一時の勢いはなくなったが、今でも話題に上るセカンドライフ。
日本語にも対応してきたので、利用者も増えているようだ。
取り扱いが難しいと言われているので、セカンドライフを楽しむサイトもマグスルとか、セカンドライフの歩き方とか何種類かある。
セカンドライフがどういうものか知るのには、「やさしいセカンドライフ入門」がおすすめだ。
やさしいセカンドライフ入門
セカンドライフのユーザー登録から専用ビューアーのダウンロード、アバターの調整法まで、スクリーンショット入りで、わかりやすく解説している。
セカンドライフではベーシックアカウントなら無料、土地が所有できるプレミアムアカウントなら月9.95ドル、3ヶ月か1年分まとめて払うと割引がある。
セカンドライフでビジネス展開を考えるなら、「ウェブ仮想社会『セカンドライフ』」が入門書としてはわかりやすい。
ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸 (アスキー新書 8)
著者の浅枝大志さんは、セカンドライフ参入支援サービスの(株)メルティングドッツの社長で24歳だ。
浅枝さんはセカンドラフは「現実に近い体験」が得られるバーチャルの本質を具体化したサービスだと語っている。
セカンドライフでは性別、年齢、人種、血縁など制約のすべてをリセットして、新たな生を得ることができる。その意味で本当の自分と出会えるのだという。
この2冊を読んでみたが、筆者はアバターにハマッたことがないこともあり、今ひとつセカンドライフを試す気にならなかった。
やはり世代の違いかもしれないが、筆者が興味を感じるのはゲームまでで、自分でアバターをつくって楽しもうという気にならないのだ。
余談になるが、時間があれば、やりたいと思っているのは大前研一さんが訳したダニエル・ピンク氏のハイコンセプトで紹介されていたAMERICA'S ARMYだ。
1年前で760万人が参加といわれていたので、今は1,000万人程度が参加しているのではないかと思う。
高度なオンラインシューティングゲームなのだと思うが、アメリカ陸軍がリクルート・広報の一環として提供しているものなので、興味がある。
ともあれ、日本でもセカンドライフを試してみる人は増えているので、どんなものか知るためには参考になる2冊だと思う。
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