2008年04月16日

ドラゴン桜 No-nonsenseな東大受験指南書

ドラゴン桜 (3) (モーニングKC (948))


長男の東大の入学式に行ってきた。

東大入学式














残るは次男なので、東大に入る勉強法を紹介したマンガ「ドラゴン桜」を読んでみた。

以前阿部寛主演のテレビドラマでやっていたので、数回は見たことがある。当時はマンガだからとバカにしていたが、一度読んでみようと思いたったのだ。

たまたま図書館で借りたのは、「ドラゴン桜 3」だったが、このマンガは役に立つと思う。


数学勉強法

筆者も受験勉強をくぐり抜けてきたが、やはり最も差が付くのは数学だ。

そして受験数学の力を付けるには、問題を多くこなしてパターンを覚え込むしかない。

ドラゴン桜では、「柳式問題解答同時プリント」を紹介している。

数学問題と答えの両方のプリントを用意して、3分以内に頭の中で「解き初め」をイメージし、3分後に答えを見て、「解き初め」が合っていれば次の問題へ。ダメなら答えを読む。

計算など解くのに時間が掛かる部分はすっ飛ばしてどんどん問題の数をこなすのだ。

文章題では何を「X」と置くかが重要で、図形の問題では補助線を引くだけで答えに大きく近づく。

こういった「解き初め」=スタートイメージを覚え込む。滝に打たれるように大量の問題を浴びろという。

筆者が受験した約三十数年前の試験では、タンジェントα=Xと置いて解く面積の問題が出た。こんなタンジェントα=Xと置くなどという発想は、問題の数をこなさないと絶対に出てこない。

問題のシャワーを1時間。そして計算力と解答の書き方を覚えるために、計算問題を30分、解答を書く練習を1時間、毎日やるのだという。

筆者自身は、高校1年生の時に「数学1000題(?)」という様なタイトルの問題集を買ってコツコツ解いていったが、基本的に同じ考えだ。しかも筆者のやり方より効率はドラゴン桜の方が上ではないかと思う。


英語勉強法

マンガではビートルズを歌いながら、エアロビクスで英語をリズムで覚えるやり方や、いちいち辞書を引かずに、推断する手法などが紹介されている。

ボキャブラリーは毎日10語単語を覚えるのではなく、毎日70語アバウトで良いから覚えろと言う。

そしてその日覚えた新しい単語を10個使って英語で日記を書くのだと。

この新しい単語を使って作文する練習も大変語学力をつけるのに役立つ。

筆者は会社に入って3年目にアルゼンチンに語学研修生として2年間行っており、仕事をする傍らスペイン語を勉強した。

賄い付きの下宿に住み、同宿人はアルゼンチン人ばかり3人という理想的な環境で、最初の1年はベルリッツスクールに2時間毎日行っていた。ここまでは普通の研修生と同じだ。

普通は半年でかなりスペイン語ができるようになり、1年も経つとほぼ完璧にできるようになるので勉強をやめてしまう研修生が多いのだが、筆者は2年目はブエノスアイレスのカトリック系大学の講師を先生として個人教授をみっちり受けた。

このときの勉強法が毎回予習としてノーベル賞作家ガルシア・マルケスなどの短編小説を読んで、そのあらすじをスペイン語で書き、新しく覚えた単語を使って作文してくるというものだった。

悪い時 他9篇


この勉強法のおかげでスペイン語能力は飛躍的に伸び、帰国後の社内検定試験で1級という最高ランクを獲得できた。

ちなみにこのあらすじブログで「頭にスッと入りわかりやすい」あらすじにこだわるのも、このスペイン語のトレーニングの影響によるものだ。

ドラゴン桜は英語で日記を書くという方法だが、新しい単語を使って作文するトレーニングは英語力を向上させること間違いないと思う。


東大新聞の「受験生特集号」

東大新聞の「受験生特集号」には東大入試についての様々な役に立つ情報や、出題者の意図、先輩の体験談などが紹介されており、参考になると紹介している。

ここまでくると単にマンガという表現手段を使っているだけで、立派な東大受験指南書である。


今回読んだのは「ドラゴン桜3」だけだが、たぶん他の巻でも役に立つ東大受験法が紹介されているのだと思う。

東大入学者の出身高校の数は、多分日本で最も多い方だと思う。日本全国のちょっとした高校なら東大入学者を毎年、あるいは数年に一回出している。

この実績が示すとおり、誰でも努力すれば東大に入れるというのは正しいと思う。

当初の筆者のリアクションの様にマンガとバカにせず、マジで東大受験を目指す人にすすめたい本である。


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Posted by yaori at 00:11│Comments(0)TrackBack(0)マンガ | 教育論

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