2009年02月18日

和解 志賀直哉の名作を歩きながら読んだ

筆者は健康のために毎朝駅まで約30分歩いている。そして電車に乗っている時間が乗り継ぎを入れて約1時間。地下鉄の駅から会社まで10分程度で、合計1時間45分程度が片道の通勤時間だ。

この通勤時間の生産性をいかに上げるかが筆者の課題だ。

電車が空いていたり、座れれば本を読む。毎日の読書時間は往復で1時間半から2時間程度はとれるので、これで週5冊程度の本を読む。

そして駅まで歩いている間や満員電車の生産性を上げる手段が、iPodで聞くオーディオブックだ。

もっぱら英語のオーディオブックを聞いているが、図書館で借りた日本の小説などのオーディオブックも聞くことがある。

今回は志賀直哉の「和解」をオーディオブックで聞いた。

和解 (角川文庫)和解 (角川文庫)
著者:志賀 直哉
販売元:角川書店
発売日:1997-06
おすすめ度:5.0
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和解 (新潮CD)
著者:志賀 直哉
販売元:新潮社
発売日:2005-02
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CD三枚で、朗読は加藤剛だ。

本で読むのも良いが、一流の俳優が朗読するオーディオブックも良い。とくにこの作品では赤子の泣き声が重要なモチーフになっているが、加藤剛の赤子の泣き声は絶妙である。

小説のあらすじは詳しく紹介しないのが筆者のポリシーだが、結婚をめぐっての実父に対する反発から勘当されていた志賀直哉が、様々な出来事を通して実父と心からの和解を遂げる話をベースとした私小説だ。

学生の時読んだが、かすかに覚えているのは志賀直哉の祖母があごをはずしたというエピソードくらいで、自分の記憶力のあやふやさにがっくりきた。

もっともほとんど内容を覚えていないので、かえって新鮮に聞くことができた。

名作はいい。心が洗われる思いだ。

志賀直哉は「暗夜行路」も最高だ。

暗夜行路 (新潮文庫)暗夜行路 (新潮文庫)
著者:志賀 直哉
販売元:新潮社
発売日:1990-03
おすすめ度:4.5
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是非時々は日本あるいは世界の名作を読むことをおすすめする。


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Posted by yaori at 07:01│Comments(0)TrackBack(0) 小説 

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