2012年08月13日

日本酒は奥深い その11 日本最古第三位酒蔵 秋田県の「飛良泉」

「日本酒事典」を買って以来、日本各地の酒を試している。もともと東日本大震災からの東北地方の復興を支援する意味で、日本酒を飲み始めたものだ。

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今回は日本最古の酒蔵第3位(All-aboutの順位には入っていないが、茨城県の藤田聡の「富士泉」が1462年創業で第2位と言われている)、1487年創業の秋田県にかほ市の飛良泉(ひらいずみ)を飲んでみた。

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前回紹介した日本最古の酒蔵、茨城県の須藤本家に次ぐ酒蔵だ。

「飛良泉」は山廃純米酒で、やや酸味があるのが特徴だ。そのまま冷蔵庫で冷やして冷酒で飲んだが、酸味がさっぱりしていてうまい。

山廃(やまはい)とは、山卸を廃止しているという意味だ。山卸とは蒸したコメ、酵母、水を、人手をかけて櫂(かい)で混ぜ合わせる大変な重労働で、これをやめて温度や環境を調整して、30日ほどかけて自然にコメを醗酵させるのが山廃だ。

山卸を行う「生酛(きもと)」と山卸を行わずに30日間寝かせる「山廃」が伝統的な製法で、両方を「生酛系」と呼ぶ。これに対して乳酸菌を添加して2週間以下で糖化してしまう製法を「速醸」という。

速醸が日本酒の製法のメインとなっているので、どちらが良いとはなかなか言いきれないが、山廃などの生酛系はやはり、一味違うところがある。

こんな説明書が箱の中に入っている。

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コメは秋田県産の美山錦100%使用で、精米歩合60%の純米酒だ。

500年以上の歴史がある酒蔵だけに、伝統的な山廃仕込みであることを誇らしげに語っている。日本酒は奥深い。これからもいろいろ試してみる。


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Posted by yaori at 23:39│Comments(0)TrackBack(0) 日本酒 | 趣味・生活に役立つ情報

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