2007年09月15日

白い人 遠藤周作の芥川賞受賞作

白い人 黄色い人 (講談社文芸文庫)
白い人 黄色い人 (講談社文芸文庫)


オーディオブックで遠藤周作の実質デビュー作白い人を読んだ(聞いた)。

戦後すぐの芥川賞受賞作品だ。

ドイツ軍占領中のフランス リオンでの物語である。

遠藤周作自身が戦後すぐに1950年から1953年にフランスに留学しており、フランスから帰国して1955年に発表した作品だ。

小説のあらすじは詳しく紹介しないが、カトリック教徒の遠藤周作が書いたということで、背徳的な内容が話題になった作品だ。

ちなみにこの年後期の芥川賞受賞作は石原慎太郎太陽の季節だ。

遠藤周作のデビュー作など、本ではなかなか読もうという気にならないが、オーディオブックなら通勤の行き帰りに聞けるので、気軽に読める(聞ける)。

オーディオブックの活用を是非おすすめする。



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Posted by yaori at 00:50│Comments(0)TrackBack(0) 小説 | オーディオブック

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