2011年07月22日

鍛える理由 スロトレの石井東大教授の自伝 筋肉は裏切らない

鍛える理由鍛える理由
著者:石井 直方
実業之日本社(2010-07-29)
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スロトレで有名な石井直方東大教授の自伝。

このブログでも紹介している通り石井教授は筆者の一年後輩なので、昔のことを想い出して、この本も楽しく読めた。

もっとも筆者と石井教授が一緒にトレーニングしていたのは大学の3年間だけなので、この本では筆者の知らない石井教授のトレーニング経歴や研究面の成果の話もあって大変興味深かった。

1975年10月の関東学生パワーリフティング大会で石井教授と1・2フィニッシュ:

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石井教授がテレビに出たり、ベストセラーになった「スロトレ」など様々な本を出版するようになった経緯が紹介されていて、こちらも興味深い。

スロトレスロトレ
著者:石井 直方
高橋書店(2004-06)
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石井教授は「筋肉は裏切らない」という言葉を書いている。

筆者もまさにこの言葉を実感している。

ここ5年ほど筆者は毎週クロールで泳いでおり、だんだん泳ぐ距離を延ばして昨年は1.5キロから2キロ泳ぐようにしていた。

水泳は全身運動で、なおかつ消費カロリーが他の運動に比べて格段に大きい。

しかしそれでも体重に変化はなかった。平日飲み会があるとだいたい1ー2キロくらい体重が増えて、それを減らすのに1週間は掛かるというパターンだった。

結局水泳は筋力を維持する効果はあったが、体重を減らす効果はなかった。

ところが、石井教授の「一生太らない体のつくりかた」を読んで、今年1月からウェイトトレーニング1.5時間+水泳1キロというコンビネーションに変えると、徐々に体重は減ってきた。

一生太らない体のつくり方一生太らない体のつくり方
著者:石井 直方
エクスナレッジ(2008-01-17)
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今年のはじめに比べてだいたい4キロほど体重は減った。

この本で石井教授が説明しているとおり、ウェイトトレーニングでアドレナリンと成長ホルモンが大量に分泌されるタイミングで(20分くらい間をあけるのがベストだという)水泳などの有酸素運動をすると、脂肪の燃焼が促進されるためだと思う。

学生の頃、ボディビルの新人戦(この本に載っている通り、石井教授が大学1年生で優勝した大会)に出るために、88キロ前後だった体重を78キロくらいに落としたことがある。

その時は週3−4回、3時間くらいトレーニングした後、4キロランニングして、なおかつ最後の方は牛乳とか豆腐しか摂らないという無理な減量で、3ヶ月程度で10キロ減量した。

結局このときはボディビル大会が終わったあと、普通の食生活に戻したらすぐに元の体重に戻った。

しかし今回はトレーニング+水泳でゆっくりだが、リバウンドなく減量に成功している。

特に今回力を入れているのが脚の運動だ。加圧ベルトを巻いて、レッグプレス、レッグエクステンション、レッグカール、レッグスプレッド?(脚の内側と外側の筋肉を鍛える運動)を3セットみっちり行っている。

脚の筋肉は体全体の4割と言われている。疲労回復も早く、すぐに次のセットに移れるので、集中的に筋肉を増やすのには最適な部位なのだ。

上記の関東学生パワーリフティング大会で石井教授と1・2フィニッシュをした時は、スクワットで215キロを挙げていた。

このときの筆者のスクワットの第1回目の試技(重量は200キロ)の写真だ。バーベルがしなっていることがわかるだろう。

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普通の人の倍以上の脚力があったので、昔は脚が太すぎて既製服は着られなかった。オーダーで作ったスーツも、すぐに太ももがすれて脚の付け根に穴が開いてしまった。今は既製服のズボンが全く問題なく着られるということは、それだけ脚が細くなったということだ。たぶんラグビーやアメフットなどの他のスポーツでバリバリに活躍していた人は、同じ様な経験をしていると思う。

今は週1回のトレーニングなので、昔のように既製服が着られなくなるということはないが、昔取った杵柄で筋力はアップしており、それが基礎代謝増加=体重減につなっているのだと思う。

このブログでも「一生太らない体のつくりかた」のあらすじを紹介しているので、是非この「鍛える理由」か「一生太らない体のつくりかた」を読んで、筆者のように無理のない減量を成功させて欲しい。


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Posted by yaori at 01:08│Comments(1)TrackBack(0) 自叙伝・人物伝 | 石井直方

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この記事へのコメント
いい勉強になりました。

スポーツ解剖学、医学は大事ですよね。注目していきたいです。

著者、川上泰雄 、武田淳也による スポーツ解剖学シリーズ『ゴルフ解剖学』が発売されましたね。すごそうです。


ところで、少しおもしろい選手が医学部ゴルフ界に出てきたので、紹介します。その名は辻田晴也さんです。彼は和歌山県立医科大学医学部医学科の1年です。中学時代には大阪府ジュニアゴルフ選手権2位、関西中学校ゴルフ選手権4位、全国中学校ゴルフ選手権で24位に入った。高校は天王寺高校に進学し、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場し、関西高等学校ゴルフ選手権では最高2位になるなどの活躍をしてきた。大学は和歌山県立医科大学に進学し、六大学交流戦では3アンダー69で回り、2位に13差をつけ圧勝し、西日本医科学生総合体育大会では2打差で敗れ2位、関西学生秋季新人戦では2位になった。将来は医者兼プロゴルファーになるかもしれませんね。 最近の若い選手は、強豪私立高校、大学に進学してからプロになる選手が多いだけに、この選手は異色ですね。楽しみです。

スポーツと医学の二足のわらじがあるので、楽しみですね。彼は将来スポーツ医学の分野で活躍するのでは?石井さんの後継者になるかもしれません。

研究者の道に進むかとも言われ、話題になったドラフト1位指名された慶応の福谷さんに負けずに、がんばってほしいですね。
Posted by うえ at 2012年12月24日 16:57