコースターで往復しても不屈の起業家である。


1000億円失って―情報整理があなたの危機を救う!



二極化ニッポン―2007年、1億総中流社会は崩壊する


川又さんの話を最後に持ってきたのは理由があると。以下は本書から引用する著者の渡辺さんの起業バカ(naive entrepreneur/idiot entrepreneur)たちへの檄文(げきぶん)だ。

川又さんの話で最も感心したのは「社長になっちゃいけないヤツがなったから失敗する」という言葉だ。単純明快、目から鱗ではないか?

ハッキリ言おう、この本を手に取った多くの読者は「ちょっと起業でもしてみようかな」と思っているはずだ。だがそんなヤツらは間違いなく社長の資格qualificationはない。「社長になっちゃいけないヤツ」だ。だから、99%失敗する。その先には『大借金地獄』、『家族崩壊地獄』、『風俗地獄』などが待っている。

そもそも素質のある人間は、私の本を読む前に、とっくのとうに起業している。まずは実際にやっているのだ。私の本を読んでいる時間なんてない。その意味では、本書を読んでいるようなあなたに、起業の資格なんぞないと断言assertしてもいい。

さあ、私がここまで書いても、それでもあなたは起業するつもりだろうか?

それならそれでいい。私は前著でも書いたように、起業自体を否定するつもりはないからだ。むしろ、奨励したい。それが沈滞して閉塞感の強いこの国を元気にしていくからだ。

そして、起業するなら、最後に川又さんの言葉をもう一度思い出して欲しい。私からも同じ言葉をあなたに贈りたい。それはこうだ。

「人間は、歩いた分だけ視野が広がるんです」



著者の渡辺さんが告訴されている

前著刊行後、渡辺さんは本の中で取り上げた教育フランチャイズから出版差し止め請求を起こされたと。

結局、ほんの数カ所の文字の書き換えで内容は一切変えずに和解したのだが、この課程で面白い事実が浮かび上がってきた。

このフランチャイズは加盟者に準備金として5万円を渡していたのだが、この部分をどうしても削除して欲しいと言ってきた。それはこの部分が彼らの商売の肝だからだ。

彼らは主婦をターゲットにしているが、毎日一円でも安くスーパーで買い物する主婦にとって、5万円は大金だ。その大金をゲットして、つい気が大きくなって、あとは大船に乗った気分でカネをバンバン使ってしまうのだ。

そのフランチャイズにとって5万円ははした金だが、主婦を釣るには絶好のエサだったのである。

その後このフランチャイズから名誉毀損で訴えられている。しかしあえて今回も起業をめぐったスレスレのことを書いたつもりであると。

最後に「バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する」と、これだけは、忘れないで欲しいと。

今時めずらしい闘志あふれる起業予備軍の選手兼応援団長である。
一読の価値がある。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー


  
Posted by yaori at 10:36Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月07日

ハリアーハイブリッド 冬場は燃費は7−8KMに落ちます

ハリアーハイブリッド

ハリアーハイブリッドのユーザーとして燃費や補助金についてレポートしてきたが、今回は冬場の燃費についてレポートする。

ハリヤーのカタログ上の燃費(17.8KM)と実際の燃費(市街地8−9KM、高速11KM以上)との差については以前レポートしたが、冬場になって燃費はかなり落ちる。

だぶん暖房のためにエンジンが動くのだろうが、通常はエンジンが動かないアイドリングの時や始動の時でもエンジンが動く。

車内があたたまるとアイドリングの状態ではエンジン停止となるが、今年の冬は東京でも例年になく寒いため、10分程度はガソリン車と同じ状態になる。

筆者の住んでいるアップダウンのある市街地では実燃費7ー8KM前後という感じだ。

暖房を切るわけにもいかず、やむをえないところか。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー




  
Posted by yaori at 11:36Comments(2)TrackBack(0)

2006年01月03日

97敗、黒字。 楽天イーグルスの1年 野球本にあらず ビジネス書です

97敗、黒字。―楽天イーグルスの一年


楽天イーグルスの2005年の球団経営レポート。

著者の神田憲行氏はノンフィクションライターで、野球関係の著作はない様だが、高校野球の取材を10年以上続けているとのこと。

この本は楽天イーグルスの2005年の戦績を載せているが、野球の本ではない。


登場する楽天イーグルスの選手

この本で紹介されている選手は次の通りである:

平石洋介外野手
藤崎紘範投手
金田政彦投手
根市寛貴投手
坂克彦内野手
岩隈久志投手
一場靖弘投手

このうち、どのくらい名前をご存じだろうか?Who?と言いたいところだろう。

実は根市投手と坂野手は1軍登録はなかった選手だ。

これを見てもわかるとおり、楽天イーグルスのプレイヤーの中から、スターを選んで紹介しているわけではなく、球団ビジネスのレポートとのサイドストーリーとして選手を紹介している。

それにしてもこの本の巻末の全選手の成績を見てうなってしまう。

なんと投手では岩隈のみが規定投球回数(136回)を越えており、野手では磯部、山崎、吉岡の3人だけが規定打席(421打席)を越えているのだ。

いくら寄せ集めのベテランと、近鉄の2軍で結成したチームとはいえ、こんなとっかえひっかえで使われていては、やっているプレイヤーもやる気にならないだろう。どんな戦略を持って球団誕生1年めを戦おうとしていたのか、さっぱりわからない。

ちなみに日本プロ野球機構のホームページに、2005年のプロ野球選手の記録が載っているので興味のある人はチェックして頂きたい。

他球団はもっと打線のオーダーが固定されて、当然レギュラークラスは規定数を超えている。

楽天球団のキーパーソン

楽天球団のキーパーソンで紹介されているのは次の通りだ。彼らがこの本の主役である。

島田亨(とおる)球団社長(40歳)

人材派遣業のインテリジェンスをUSENの宇野さんとともに創業した後、投資家としてセミリタイアの生活をしていたところ、起業家仲間としてのつきあいだった三木谷社長より請われて楽天球団の社長となった。

就任のいきさつや、楽天球団経営については日経BPのレポートに紹介されているので、詳しくはそちらを参照して頂きたいが、「消去法で、短期間に組織と事業を立ち上げた経験があって、フリーで引っ張りやすい三木谷氏の友人を考えたら自分しかいなかった」ということだと就任の理由を語る。

楽天の経営が初年度黒字を達成したことは、島田社長の経営手腕によるところが大きい。

楽天球団では島田社長の方針で、社長以下職員全員が球場に行くときは、軍手持参を義務づけられている。球場のゴミをいつでも拾うためであると。まずは心がけが違うのである。

米田純球団代表(41歳)

西武百貨店出身で、営業企画や販売促進などのマーケティングを担当。40歳前に楽天に転職して、顧客管理を担当する部長だった。

楽天球団では社長の下で、GMのマーティ・キーナート(開幕1ヶ月で解任)と球団代表の米田氏が並列である。

米田氏は、他のチームではルーズに管理されているタクシー券の全廃とか、食べない選手もいるのに全員にバイキング形式で食事を用意する試合後の夕食の食事券化など、当たり前のビジネス感覚で球団のコスト削減にも成果を上げた。


小澤隆生楽天球団取締役事業本部長(33歳)

自分でネットオークションの会社を起業したが、楽天と合併したので、楽天のオークションを担当する執行役員となる。

楽天球団設立後は球団の金儲け全般を担当する事業本部長に就任し、グッズ販売、チケット販売、放映権販売を担当する。

いわば楽天ブランドの総責任者だ。

南壮一郎ファン・エンターテイメント部長(29歳)

カナダとアメリカで学び、アメリカの大学を卒業後、帰国して外資系証券会社でM&Aなどを担当。その後独立してスポーツマネージメント会社を起業。

楽天球団設立のニュースを聞いて、三木谷社長に直接談判して楽天球団社員第1号となった熱血漢。

海外経験が長いので、プロスポーツにおけるエンターテイメント性を重要視し、様々なイベントを催す。

「サッカーの試合を見ればわかるとおり、応援は観客がスタジアムに足を運んでくれる一番のキラーコンテンツである」と。

堀江隆治球場長(37歳)

ファーストフード出身者で、ここだけのオリジナルな弁当などを考案した。

石井哲也楽天球団営業本部法人営業部員(33歳)

フルキャスト宮城スタジアムの看板を中心に、ドブ板営業で広告営業を担当。初年度で計画の18億円を上回る22億円以上を売上、楽天球団の黒字化に貢献した。

平野岳史フルキャスト社長

ネーミングライトを年2億円X3年間で購入した東証1部上場の人材派遣業フルキャストの社長。

三木谷社長のゴルフ仲間だが、楽天がプロ野球参入を表明したときから、ネーミングライトの購入を申し入れていたと。

「人材派遣業で知名度をあげることは絶対必要で、ネーミングライト購入のモトは既にとれた」と。


楽天黒字化の理由

この本の主題である楽天球団黒字化の理由については三木谷オーナーが語っている。一つはスタジアムの経営権を持っていることで、スタジアムを中心に、広告、飲食、グッズなどで収益をあげている。

しかしたとえスタジアムの経営権がなくとも、スタジアムオーナーとのタフネゴシエーションで、黒字化はできる自信があると。

「すべてのビジネスにおいて、経営者の手腕は非常に大事で、結局はリーダーなのだと思う」と三木谷さんは語っている。

たぶん三木谷さんの発言が結論だと思うが、数字を見てみよう。

2005年度楽天イーグルスの戦績 : 38勝97敗1引き分け
主催試合での観客動員数      : 97万人
総売上                  : 64億4千万円

売上の内訳(内はシーズン前の計画)
入場料収入               : 22億円(21億円)
スポンサー広告収入         : 22億円(18億円)
テレビ放映権              :  8億円(12億円)
スタジアム収入(飲食、貸し料)   :  6億円
グッズその他の収入         :  6億円(4億円)

収支                   :  5千万円の黒字
 
注:1億円以下は四捨五入

上記収入を見ると10億円の赤字を見込んだ初年度計画とあまり違いがないので、選手補強にカネをケチってコストを削減して黒字を達成した様にも見えるかもしれないが、実際には放映権を除くすべての収入を計画以上に上げたことが大きい。

たとえば入場料収入は観客一人あたりに直すと2,338円/人となり、実はパリーグの他の人気球団の倍近いと。

スタジアムが狭く、収容人数が2万人と限られているだけに、無料チケットなどをチャリティなどに限り、計画を達成したのだ。

地方球場のスタジアムという限られたスペースの広告を、計画以上に販売できた営業力や、グッズ直販で収益を最大化していることも黒字化の要因だ。

球団全体の人件費の低さも初年度黒字化の理由の大きな要因である。

ちなみに楽天球団で最も年俸が高い岩隈が1億8千万円、磯部が1億3千万円で、この2人のみが1億円プレーヤーである。1億円プレーヤーがごろごろいる他球団とは大違いだ。


田尾監督解任と楽天球団の2006年

フレッシュな球団にフレッシュな監督というイメージを狙った人選だったが、コーチ経験のない田尾監督に、設備も揃わず、寄せ集めの選手ばかりの新球団の采配を任せる事自体がマネージメントの誤りだったと。

開幕戦こそ楽天はロッテに勝利したが、開幕2試合めでは渡辺俊介にやられ0−26で負けた。

この時に監督の采配にフロントが疑問を感じ、その後のホークスとの3連戦3連敗で疑問が確信に変わっていったと

8月末には田尾監督が現状の分析と来季の展望を田尾レポートとして提出するが、球団フロントの考えを変えるに至らず、結局シーズン終了前に解任となった。

2005年は田尾監督の他にベイスターズの牛島監督がコーチ経験のない監督として就任した。

2004年の中日の落合監督もコーチ経験がなかったが、落合監督の成功で指導者経験のない監督でもイメージ先行で起用する傾向があり、田尾監督や牛島監督が実現した。

しかし本ブログでも紹介した落合監督の書いた『超野球学』や『コーチング』を読めば、理論と指導力は抜群なことがよくわかる。

落合監督は2,000本安打以上打っているが(2,371本)名球会の会員ではない。プロ野球のなかよしサークル入りを拒否しているだけなのだ。


近々『野村ノート』のあらすじを紹介するが、今シーズンから楽天の指揮を執る野村監督は、全然目の付け所が違うことがよくわかる。

さすがプロは違うなと感心する。

野村監督になっても、「補強は青天井」(三木谷オーナー談)と言っている割には、大した補強をしない楽天が、勝率5割以上達成できるのかどうかわからないが、少なくとも規定打席に達した野手が3人しかいないという様な結果にはならないだろう。

収容人数2万人の宮城スタジアムでは、スタジアムを大幅拡張しないと入場料収入アップも見込めないので、オリックスみたいに清原、中村、ローズを獲得という様な芸当はできないのかもしれないが、昨年のような戦力ではいかに野村監督とはいっても、どうしようもないだろう。

楽天の知名度を飛躍的に上げ、球団経営も黒字化し、楽天球団の島田社長の経営手腕はわかった。

しかしこのまま行っても、負け続けても応援し続けるタイガースファンの様なファンが仙台に生まれるのか、そんなに物事は簡単ではないだろう。

縮小策でコストを削減して黒字は達成できたので、今年は補強で多少コストアップしても、それを上回る入場料収入アップを達成して黒字を達成する拡大方策を考えるべきだろう。

それが本当の球団経営のプロの手腕だろう。

2006年の野村楽天を期待して見守りたい。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします


人気ブログバナー




  
Posted by yaori at 22:09Comments(0)TrackBack(1)

2006年01月01日

2006年念頭挨拶 ブログを訪問して頂いてありがとうございます

このブログもおかげさまで、この1月で1周年を迎え、一番アクセスが多かった2005年10月は、なんと5,000人以上のユニークユーザーに訪問して頂ける様な規模となりました。

このブログは様々な本を紹介していますが、本を売ることが目的のコマーシャルなブログではありません。

図書館を利用するメリットを、重ねてご紹介していることからもわかるとおり、読者のみなさまの『時短読書』にお役に立てれば幸いと思って運営しています。

現代人が読書にあてる時間は年々減少してきており、出版業界は構造不況業種といわれています。

そんななかで新聞の書評や、表紙の帯の宣伝文句、あるいはカバーのデザインとかに惹かれて本を買い、内容の乏しさに落胆することは、ただでさえ少なくなっている読書時間を浪費するものです。

だからもっと効率的な本の読み方として、筆者は『時短読書』を是非おすすめします。

『時短読書』というのは、筆者のあらすじブログの様なあらすじをまず読んで、それから気に入った本だけ買って、あるいは図書館で借りて読むということです。


じつはあらすじというのはプロのライターにも難しいものだそうです。

『あらすじで読む…の名著』というシリーズが売れていますが、内容にばらつきがあり、全然頭にスッと入らないあらすじも、なかにはあることがおわかりになると思います。

筆者もできるだけ、『あたまにスッと入る』ようなわかりやすいあらすじを書く様に今年も努力しますので、ひきつづきお時間があればこのブログの訪問をお願い致します。


atamanusutto主人敬白
  
Posted by yaori at 14:00Comments(0)TrackBack(0)