2009年09月27日

ハングル入門 ハングルが読めると世界が違う

2009年9月27日再掲:

先週家族でソウルに3泊4日で旅行した。朝9時の羽田発の飛行機で行き、帰りは夜9時の金浦発の便だったので、4日間ゆっくりできた。

出発の前日に高信太郎の「マンガハングル入門」を読み返し、行きの飛行機の中でも読み直したので、記憶を呼び起こして大体ハングルを読めた。

まんが ハングル入門―笑っておぼえる韓国語 (カッパ・ビジネス)まんが ハングル入門―笑っておぼえる韓国語 (カッパ・ビジネス)
著者:高 信太郎
販売元:光文社
発売日:1995-07
おすすめ度:4.5
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ハングルが読めるようになったのはよかったのだが、会話が問題だった。

高信太郎や蓮池薫さんの本に漢字+ハムニダ(たとえば感謝とか失礼+英語の"do
"に当たるハムニダ)を使うことが紹介されているが、たしかに簡便な会話法として役立つが、これだけでは会話は成り立たない。相手の言うことを理解できないからだ。

今回一番困ったのが電子マネーを使って地下鉄に乗ろうとした時だ。

韓国にはT-Moneyという電子マネーがあり、ソウルではSeoul City Passという地下鉄、バス、タクシーすべてに使える電子マネーICカードがある。

T-Money










地下鉄の駅でSeoul City Passの販売機があったので、3,000ウォンで買って地下鉄に乗ろうとしたら、改札口を通れず立ち往生してしまった。

改札口に係員はおらず、インターフォンで聞くしかないので、困っていたところを日本語のできる人に助けて貰って、やっと事情がわかった。

3,000ウォン(約230円)は電子マネーカードの発券手数料だけで、発券されたカードのバリューはゼロなので、別のチャージ機でバリューをチャージしなければならないのだ。

事情がわかったので、チャージ機でチャージして地下鉄に乗れたが、片道電子マネー切符の発券手数料は500ウォンでリファンドされるので、Seoul City Passの発券手数料も500ウォンで残りの2,500ウォンがバリューだと思い込んでいた。

チャージ機には英語、日本語の音声案内があるが、Seoul City Passの券売機は韓国語のみで、カード自体は箱に入ってクーポンブックや説明書が付いてくるが、解説が韓国語のみで、英語も日本語もないので、さっぱりわからなかった。

せめてSeoul City Passの券売機も日英対応にするか、もっと観光客が使いやすいように最初から往復運賃程度のバリューがチャージされたカードを発券して欲しいものだ。

ロンドンの地下鉄のオイスターカードはあらかじめチャージされたカードが簡単に券売機で購入でき、現金で買うよりも安く便利で使いやすいので、是非Seoul City Passも観光客が使いやすいように改善して欲しいものだ。

Oyster card





結局この地下鉄のT-Moneyの件では、家族からひんしゅくを買う結果となった。やはりちょっと本を読んだくらいで、ラクして語学を覚えようという姿勢に問題があったといわざるを得ない。

しかしハングルが読めると世界が違う。たとえばホテルの近くの老舗の菓子屋に入ったら、アイスクリームの冷蔵庫にハングルで「モナカアイスクリム」と書いてあったのにはびっくりした。

最中は韓国語でも「モナカ」なのだ。

漢字の読み方が多数あり、難しい漢字の読み方がクイズにまでなっている日本語とは異なり、韓国語の漢字の読み方は一通りしかないので、覚えやすい。

また日本語とかなり近い漢字の読み方も多いので、ハングルが読めれば意味も推測できる。たとえば路(みち)は「ロ」だし、鉄橋は「テッキョ」だ。

ハングルが読めれば韓国に旅行したときに世界が違う。是非高信太郎の「マンガハングル入門」か、蓮池薫さんの「蓮池流韓国語入門」で勉強して欲しい。

半日でハングルが読めるようになるので、是非試して欲しい。

尚、蓮池薫さんの「半島へ、ふたたび」がベストセラーとなっている。近々読んでこのあらすじも紹介する。

半島へ、ふたたび半島へ、ふたたび
著者:蓮池 薫
販売元:新潮社
発売日:2009-06
おすすめ度:4.5
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2008年12月27日初掲:

蓮池流韓国語入門 (文春新書)蓮池流韓国語入門 (文春新書)
著者:蓮池 薫
販売元:文藝春秋
発売日:2008-10-21
おすすめ度:4.0
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拉致被害者で、現在は翻訳家、新潟産業大学講師の蓮池薫さんの韓国語入門本を読んでみた。

2008年10月20日発売の新刊書だ。

日本語と韓国語は語順が同じなので、同じ発想で話せるという。蓮池さんは時々自分が韓国語を話しているのか、日本語を話しているのかわからなくなることがあるほどだという。

その他にも共通点が多い。たとえば省略である。日本語では主語や言葉尻を省くことがよくあるが、韓国語も同じだ。日本語の「この、その、あの」も英語や中国語ではthisとthatしかないが、韓国語も3通りある。

儒教の国だけに父母や祖父母に対しては絶対尊敬語がある。他人に対しても身内をへりくだった言い方はしない。

このブログで紹介した蓮池さんの訳書「孤将」の韓国の英雄李舜臣将軍は、日本軍の戦闘の真っ最中に親が死んだという知らせを受けると、戦場を部下に任せ、故郷に帰りかなり長い間喪に服したという。

それと固有語と外来語、特に漢語の一致だ。

次が日本語の固有語と外来語の比率だが、このうち漢語の9割は韓国でも使われている。

日本で作られた「野球」、「午前、午後」、「会社」、「汽車」、「映画」などは中国では使われていないが、韓国では使われている。日中の漢語一致率は7割だが、日韓は9割となっている。

固有語  34%
漢語   49%
外来語   9%
混種語   8%

もっとも北朝鮮では、戦時中の日本のように外来語禁止なので、野球もサッカーも用語はすべて韓国語で言い換えているという。

第一部の基本編「日本語と韓国語はどれだけ似ているのだろう」は上記の様な内容でわかりやすいが、第二部の「実践編」はちょっとハードだ。

正直ハングルが読めないと難しい。

筆者は10年以上前に漫画家の高信太郎さんの「まんがハングル入門」でハングルを覚えて、韓国に出張したときは「ヤク」=薬屋などの店のハングルサインを読んだり、自分の名前をハングルで書いたりして、コミュニケーションに役立てていた。

それから韓国にはずっと行っていないので、筆者のハングルもリフレッシュが必要だが、この高信太郎さんのまんががあれば、1時間程度で思い出せると思う。

超簡単まんがハングル―明日から使える韓国語 (カッパ・ブックス)超簡単まんがハングル―明日から使える韓国語 (カッパ・ブックス)
著者:高 信太郎
販売元:光文社
発売日:2002-02
おすすめ度:4.5
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筆者が読んだ本は次の本だが、これは絶版となっており、上の本が新版だ。

まんが ハングル入門―笑っておぼえる韓国語 (カッパ・ビジネス)まんが ハングル入門―笑っておぼえる韓国語 (カッパ・ビジネス)
著者:高 信太郎
販売元:光文社
発売日:1995-07
おすすめ度:4.5
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1446年にハングルを公布したとき、李氏朝鮮第4代国王の世宗は、「これなら2時間で誰でも覚えられる」と喜んだという。

たしかに誰でもハングルを2時間で覚えられると思うので、まずは高信太郎さんのマンガでハングルを覚えて、蓮池さんの本を読むことをおすすめする。


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Posted by yaori at 02:18│Comments(0)TrackBack(0) 趣味・生活に役立つ情報 | 蓮池薫

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