2007年01月06日

旅の極意 人生の極意 添乗員・大前研一の夢の旅行ガイド

旅の極意、人生の極意


大前研一が選んだ15のプレミアムツアーガイド。

正月休みに読むには最適の夢のツアーガイドだ。

大前さんは世界60カ国を訪問したと書いているが、筆者も商社に長年勤めていたので、国数から言うとたぶん同じくらいの国は訪問している。

だが、なにせもっぱら出張で訪問したので、この本に紹介されているリゾートもほとんど知らないところばかりだ。

コンサルタント業界では世界のトップリゾートで会議を開くことが普通だが、大前さんもマッキンゼーの役得で訪問したリゾートや、人に教えてもらったリゾートなど、15カ所のリゾートを紹介している。

筆者も近くまでは行ったことがあるというところが、いくつかあるが、中でも残念なのはベネチアだ。

筆者はベネチアのあるベネト州に行ったことがあるが、訪問したのは空港からベネチアと反対方向に行ったガリレオも住んでいた大学町パドバで、それも鉄鋼メーカーの工場を訪問したものだ。

工場訪問が終わったら、ベネチアに行くのではなく、イタリア人工場長の運転するBMWで時速200キロ出して、今度は北イタリアのコモ湖の近くのもう一つの工場に訪問したという出張だった。

北イタリアはきれいな避暑地で楽しめたが、それにしてもベネチアに行くのと同じ空港に行って、ベネチアに行けなかったのは残念と言うほかない。

あれやこれやで、多くの国を訪問している筆者でも、この本で紹介されている15カ所のリゾートで、行ったことがあるのはイグアスの滝一カ所というお寒い結果だった。

だからこそこの本が夢のリゾート紹介本に思える。


観光ガイドが大前さんの原点

大前さんは学生時代にクラリネットの名器を買うために、観光ガイドの資格を取って、添乗員のアルバイトに精を出し、念願の14万円のクラリネットを購入した。

当時の大卒の月給が1万5千円程度の時に、チップも入れて一ヶ月で20万円も稼いだときがあったという。

FENを聞いて英語を学び、日本の地理や歴史も勉強し、通訳案内業の資格を史上最年少で取得して学生時代にバリバリ儲けたのだ。

その時にアテンドした観光客は2,000人にものぼり、いまだにその息子や娘夫婦とはつきあいが続いている。後々の大前さんのキャリアーに役だつ人脈ができたという。

大前さんがガイドをしていた頃は昭和37年から42年頃までで、当初は新幹線はなく、どこに行っても和式トイレばかりで、マイペースな外国人を連れて目的地への到達時間を念頭に置き、逆算しながら行動していたので、いきおい用意周到になったという。

コンサルタント大前研一の原点は添乗員時代にあると言っても良いと。

英語力のみならず、統率力、対人関係、合理的な時間の使い方、プレゼンテーション、顧客管理というビジネスの手法までが身に付いたという。

とっておきのリゾート

大前さんがこの本で紹介しているリゾートは次の通りだ:

1.南フランス コートダジュール アンティーブ 白亜の殿堂ホテル
2.アマルフィ海岸 南イタリア ナポリ近郊 ナポリを見て死ね
3.ホテルダニエリ ベネチア 美術品のような内装
4.ポンタヴェン&モン・サン・ミッシェル ノルマンディ 牡蠣と景勝地
5.シリアライン フィンランド バルト海のクルーズ 白夜のクルーズ
6.ドバイ 超近代的金持ちリゾート
7.アマンプリ タイ プーケット 地上の楽園 40部屋に600人の従業員
8.カサ・デ・カンポ ドミニカ 極上の巨大パラダイス
9.コナ・ヴィレッジ・リゾート ハワイ島 なにもしないことが最高の贅沢
10.パラオ ダイバーのパラダイス
11.ノース・ストラッドブローク島 ゴールドコースト 4WDで疾走
12.ウィスラー カナダ 言わずとしれたスキーヤーの天国
13.グレンイーグルス スコットランド ゴルフ苦行がしたいならここ
14.イグアスの滝 アルゼンチン、ブラジル国境 世界一のスケール
15.プラハ チェコ 文化と歴史の宝庫中欧

詳しくは本を読んでのお楽しみということで、それぞれひとことだけ紹介を書くのにとどめておく。

どこのリゾートでも超一流ホテルとおすすめレストラン、普通の旅行ガイドなどには載っていない楽しみ方を、大前さん自身の経験から紹介している。

カリブ海などは日本から直接行くよりもアメリカでオプションツアーを買ったら良いとか、親身になってのアドバイスは、さすが元添乗員だけある。

気軽に読めて、読んだだけでリッチな気分になれる。おすすめの本である。


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Posted by yaori at 01:24Comments(0)TrackBack(0)