2013年07月02日

資産防衛マニュアル 橘玲さんの最新作

日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル [単行本(ソフトカバー)]
著者:橘 玲
出版:ダイヤモンド社
(2013-03-15)

このブログでも「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」や、「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」を紹介しているユニークな投資術を説く橘玲さんの最新作。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門 [単行本(ソフトカバー)]
著者:橘 玲
出版:幻冬舎
(2002-11-26)


黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社プラスアルファ文庫)黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社プラスアルファ文庫) [文庫]
著者:橘 玲
出版:講談社
(2011-10-21)

アベノミクス開始後の2013年3月に出版された本だが、「日本の国家破産に備える」という副題が示す通り、「異次元の金融緩和」により、株高・円安のため景気が回復基調にある現在では、ややピントがずれた内容となっている。

橘さんは「橘玲の海外投資の歩き方」という「ザイ」と共同のサイトでも執筆している。

この本はアマゾンの「なか見!検索」に対応しているので、ここをクリックして目次を見て頂きたい。

目次にもある通り、アベノミクスの破滅シナリオで「高金利、円安、高インフレ」のアナザーワールドとなった場合の資産防衛手段としては、次の3つの金融商品で十分対応可能だと。

1.国債ベアファンド

2.外貨預金

3.物価連動国債ファンド

この本のあとがきに本書のメッセージを繰り返している。

1.日本の財政がたとえ破綻に向かっているとしても、当分は金融資産は普通預金で持っていればいい。

2.日本の財政が破たんしたとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることができる。

3.たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金でじゅうぶんだ。

そして資産運用に成功する黄金律は、「金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視する」ことだと。


このブログで何冊も紹介している橘玲さんのいつもの情報力があまり見られないような気がするが、最後の忠告はたしかに「黄金律」だと思う。



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Posted by yaori at 12:43│Comments(0) Financial Intelligence | 橘玲