2012年06月27日

人は死なない 東大病院ER部長の霊体験

人は死なない−ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索−人は死なない−ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索−
著者:矢作 直樹
バジリコ(2011-08-25)
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東大医学部教授でER(救急部)・集中治療部部長の矢作直樹さんの本。

以前このブログで紹介した米国でベストセラーとなっている「天国は、ほんとうにある」と同様の路線ながら、東大医学部教授の医者の書いた本ということで読んでみた。

天国は、ほんとうにある―天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語天国は、ほんとうにある―天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語
著者:トッド・バーポ
青志社(2011-10-17)
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実は前回紹介した鎌田實さんの「それでもやっぱりがんばらない」にも、下北半島の「いたこ」を通して、亡くなった実父と養父の岩次郎さんと話す場面が出てくる。

それでもやっぱりがんばらない (集英社文庫 か 39-4)それでもやっぱりがんばらない (集英社文庫 か 39-4)
著者:鎌田 實
集英社(2008-02-20)
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実父からは「ずっとおまえのことを思っていたよ」という言葉をかけられたという。

養父の岩次郎さんからは「待っていたぞ。よく忘れなかったなあ。でかした。でかした。」、「極楽にいるぞ。幸せだ。」、「ていねいに、人の役に立つように行きなさい」と声をかけられたという。

このブログで紹介した浅田次郎の「降霊会の夜」のような話だ。

降霊会の夜降霊会の夜
著者:浅田 次郎
朝日新聞出版(2012-03-07)
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矢作さんは、「現役の臨床医である私がこんなことを言うと顰蹙(ひんしゅく)をかうかもしれませんが、実際の医療の現場ではわからないことだらけというのが本当のところです」と語る。まず助からないだろうと思われていた患者が蘇生したり、逆に容態が急変して亡くなる患者があるのだ。

「気功」の中健次郎さんと一緒に行った北京気功ツアーで、老人が若者をコロコロ投げ飛ばす場面に驚いたという。

マンションの10階から落ちて半身不随になった患者は、「金縛り」にあうことが多く、ある女性に「あなたの体を借りたい」と入り込まれ、気が付いたらマンションから飛び降りる瞬間だったという。交通事故にあって体外離脱を経験した患者の話なども紹介している。

矢作さん自身も冬山登山で、雪庇を踏み抜いて1000メートル以上も滑落したが、雪の中に突っ込んで全身傷だらけになりながらも生還したという経験が2回あり、2度めの時には「もう山には来るな」という声がどこからともなく聞こえたという。

矢作さんのお母さんは、一人暮らしのアパートの浴槽で亡くなっていたのが発見された。矢作さんは、霊能力の強い知人から「お母さんが息子と話したいとしきりに訴えてきている」という話を聞いて、亡くなったお母さんと交霊したという。

お母さんは霊媒師の体を借りて、いきなり「直樹さん、ごめんなさいね。心配をかけてごめんなさいね」と謝ったという。死因は「心臓発作らしいの」ということで、「結婚指輪をタンスの上に挨拶ハガキと一緒に置いた」という親族以外は知りえないことも話したという。

矢作さんは霊媒師の体を借りたお母さんが、ここまで込み入ったことを正確に話すのに驚いたという。肉体は寿命が来れば朽ちるという意味で「人は死ぬ」が、霊魂は生き続けるので、「人は死なない」と考えているという。

霊界研究では近代スピリチュアリズムの始祖と呼ばれる18世紀のエマニュエル・スウェーデンボルグの著作が有名だという。どんなことが書かれているのか興味があるので、今度読んでみる。

スウェーデンボルグの「天界と地獄」スウェーデンボルグの「天界と地獄」
著者:高橋 和夫
PHP研究所(2008-11-22)
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日本では、立花隆さんの「臨死体験」が有名だ。これは今読んでいるので、いずれあらすじを紹介する。

臨死体験〈上〉 (文春文庫)臨死体験〈上〉 (文春文庫)
著者:立花 隆
文藝春秋(2000-03)
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今度紹介する「ふしぎなキリスト教」でも、一神教の考え方のもとでは、科学と奇跡は両立することが説明されている。世の中には信じられないような奇跡があるのだと思う。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
著者:橋爪 大三郎
講談社(2011-05-18)
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さらにいろいろな本を読んでみようという気になる本である。


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Posted by yaori at 22:15│Comments(0)TrackBack(0) ノンフィクション | 医療

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