2008年04月14日

加圧トレーニングの理論と実践 加圧トレーニングをもっと知ろう!

2008年4月14日追記:

明日(4月15日)夜11:00からのNHKの「爆笑問題のニッポンの教養」に石井東大教授が出演する

今回紹介している「加圧トレーニング」を含めてトレーニングにまつわるいろいろな話が紹介されるので、是非ご覧頂きたい。

加圧トレーニングの理論と実践


加圧トレーニングを様々な角度から研究した論文集。

加圧トレーニングの発明者の佐藤さんと、筆者の後輩の東大の石井直方教授の他に、日本加圧トレーニング学会と、佐藤さんの加圧トレーニング本部関係者が主体となって、研究論文を寄せている。

このブログでも紹介したとおり、タレントの水道橋博士が加圧トレーニングを多くの芸能人などに勧めており、急速に愛好者が広まっている

英語でもKAATSUと呼ばれており、ウィキペディア英語版に簡単な記述がある様に海外でも広がりつつある。

専門的な論文ばかりなので、内容をフルに理解できるわけではないが、加圧トレーニングの最大の特徴である成長ホルモンが大量に分泌されることが、心臓・循環器や整形外科、うつ・認知症にいたるまで様々なプラスの効果を生んでいることがわかる。

筆者が加圧トレーニングについて石井教授から聞いたのは1995年だが、当時は半信半疑だった。

現在は筆者もここ5年くらい加圧トレーニングを週1〜2回、腕立てと腹筋を週1回、1〜2キロの水泳を週1回、2−3キロのジョッギングを週1回行っている。

加圧トレーニングをすると成長ホルモンが大量に分泌されるので若さを保つ効果もあるということなので、年齢にしては白髪が少ないと言われるのはトレーニングのせいかもしれないと感じている最近である。


加圧トレーニングの基本

加圧トレーニングの発明者の佐藤義昭さんが、トレーニングの基本を説明している。それによると:

1.負荷 : 1回できる最大重量(1RM=Repetition Maximum)の30%程度

2.回数 : 1セット目 25〜30回、2セット目 10回、3セット目 4〜5回、4セット目 限界

3.セット数: 3〜4セット

4.セット間のインターバル: 脚は30秒、腕は15秒

5.トレーニング頻度: 週1〜3回


前腕(握力)のトレーニング
 
この本を読んで参考になったのは、K−1 HEROSファイターの大山峻護選手の例で、週1〜2回、40分ほどのトレーニングを3ヶ月続けて、上腕囲が2センチ前後、前腕囲も1〜2センチアップしたという。

最も注目すべきは握力が30〜40%アップしたことだ。

格闘家にしては握力が弱かったので、握力強化も加圧トレーニングの目的だったそうだが、ハンドグリップによるトレーニングで3ヶ月で握力が30〜40%も向上するとは驚きだ。

近々紹介するが、石井直方東大教授の「筋肉まるわかり大事典」に、前腕は持久性が高い筋肉なので、リストカールなら30〜40回やらなければならないと書いてある。

“筋肉博士”石井直方の筋肉まるわかり大事典―筋肉のヒミツ、トレーニングの極意、栄養&食事法まで (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (420))


筆者も加圧してリストカールをやっているが、あまり効果が見られないのは回数が不足していたためかもしれない。

また筆者は上腕と前腕をセットにしたサーキットトレーニングをしているが、どうやらハンドグリップとリストカールで前腕だけのトレーニングに変更した方がよさそうだ。

握力はゴルフでもテニスでも運動の基本なので、筆者は50KGのハンドグリップを使っており、実は自宅に握力計も持っている。今後1セットの反復回数を増やして握力を鍛えようと思う。

握力計







日本製 元祖!!エバニュー・ハンドグリップ強度約50kg日本製 元祖!!エバニュー・ハンドグリップ強度約50kg



成長ホルモンの効果

加圧トレーニングの効果として、大量の成長ホルモンの分泌が指摘されているが、この本では次の分野で効果が報告されている。

1.骨強度向上

2.心臓リハビリテーション

3.メタボリリックシンドローム (加圧トレーニング+ジョッギング等の有酸素運動)

4.慢性心不全

5.閉塞性動脈硬化症

6.整形外科的疾患(骨折、ヘルニアなど)

7.免疫疾患(リウマチ、がん)

8.うつ・認知症 「脳内革命」で一世を風靡した春山茂雄氏が論文を書いている。

脳内革命〈2〉―この実践方法が脳と体を生き生きさせる


9.寝たきり

10.健康・体力づくり

11.宇宙への応用


国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士は、無重力空間のなかで体力を維持するために週6日、1日2時間半トレッドミルや抵抗運動器などでトレーニングをするという。

この運動時間を加圧で短縮できれば、宇宙飛行士の生産性も上がり、経費も削減できるということで加圧トレーニングの採用が検討されている。


このように広い分野に効果が認められる加圧トレーニングだが、やはり負荷が軽く筋肉を痛めることがないという点が、アスリートのみならず高齢者から病人まで適用できることにつながっているのだと思う。

加圧トレーニングを体験したことがない人は、是非体験されることをおすすめする。

方法は2つある。

自分でトレーニングスケジュールを組み立てられる上級者には、フェニックス社の加圧専用トレーニングウェアのカーツを購入することをおすすめする。

最初に自分に合った最適な圧力を専門家に測定して貰う必要があるので、フェニックスのウェアを販売している専門店やデパート、ゴルフショップを訪問して欲しい。

トレーニング初心者の人には、佐藤さんの加圧トレーニング本部のホームページに全国のトレーニングができる施設が紹介されているので、こちらで体験されることをおすすめする。


加圧トレーニングは筋肉の高地トレーニングの様なものだ。

水道橋博士自分の著書2冊で加圧トレーニングの驚くべき効果を報告しているので、是非ためして頂きたい。


参考になれば次クリックと右のアンケートお願いします。


人気ブログバナー




Posted by yaori at 12:21│Comments(0)TrackBack(0)スポーツ | 石井直方

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/yaori/51022010