日本語のタイトルがこの「第3種」というのを省いたので、英語のタイトルとはだいぶ感じが変わってくる。
「接近遭遇」とは、第1種がUFOを目撃すること、第2種はUFOが何らかの影響を与えること、第3種がUFOの乗員と接触することだ。
![未知との遭遇[ファイナルカット版] デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xj-r%2BhVpL._SL160_.jpg)
出演:リチャード・ドレイファス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(2007-05-30)
販売元:Amazon.co.jp
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YouTuneに予告編が載っているので、ぜひ見てほしい。
この映画が公開されたのは1977年で、筆者は研修生で行っていたアルゼンチンで見た。
スピルバーグ監督がまだ31歳のときの作品で、オリジナル予告編では、若々しいスピルバーグが登場する。
この映画を見たときは、あのシンプルなリズムとインドの宗教指導者、ゴビ砂漠の船、メキシコソノラ砂漠の飛行機など不思議なシーンの連続に驚かされたものだ。
この映画も港区図書館でDVDを借りた。
港区図書館所蔵のDVDで、この映画の前後の作品は次の通りだ。

やはり前後10作品すべてが貸し出されていることがわかる。
インターネットで予約ができるので、「未知との遭遇」は1週間程度で手に入った。図書館で気軽に映画のDVDが借りられるのは、すごくメリットがある。
この作品はアカデミー賞の撮影賞と特別業績賞(音響効果)を受賞しているが、いずれも技術的効果についてのもので、作品賞や監督賞、主演・助演俳優に与えられる賞は結局取っていない。
その意味では、前2回に紹介した「フォレスト・ガンプ」、「愛と青春の旅だち」がメインの部門のアカデミー賞を受賞しているのに比べて、知名度では落ちるかもしれない。
それでもUFOや宇宙人という未知の存在を親しみが持てるものにしたことは、1982年の「E.T.」の成功につながったと思う。
スピルバーグ監督の代表作は、上記のほかにアカデミー賞受賞作品の「プライベート・ライアン」や「シンドラーのリスト」、「ジョーズ」、「インディ・ジョーンズシリーズ」など、いくつも挙げられる。
しかし、一番好きな作品ということでは、筆者は「未知との遭遇」をまず挙げたい。
見たことのある人には再度、まだ見ていない人は、ぜひ一度見てほしいファンタジックな作品である。
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