
著者:水野敬也
販売元:飛鳥新社
発売日:2007-08-11
おすすめ度:

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以前このブログで、「ウケる技術」を紹介した水野敬也さんの近著。
2007年8月の発売だが、筆者が手にした本は2008年11月5日付の39刷だ。
表紙のインドの神ガネーシャのイラストが面白く、ガネーシャがどぎつい大阪弁でしゃべりまくるという荒唐無稽な筋書きながら、自己啓発のために役に立つ内容を含んでいるので良く売れている様だ。
ガネーシャはヒンドゥー教のゾウの姿をした手が4本ある神で、障害を取り除き、富をもたらすと言われている。

この本では、突然現れたガネーシャが、「僕」のアパートの押入に住みついて、1日1善ならぬ、1日1回「ガネーシャの課題」として教えをたれるというストーリーだ。
教えは全部で29あり、毎日実践するものだが、主なものを紹介すると次のようなものだ。
*靴をみがく
*コンビニでお釣りを募金する
*トイレ掃除をする
*その日頑張れた自分をホメる
*1日何かをやめてみる
*毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
*自分が一番得意なことを人に聞く
*自分の苦手なことを人に聞く
*運が良いと口に出して言う
*身近にいる一番大事な人を喜ばせる
*誰か一人のいいところを見つけてホメる
*人の長所を盗む
*人気店に入り、人気の理由を観察する
*やらずに後悔していることを今日から始める
*毎日、感謝する
このように書くとベタに見えるが、ニュートン、ロックフェラー、松下幸之助、本田宗一郎など、多くの偉人の言葉をガネーシャの教えということで、関西弁で語らせており、わかりやすい。
前作「ウケる技術」同様、筆者には今ひとつ波長が合わない感じだが、この様なくだけたプレゼンテーションもアリかもしれない。
それがよく売れている理由なのだろう。
簡単に読め、そこそこ参考になる。
まずは立ち読みをおすすめする。
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