2013年06月15日

オレたち花のバブル組 池井戸潤さんの半沢直樹シリーズ第2弾

オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫) [文庫]
著者:池井戸 潤
出版:文藝春秋
(2010-12-03)

このブログで「ロスジェネの逆襲」や「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」を紹介した直木賞作家・池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズ。

下町ロケット下町ロケット [ハードカバー]
著者:池井戸 潤
出版:小学館
(2010-11-24)

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) [文庫]
著者:池井戸 潤
出版:講談社
(2009-09-15)

「オレたちバブル入行組」が第1弾で、この作品が第2弾、前回紹介した「ロスジェネの逆襲」が半沢直樹シリーズの第3弾だ。

オレたちバブル入行組 (文春文庫)オレたちバブル入行組 (文春文庫) [文庫]
著者:池井戸 潤
出版:文藝春秋
(2007-12-06)

小説のあらすじはいつも通り詳しく紹介しない。この本はまるでマンガだ。「ありえない展開」ばかりで、あきれると同時に面白い。

銀行員が、反対派の取締役や常務を相手に、こんな具合に立ちまわる。

「大和田常務に伝えていただけませんか。常務ともあろう方が派閥意識にとらわれてどうするんです…」

「もしあんたがまともなバンカーなら、おそらく自分のしたことを後悔しているはずだ。この報告書の内容を素直に認めるつもりがあるのかないのか、それを確かめにきた。認めるのなら、取締役会で証言してもらいたい…」

金融庁の検査官は「オネエ」という設定だ。

「もう結構。この前と変わらないじゃないの。いやよねえ。こういうの出してくるなんて。失礼しちゃうわ…」

オネエの検査官にもきっぱり対抗する。

「…正常債権として扱ってなんら問題はありません。…ナルセンの破綻など、もはや全く問題になりませんのでご安心ください。さて、他に何か質問がありますか、黒崎さん…」

「オレは、基本は性善説だ。だが、やられたら、倍返し」という半沢のポリシー通りの展開だ。

7月7日からTBSの東芝日曜劇場での「半沢直樹」シリーズのドラマ放映が始まる。

大変楽しめるエンターテイメント作品である。


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Posted by yaori at 23:44│Comments(0)TrackBack(0) 小説 | 池井戸潤

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