2010年05月05日

村上式シンプル仕事術 まずはどれか一つから始めよう!

村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則
著者:村上 憲郎
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2009-10-02
おすすめ度:4.0
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村上式シンプル英語勉強法が20万部を超えるベストセラーになったグーグル日本法人名誉会長(英語勉強法出版当時はグーグル日本法人社長で本社の副社長)の村上憲郎(のりお)さんの仕事術14ヶ条。

村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
著者:村上 憲郎
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2008-08-01
おすすめ度:4.0
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またもや見つけたカーネギー信者だ。


村上さんとカーネギー

村上さんは1970年に京都大学工学部を卒業し、日立電子に入社。1978年に日本DECに営業職として転職した。日本DECで受けた最初の研修がデール・カーネギーのマネジメント講習だった。

新米マネージャー研修の一環として講習を受け、カーネギーの考え方に感銘を受け、それ以来「人を動かす」は村上さんのバイブルになったという。

人を動かす 新装版人を動かす 新装版
著者:デール カーネギー
販売元:創元社
発売日:1999-10-31
おすすめ度:5.0
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村上さんの人とのつきあい方も、仕事での人間関係のつくりかたも、カーネギーの本がベースになっているという。

ビジネスパーソンにとって必読の書だと村上さんは語る。

村上さんはカーネギーの「人を動かす」の目次をコピーして、デスクの引き出しに入れていた。毎朝引き出しをあけて目次を一通り読んだという。次が村上さんがコピーして持っていた目次だ。

人を動かす目次





出典:本書68−69ページ

カーネギーのもう一冊のベストセラー、「道は開ける」にも、村上さんは影響を受けたという。

道は開ける 新装版道は開ける 新装版
著者:デール カーネギー
販売元:創元社
発売日:1999-10
おすすめ度:4.5
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詳しく紹介すると本を読んだ時に興ざめなので、タイトルだけ紹介しておく。

仕事で大切なのは、仕事の全体像、”仕事という森”を見ることだ。


仕事における7つの原理原則

1.会社のしくみを知る
2.財務・簿記の基本知識を身につける
3.疑問はその日に解決する
4.仕事の目的は顧客満足にある
5.仕事のプライオリティ(優先度)をつける
6.アイデアは頭で考えない(どんどん書き出し、みんなで議論する)
7.デール・カーネギーに学ぶ


グローバル時代に不可欠な4つの知識

1.キリスト教の基礎を理解する
2.仏教の基礎を理解する
3.西洋哲学の基礎を理解する
4.アメリカ史の基礎を理解する

筆者はアルゼンチン(カトリック国)2年間、米国9年間の駐在経験者なので、村上さんの語る4つのポイントは全く同感だ。

もっとも聖書とか仏教とかいまさら読むのも大変なので、時間のないビジネスマンはオーディオブックとか要約本の活用をおすすめする。

筆者は新約・旧約聖書は図書館でカセットブックを借りて、通勤途上にiPodで聴いた。それぞれ10時間強の長さだが、それでも要約版だと思う。

なんですぐに人殺しばかりするのか?と旧約聖書の残酷性に驚いたものだ。

村上さんの挙げるそれぞれのテーマについて一冊の要約本を読めば、おおざっぱには理解出来ると思う。要約本はいくつも出ているが、たとえば聖書については、次の本が地理的な位置関係もわかって参考になった。

図説 地図とあらすじでわかる!聖書 (青春新書INTELLIGENCE)図説 地図とあらすじでわかる!聖書 (青春新書INTELLIGENCE)
販売元:青春出版社
発売日:2009-05-02
おすすめ度:4.5
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仕事に生かす3つの経済学

1.心優しき日本人の陥りがちな陥穽
2.マンキューの経済学を学べ
3.フリードリヒ・ハイエクの自生的秩序がもたらすもの

こちらは結構たいへんだ。筆者は大学時代はサミュエルソンの経済学で学んだ。
サムエルソン 経済学〈上〉サムエルソン 経済学〈上〉
著者:P.A. サムエルソン
販売元:岩波書店
発売日:1992-05
おすすめ度:4.5
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マンキューという名前は知っていたが、本を読んだことがないので、まずは図書館で予約してみた。これが大変だ。

マンキュー経済学〈1〉ミクロ編マンキュー経済学〈1〉ミクロ編
著者:N.グレゴリー マンキュー
販売元:東洋経済新報社
発売日:2005-09
おすすめ度:5.0
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サミュエルソンの経済学も上巻だけで500ページの大作だが、マンキューのミクロ経済学だけで700ページ、マクロ経済学を加えると合計1,300ページにもなる。

図書館で借りたので、来週から読み始めるつもりだ。もし借りずに買っていたら、間違いなく「積ん読」になると思う。

恥ずかしながら、筆者はハイエクも読んだことがない。ハイエク全集などは十数冊あり、どれから読んだらいいのかよくわからない。

大学の時の経済学の先生の嘉治元郎先生が訳したものがあるので、この辺か、あるいは新書でまず読んでみる。

個人主義と経済秩序 ハイエク全集 1-3 【新版】個人主義と経済秩序 ハイエク全集 1-3 【新版】
販売元:春秋社
発売日:2008-04
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自由をいかに守るか―ハイエクを読み直す (PHP新書 492)自由をいかに守るか―ハイエクを読み直す (PHP新書 492)
著者:渡部 昇一
販売元:PHP研究所
発売日:2008-07-16
おすすめ度:4.0
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最後の「仕事に生かす3つの経済学」が重いが、それ以外は腑に落ちるリコメンデーションばかりだ。

リコメンデーションを実行に移すには、強い意志がいる。すべてをいっぺんにやる必要はないので、まずはできるところから、たとえばカーネギーとか聖書、アメリカ史から始めたらよいと思う。

千里の道も一歩からだ。


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Posted by yaori at 18:12│Comments(0)TrackBack(0) ビジネス | カーネギー

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