2010年11月26日

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 3%のビジネスエリートとは

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣
著者:美月 あきこ
販売元:祥伝社
発売日:2009-12-01
おすすめ度:2.0
クチコミを見る


日系と外資系の航空会社のキャビンアテンダント(CA=昔風に言うとスチューデス)を16年勤め、その経験を生かしてCA育成講座と法人向けサービス向上コンサルタントとして起業して成功している美月あきこさんの本。

CAの経験を生かして、元CAの社員を使ってCA育成講座と、サービスマナー講習をするというのは、美月さんの考えた「ブルーオーシャン戦略」なのだと語る。

美月さんはCA=Styleというサイトを運営している会社の社長だ。

CA-style







美月さんは、「たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方」や「伸びる人、伸びない人が一瞬でわかる『見抜き力』」などの本を矢継ぎ早に出している。

たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方―“初対面の女王”が明かすたった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方―“初対面の女王”が明かす
著者:美月 あきこ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2010-05-28
おすすめ度:3.0
クチコミを見る


伸びる人、伸びない人が一瞬でわかる「見抜き力」伸びる人、伸びない人が一瞬でわかる「見抜き力」
著者:美月 あきこ
販売元:ベストセラーズ
発売日:2010-10-26
クチコミを見る

筆者はファーストクラスというのは縁遠い世界と思っており、いままでアップグレードで数回乗ったことはあるが、特にファーストに乗りたいという強い気持ちはなかった。

しかしこの本で、「ファーストクラスに乗る人」という人種がいることがわかった。

たとえば東京ーニューヨーク往復運賃は、ファーストクラスは2百万円、ビジネスで80万円から90万円、プレミアムエコノミーと呼ばれる正規のエコノミーで60万円前後、エコノミーの格安だと10万円以下となっている。

こんな高い金を出してもファーストに乗る人は、疲れるのが当たり前の空間で逆に疲れを癒し、到着してすぐにフル活動できるからファーストに乗るのだという。時間と空間の質に注目するのがファーストクラスなのだと。

プライバシーが守られる特別な空間ということも重要だ。

ビジネスエリートのわずか3%の上場企業などの社長クラスや創業者たちが「ファーストクラスに乗る人たち」で、人口の2%といわれている日本の富裕層(資産1億円超)の数に近い。

この本ではファーストクラスに乗る、いわば日本の上流階級の人たちを美月さんが観察し、共通項として見られる習慣を紹介している。

いくつか紹介すると、それは次のようなものだ:

1.寸暇を惜しんで仕事をする人はファーストクラスにはいない。

2.メモをどんどん取る アイデアと感動をフリーズドライにする。

3.健康管理に常に気を配っている 頭がリフレッシュされた朝に頭を使う。

4.ファーストクラスの人は読書家ばかり 
これは筆者もわが意を得たりと感じる。通勤電車の中で、本を読んでいる人のなんと少ないことだろう。本を読むことで、あなたは「その他大勢」から脱却できる。

5.ファーストクラスは他人に気遣いができる人たちの空間。ありがとうの一言で周りを巻き込む。

6.わかりやすい言葉でわかりやすい言い回しをする。

7.ファーストクラスの人は声が良い 良い声を出すにはまず良い姿勢。

8.オウム返し、聞いたことを繰り返すだけで会話は続く。

9.ファーストクラスの人はオープンエンドでなく、掘り下げる質問をする。

10.ファーストクラスの人は沈黙の使い方もうまい。最初に一瞬の沈黙を入れてひきつける。

11.ファーストクラスではルールを守って人脈をつくる。

そして美月さんは「注文の多いエコノミー、ビジネス。手間のかからないファースト」というふうにまとめている。


ファーストクラスの人は姿勢がいい

この本で一番印象に残ったことが、姿勢がいいという指摘だ。筆者は家内からいつも姿勢が悪いといわれ続けている。

いままであまり意識したことがなく、ついダラッとした姿勢になってしまうが、たしかに美月さんの言うとおり、姿勢によって声とか、ひいては自信にもつながってくるのかもしれない。


目標を紙に書き、強く意識することが成功の秘訣

エール大学では次のような質問を卒業生にしているという。

1.あなたは目標を設定していますか?
2.目標を書きとめていますか?
3.最終目標を達成するために計画がありますか?

20年後に追跡調査をしたところ、3つの質問にすべてYesと答えた学生は全体の3%だったにもかかわらず、卒業生の総資産額の90%はこの3%の人が保有していたという。

この数字と、ビジネスエリートでファーストクラスに乗る人の比率、日本の富裕層の比率がすべて3%で一致する。


自分には縁遠い世界といままで思っていたが、ファーストクラスという特権空間が、それなりに存在価値があり、そこで自然な形で人脈をつくるのもアリだと思った。

200ページ強の本で簡単によめて、参考になった。


参考になれば投票ボタンをクリック願いたい。




Posted by yaori at 12:10│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ | 趣味・生活に役立つ情報

この記事へのトラックバックURL