以前紹介した自動車業界関係者向けのサイト、マークラインズで、JPモルガン証券が作成した2020年のHEV(ハイブリッド車)需要予測が紹介されている。
2020年までのハイブリッド車需要予測
これによると、2009年には75万台程度の全世界でのハイブリッド車の生産が、2020年には1128万台にまで増えることが予想されている。
地域別には日本が圧倒的に高く、世界をリードして、段々にその他の地域が追いついてきて、2020年までには北米のハイブリッド車比率が日本のハイブリッド車比率を抜くことが予想されている。
地域別のハイブリッド車販売シェア予測
ハイブリッドシステムの生産コストは当初7,000ドル程度だったのが、2009年に大幅に低下し、4,000ドルを切る水準となり、以降段々に低下して2020年には2,000ドルを切る水準となることが予想されている。
ハイブリッドシステムの1 単位当りのコスト予想
世界のハイブリッド車市場が急増するので、ハイブリッド車のモーターや電池などの関連業界の規模は2008年推定の約2,900億円から、2015年には1兆1千億円、2020年には2兆2千億円まで拡大するとJPモルガンは予想する。
ハイブリッド車関連業界の規模予測
出典:いずれもマークラインズ社2020年のHEV(ハイブリッド車)需要予測
筆者のハリアーハイブリッドは5年目に入るが、どこも問題ない。現在の平均燃費は燃費計の数字で9.6キロ/Lといったところだ。
プリウスは今から注文すると来年の納車になるようだが、自家用車の買い換えの際にはこのブログのハイブリッド車関係の過去の記事も参考にして、ハイブリッド車も検討されることをおすすめする。
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