2006年02月12日

博士の愛した数式 珠玉の作品とはこういうもののことを言うのだろう

博士の愛した数式


筆者はほとんど小説は読まず、ビジネス書が中心だが、筆者の家内は小説ばかり読んでいる。

読んでいる本も週に3−4冊のペースで、筆者とほぼ同じペースだ。

その家内が読んでいた小説を読んでみた。

さすがに100万部を売り、映画にもなった作品だけある。

交通事故の後遺症で80分しか記憶が持たない元大学教授の数学者、そこに派遣された家政婦、その10歳の息子他が繰り広げる人生ドラマ。

博士との会話は常に数字や数式が出てきて、美しい数字、数式も出てくる。

筆者は大学受験までは猛烈に数学を勉強したが、大学に入学してからは、教養学部でも数学を取らなかったので、数学とは全く縁がなかった。

ひさびさに数学が出てくる本を読んだが、数学の奥深い、いわば哲学的な楽しみが感じられて、すがすがしい読後感だった。

数式が見事に小道具になっている。

21世紀になってやっと証明されたフェルマーの最終定理とか、オイラーの公式とかが妙に魅力的だ。

オイラーの公式とは"eiπ + 1 = 0"(eのi, π剰足す1はゼロ)というもので、物語の重要な部分を占めているが、『人類の至宝』とも呼ばれているものだそうだ。

野球やベースボールカードの話とかもストーリーに味わいを与えている。

一気に読めて、心があらわれるストーリーだ。たぶんこういう作品を珠玉の作品と呼ぶのだと思う。

間違いなくおすすめです。


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Posted by yaori at 02:55│Comments(1)TrackBack(0) 小説 

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この記事へのコメント
http://jump.sagasu.in/goto/bloog-ranking/で記事が紹介されていたので、見に来ちゃいました。(^^)また見にきまーす。
Posted by HOLIZON at 2006年02月12日 03:43