2012年11月28日

空飛ぶタイヤ 池井戸潤さんの代表作 あの事故を思い出す

空飛ぶタイヤ空飛ぶタイヤ
著者:池井戸 潤
実業之日本社(2006-09-15)
販売元:Amazon.co.jp

以前紹介した「下町ロケット」が面白かったので、池井戸さんの他の作品も読んでみた。

下町ロケット下町ロケット
著者:池井戸 潤
小学館(2010-11-24)
販売元:Amazon.co.jp

初めは「空飛ぶダイヤ」ということで、国際輸送か密輸の話かと思ったら、「タイヤ」だった。

多くの人が記憶していると思うが、2000年前後に起こった三菱自動車の一連のリコール隠しのなかでも最も重大な事故が、三菱ふそうトラックのタイヤ脱輪事故だ。

2002年1月に横浜市瀬谷区で、三菱ふそう大型トレーラーの車輪が付け根のハブごと脱輪し、140キロのタイヤが通りがかった母子を直撃し、運悪く母親(29)が死亡し、長男(4)とベビーカーに乗っていた次男(1)も手や足に怪我を負った。

それが「空飛ぶタイヤ」というタイトルのゆえんだ。

池井戸さんの作風なのだろうか。「下町ロケット」と同様に、大企業相手に戦う中小企業の社長が主人公だ。

池井戸さんは「下町ロケット」で直木賞を受賞したが、その前に「空飛ぶタイヤ」でも直木賞候補になっている。さすが直木賞候補になる作品だけに、大変楽しめる。

いつも通り小説のあらすじは詳しくは紹介しない。アマゾンの「なか見!検索」で、小説のエッセンスがすべて詰まっている出だし部分が読めるので、是非こちらをクリックして「なか見!検索」を見てほしい。

三菱ふそうトラック脱輪事件を題材にしているが、ストーリーはフィクションで、大変面白い展開のエンターテインメント作品である。単行本で500ページ弱だが、一気に読める。


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Posted by yaori at 12:57│Comments(0)TrackBack(0) 小説 | 池井戸潤

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