2005年06月26日

儲かる会社はこんなことをやっているんだ! 事例が多く刺激になる船井総研社長の本


図解へえ、儲かる会社はこんなことをやっているんだ!―ここに気づくかどうか!?
船井総研社長の小山政彦氏の本。事例が多く、刺激になる。小山氏の実家は倒産したことがあり、小山氏自身も36歳で失業した。悔しさ、『発憤』は成功の大きなバネになる。

船井総研ではトップコンサルタントに1,780万円の冬のボーナスを払った。多く稼いで会社に利益をもたらした人には報酬で報い、稼ぎはそれほどでもないが、別の面で会社に利益をもたらせる人には役職で報いる。徳川家康ではないが、『功には禄を、能には職を』である。

船井総研の採用では最初に社長が面接する。いわゆる80:20のパレートの法則で、トップ20%の人材は5〜6社の内定は普通なので、もし自社が第一志望でなければ、それを覆すことができるのは社長だけである。また逸材の流失を防ぐのも重要である。

創業者でもサラリーマントップでも成功者に共通しているのは、『使命感』である。大成する人は強烈な使命感を感じさせると。信念で1億円企業はできても、そこに使命感が加わらなければ100億円企業にはならない。筆者も見習わなければならない最大の課題である。

頭のいい人はこの情報を聞いてほくそえむ』の例で、アマゾンが年間2,000件の住宅販売もやっているというのには驚く。顧客情報の活用=リコメンドの最先端である。

ユニット戦略として、つんく♂のモーニング娘の小ユニット細胞分裂をあげている。たとえば矢口真里は身長が低いことなどで、自分は女っぽくないというコンプレックスを持っていた。つんく♂はこれを逆手に取り、メルヘンチックな衣装で小さくてかわいらしい雰囲気のミニモニを結成し、大成功した。

すべての人に売ろうとするな!』ではいくつかの例が紹介されているが、ソムリエの田崎真也さんが経営しているフランス料理店も面白い。

ここは料理がコースで3,800円と安く設定され、おまけに300種ものワインも料理と同じ3,800円で提供している。これは筆者のコメントだが、フランス(ヨーロッパ?)で一般的にいわれている、料理と同じ価格のワインを選べという原則を日本でも実践して人気を集めているようだ。

船井総研のトップコンサルタントの話もふるっている。彼が採用面接に出ると、まず学生に『何でもいいから質問のある人は質問してください』と切り出す。学生が次々と質問してくると、彼は『どうしてその質問をしたのか教えてください』と切り返す。これによりどのように考えるかを面接で見るのだ。

トップは決断業、社員は答え出し業』。『社員の提案は最低4案はだせ』なるほど、筆者も仕事の進め方で反省することしきりである。

『とにかく3年間必死にやればなんでもできる。人生の師を見つけてとにかくコピーせよ』、『なんでもいいから他人と違う1番をつくれ。得意なこと、やりたいことから始めよ』で締めくくっている。

スッと読め、大変参考になる本であった。

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Posted by yaori at 00:00│Comments(0)TrackBack(2) ビジネス | 船井総研

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