2011年11月17日

知識ゼロからの大江戸入門 時代劇を読む際の副読書

知識ゼロからの大江戸入門知識ゼロからの大江戸入門
幻冬舎(2009-04)
販売元:Amazon.co.jp
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このブログの「一日二冊本を読む方法」で紹介した池波正太郎の「剣客商売」や「鬼平」シリーズを読む時の副読本。

池波正太郎の時代劇作品は「夜四つ」とか「朝四つ」とか当時の時間表現なので、その時刻が果たして何時なのか知っていないと、筋がわからない。

場所は大体分かるが、そもそも「江戸」と呼ばれるのは、次の古地図(オランダ語?)でもわかるとおり、今の東京23区より相当狭い場所に限定されていた。こんな狭い地域に100万人が住んでいて、当時は世界最大の都市だった。

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出典:Wikipedia


そこで手軽な副読書としてこの本を読んでみた。

この「知識ゼロからの〜」シリーズは幻冬舎が出しており、イラストや漫画で説明してあってわかりやすい。

江戸時代関連では浮世絵幕末編もある。

知識ゼロからの浮世絵入門知識ゼロからの浮世絵入門
著者:稲垣 進一
幻冬舎(2011-08-04)
販売元:Amazon.co.jp
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知識ゼロからの幕末維新入門知識ゼロからの幕末維新入門
著者:木村 幸比古
幻冬舎(2008-12)
販売元:Amazon.co.jp
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時刻の対比表は次の通りだ:

0時   暁9つ   ネの刻
2時   暁8つ   丑の刻
4時   暁7つ   寅の刻
6時   明け6つ  卯の刻
8時   朝5つ   辰の刻
10時  朝4つ   巳の刻
12時  昼9つ   午の刻
14時  昼8つ   未の刻
16時  昼7つ   申の刻
18時  暮れ6つ  酉の刻
20時  夜5つ   戌の刻
22時  夜4つ   亥の刻

しかも日照時間により夜と昼の長さが違うと、1刻の長さも変化するので、昼の1刻は夏至の時は2時間30分くらいで、冬至の頃は1時間40分くらいだったという。

そして1刻のなかも4等分しており、「草木も眠る丑三つ時」とは丑の刻つまり1時から3時までで、それを4等分した3/4なので、2時30分頃になる。

その他江戸時代の風俗や、住居、食事、男女出会いのスポットは浅草寺仁王門前とか雑多な知識が得られる。

鬼平犯科帳」の鬼平こと長谷川平蔵は実在した人物で、1787年に43歳で「火付盗賊改」に就任して活躍している。
  
ちなみにこの本のネタ本は次の本であることが冒頭に書いてある。600ページ弱で、15,000円もする事典なので、図書館で借りて読んでみる。

絵でよむ江戸のくらし風俗大事典絵でよむ江戸のくらし風俗大事典
柏書房(2004-09)
販売元:Amazon.co.jp
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簡単に読めるので、池波正太郎の作品などの時代劇を読むとき、基礎知識を得るのに役立つ本である。


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Posted by yaori at 00:28│Comments(0)TrackBack(0) 趣味・生活に役立つ情報 | 歴史

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