2008年08月26日

ビューティフルマインド 天才数学者と妻の物語

ビューティフル・マインド


2001年にアカデミー賞では作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞した作品。

ノーベル経済学賞を受賞した総合失調症の天才数学者ジョン・ナッシュの生涯を描いた映画。

Wikipediaでは実在のジョン・ナッシュの写真も載っているので、是非Wikipediaの記事も見て欲しい。講演でのスナップだと思うが、髪がやや乱れており、ちょっと尋常ではない印象を受ける写真が載っている。

総合失調症とは、映画では実在しないルームメートやルームメートの姪、政府のスパイなどが、あたかも話しかけているような幻覚に悩まされ、現実と幻想との区別が付かなくなる精神病として描かれている。

図書館でビデオを借りて見た。

公開された当時には見なかったが、あらためて見ると良い映画だ。

ジョン・ナッシュを演じたラッセル・クロウも名演技だし、奥さんのアリシア・ナッシュを演じたジェニファー・コネリーはアカデミー賞、ゴールデングローブ賞両方の助演女優賞を受賞した。

ジェニファー・コネリーが登場する最初の出会いは、ジョン・ナッシュの数学の講義だが、デミ・ムーアかと思った。



ちなみにコネリーという名字は日本語で書くとショーン・コネリーと同じなので、間違われやすいが、ショーン・コネリーはConneryで、ジェニファー・コネリーはConnellyである。

Jennifer Connelly















冷戦の時に数学者が米国政府の暗号解読にかり出された時代の話から始まる。

現実と幻想が入り交じり、映画を見ている方も混乱するが、総合失調症に悩みながらも、偉大な数学上の発見が、経済の諸分野で生かされ、それによって晩年ノーベル経済学賞を受賞する実在の数学者と妻の感動の物語である。

レインマンと若干かぶる部分もあるが、レインマンよりはシリアスである。

レインマン (ベストヒット・セレクション)


夏休みの映画鑑賞にはおすすめの作品だと思う。

もよりの図書館で、この映画のようなビデオやDVDが借りられないか是非一度チェックしてみて欲しい。

「図書館に行こう!」番外編でした。


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Posted by yaori at 10:34│Comments(0)TrackBack(0) 図書館に行こう! | 映画

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