レインマン [DVD]
出演:ダスティン・ホフマン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン(2010-06-25)
販売元:Amazon.co.jp
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1988年のアカデミー賞最優秀作品賞に輝いたレインマンを図書館で借りて見た。
主演のダスティン・ホフマンは主演男優賞も受賞している。ダスティン・ホフマンは、この映画のために自閉症の人を何週間もじっくり観察したという話を聞いたことがあるが、この映画を見ているとダスティン・ホフマンが自閉症患者に見えてくる。
まさに迫真の演技だ。
映画が公開されたときに映画館で見たが、いまでも記憶に残る場面をあらためてDVDでゆっくり見直した。
この映画を見た人は覚えていると思うが、ダスティン・ホフマンが演じるレイモンドが、空港に行ってカンタス航空はまだ航空機事故を起こしていないというシーンがある。
昨年カンタス航空のA−380の事故があったので、てっきりカンタス航空も死亡事故を起こしたと思っていたが、エンジンが壊れて不時着しただけで、死亡事故ではなかった。
いまだにカンタス航空は、ジェット機では死亡事故を起こしていないことは驚きだ。
床に散らばった楊枝を見て、一瞬のうちに数を数えることができるレイモンドの才能に気づいたシーンも印象的だ。
その才能を利用して、出ているカードをすべて記憶し、ラスベガスのカジノで大もうけして、レイモンドが借金を返すところはいかにもアメリカ映画のエンターテインメントで楽しめる。
自閉症とは英語でautismと呼ぶことは初めて知った。
知的障害のない自閉症といわれるアスペルガー症候群とは、別に扱われることもあるようだ。
自閉症の肉親という重いテーマを扱っているが、ストーリーがいかにもアメリカ映画的で楽しめる。
トム・クルーズの演技もすばらしいが、それを上回るのがダスティン・ホフマンの演技だ。
以前も紹介したとおり、港区図書館ではDVDも貸出予約できる。東京23区内に住んでいるか、通学または通勤していれば、港区図書館を利用できるので、興味ある人は是非最寄りの港区図書館をチェックして欲しい。
ちなみに港区図書館の洋画DVDのコレクションは1104件で、「レインマン」の前後のタイトルは次のような作品を置いている。
昔の名画は良い。心が洗われる思いだ。「レインマン」も是非おすすめする。
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