グッド・ウィル・ハンティング [DVD]
著者:ロビン・ウィリアムズ
出演:ロビン・ウィリアムス
松竹ホームビデオ(2008-06-27)
販売元:Amazon.co.jp
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ゴールデン・ウィークなので録画していた映画「グッド・ウィル・ハンティング」を見た。
主に次男がリーガ・エスパニョーラを見るためにWOWWOWを契約しているが、時々良い映画があると録画している。この映画もだいぶ前にWOWWOWで放送されていたのを見直した。
実は録画すると、いつでも見られと思って、結局見ていない映画が多い。「おくりびと」も録画しているが、これもまだ見ていない。
「グッド・ウィル・ハンティング」は、天才的頭脳を持つ20歳の非行少年を発見したフィールズ賞受賞者のMIT教授が、大学時代のルームメイトの心理学者にカウンセリングを依頼して苦労して更正させるというストーリーだ。
フィールズ賞受賞者が解けない数学の問題を少年が簡単に解いてしまうというマンガのような場面もあるが、児童虐待を受け性格がねじ曲がった少年を若いマット・デイモンが熱演している。
心理学者は市民大学の講師という設定で、ロビン・ウィリアムズが演じて、この作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。ベトナム帰りの心理学者という設定で、ロビン・ウィリアムズの「グッドモーニング・ベトナム」を思い出す。
この映画の特長は脚本だ。ハーバードに在学していたマット・デイモンが、脚本の原案を書き、友達のベン・アフレックに見せ、二人で完成させた脚本が紆余曲折を経て映画化された。マット・デイモンとベン・アフレックはこの作品でアカデミー賞脚本賞も受賞している。
ベン・アフレックは弟のケーシー・アフレックと一緒にマット・デイモンの同僚の労働者友達を演じている。プライベートでもこの3人は幼なじみだ。
英語版のインターネット・モービー・データベースというサイトの「グッド・ウィル・ハンティング」にスクリーンショットなどが紹介されているので、興味ある人は是非見て欲しい。
"F”ワードがやたら出てくる英語のきたない会話は、ついて行けない部分も多いが、アメリカの労働者階級の若者達という設定なら、こんなものなのかもしれない。
アカデミー賞受賞作らしい良い映画だった。
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