2012年07月04日

刑務所なう。 ホリエモンの獄中記半年分

刑務所なう。刑務所なう。
著者:堀江 貴文
文藝春秋(2012-03-15)
販売元:Amazon.co.jp
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ホリエモンの獄中日記。

このブログの初期ではホリエモンの本を何冊か紹介したが、その後ライブドア事件と有罪判決が起こり、ホリエモンは忘れ去られつつあった。このブログでもホリエモンカテゴリーは整理しようかと思っていたところだ。

2011年4月にホリエモンの実刑(懲役2年6ヶ月)が最高裁で確定し、2011年6月20日に東京拘置所に収監され、6月27日に長野刑務所(A級犯:初犯から懲役8年までの囚人)に移送された。

この本では6月20日から12月31日までの毎日3食の食事献立と、毎日の生活、新聞、ラジオ、映画、本などの感想を書いている。

ホリエモンは、獄中からもブログ(六本木で働いていた元社長のブログ)やツイッターメルマガを書いており、この本はそれらの投稿や獄中記を集めたものだ。

同じ東京拘置所経験者の佐藤優さんは「週刊東洋経済」の「知の技法・出世の作法」という連載で、ホリエモンのことを”自らの未来の夢を描き、それを実現するために実力をつけて、努力によって夢を実現するタイプの人=「工作人」の典型”と呼んでいるが、その意味ではこの獄中からの情報発信もユニークだ。

ホリエモンの住んでいる部屋の様子は、この本の表紙の反対側に載っている。

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出典:本書表表紙見返し

上の絵にはテレビがあるが、実際には長野刑務所に移ってから、しばらくしてテレビが入ったのだという。東京拘置所の畳はプラスティックの人造畳だが、長野刑務所の畳は天然畳で、気分が全然違うという。

普通は雑居房より、独居房の方が良いのではないかと思うが、ホリエモンは最初のうちは早く他人と話せる雑居房に移りたいと、一時はうつ状態のようになったという。

しかしこの本の最後の12月末になったら、最初に言われた「共同室より単独室の方が良いですよ。いずれ慣れますから。」という意味がわかってきたという。

佐藤優さんの「国家の罠」には、独居房にいてうつ状態になったという話はなかった。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
著者:佐藤 優
新潮社(2007-10)
販売元:Amazon.co.jp
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ホリエモンの精神状態がよくわからないところだ。

この本のところどころにホリエモンの刑務所生活を示すこんなマンガが載っている。

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出典:本書222〜223ページ

長野刑務所は全国でもトップ3に入るメシのうまい刑務所だそうだ。ただ独居房には暖房がないので、住環境としては北海道の刑務所の方が、冬は暖房があるので、快適だろうということだ。

毎日400円程度で、よくこれだけ工夫して献立を作っていると思わせる苦心の献立が毎日並び、元日などは記念食のようなものもでる。

このあたりは東京拘置所での食生活をレポートしていた佐藤優さんの本に通じるところがある。

結局ほぼ半年で体重は95.7KGから72.4KGに23キロも減り、だいぶスマートになったはずだ。

シャバでは、贅沢な暮らしをしてたぶん毎日飲み歩いていたホリエモンなので、禁酒と、いわばプロテインダイエット(おかずは食べるが麦飯の量は減らす)、適度な運動を続けると、これだけ体重が落ちるという実験レポートのようだ。

食べたいと思っていた念願のカップ麺(カップそば)が12月31日に年越しそばとして出てきて、これを食べたら胃が小さくなっていて全部食べられなかった話がでてくる。麦飯の量を減らして胃を小さくしたのが、ダイエット成功の最大の要因だと思う。

全部で500ページほどある本の中身については、詳しく紹介しない。

ところどころ出てくる、AKBのプロデューサーの秋元康さんが大王製紙の井川会長と同じくらいカジノにハマっているとか、鈴木亜美がフライデーされた相手も知っているとか、ネタバラシのたぐいの話や、宇宙開発が半分くらいの「時事ネタ評論」を除いては、あまり印象に残る話はない。

さすがに刑務所に収監されていれば、当然のことながら情報量は激減する。やむを得ないところだろう。

本屋でパラパラ立ち読みするか、図書館で借りて読むことをおすすめする。


参考になれば投票ボタンをクリックして頂きたい。



  
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2006年01月23日

『僕は死なない』 ホリエモンとライブドアはこれで終わるのか?

2006年1月23日追記:


ホリエモンが証券取引法違反疑惑で本日逮捕された。このブログではホリエモンの本を多く紹介してきたが(右のインデックスのホリエモンをクリックしてみてください)、一番今回の逮捕劇にぴったりなのは、たぶんこの本だろうと思うので、再掲する。

今回の逮捕、ライブドア株監理ポスト入りで、たぶんホリエモンはビジネスマンとしてはほとんど『死んだ』ことになるだろうが、はたしてこのままで終わるのか、それとも復活するのか。


小学生でも買えるライブドア株

ホリエモンが自著で書いていたように、「小学生でもライブドアの株が買える」様に株式分割を繰り返したおかげで、ライブドアの株主総数は22万人と言われている。

ホリエモンは「身に覚えがない」とか自身のブログで書いているが、もし側近にすべて罪をなすりつけられると思っているとしたら、幼児経営と言わざるを得ない。

もし粉飾決算がなされていたのであれば、結果責任を問われる経営者として、身に覚えがないなどという言い訳は許されない。

22万人をだまして、お金を巻き上げた事になるからだ。絶対に許されないことだ。


日本の経済界とライブドア自身への影響

日本の経済界にも大きな影響があるだろう

IT企業のみならず、すべての企業にインターナルコントロール(内部統制)強化が要求され、米国のエンロン事件並の影響が出るだろう。

一方ライブドアの事業としては、すべてがすべて影響ないとは言えないだろうが、たぶん致命的なダメージはないだろう。

問題は事業の収益力を実体以上に粉飾していたからで、事業が黒字であれば、利用者・顧客がついてくる限り会社の株価は下落しても事業自体は影響ないだろう。

たとえばこのブログもライブドアブログだ。ちょっと前にライブドアブログの利用者は115万人と言われていた。

ホリエモンが逮捕されたからといって、多くのユーザーが他のブログサービスに移るとは思えず、日本最大の利用者を持つライブドアブログには大きな影響はないだろう。


IT業界への影響

それにしても、もし一般の人からすべてのIT業界の会社が、ライブドアと同列と見られるとしたら、それこそ心外だろう。

たとえば楽天だ。楽天は加盟店の1社から個人情報漏洩事件が起きたとき、三木谷さん自身がセキュリティ本部長となり、非常に迅速に抜本的対策を打った。

まさに楽天のスローガンの一つである『スピード、スピード、スピード』を実践するすばやさだった。

三木谷さん自身が消費者相手のインターネットビジネスでなにが重要なのか、よくわかっている。

楽天の様な対応を多くの会社が取っており、特にYahoo!BBは一度個人情報漏洩事件(実際は恐喝事件なのだが)があったこともあり、監視ソフト、監視カメラ、セキュリティ対策等の個人情報保護体制はIT業界のトップと言われているほどだ。

たぶんそれが大多数のIT企業なのだろう。投資家もパニックが過ぎたら、インターナルコントロールも含めた企業価値を冷静に考えて欲しいものだ。


米国のミルケンは慈善事業家として復活

米国ではジャンクボンドの帝王と言われたマイケル・ミルケンが米国の証券取引法違反で、逮捕・収監された。(すみません。日本語のWikipediaでは載っていませんでした)

ミルケンは何十億ドルと稼いだが、それも罰金として徴収され、出獄した時はほとんど財産は失ったが、心を入れ替えて慈善事業家として見事に復活した

今回の事件の真相の解明が待たれるところだが、ライブドアの事業は継続され、ホリエモンも将来復権の機会はあるだろう。

もし報道されている通りだとしたら、法律を破り、ルールを守らないなど、もってのほかだ。違法な経営など経営とは言えない。

そんなホリエモンに第2幕があるかどうかわからないが、彼が若者に人気のあるキャラクターであることは間違いない。

ミルケンの様な日本社会にとっても良い復活劇になるかもしれないという期待を込めて、一応ホリエモンにはエールを送っておこう。




僕は死なない黒枠で囲まれたホリエモンの表紙が目をひく。

この本のあらすじを書くのは時間が掛かった。なんかまとまらない。なんども書き直した。なぜだろうと思っていたが、やっと気がついた。

この本は2部構成となっており、最初の部分のプロ野球参戦記は実はホリエモンにとっては、one of themのビジネスチャンスの一つであり、どうでもよいのだ。

ホリエモンの言いたいのはこの本の題にもなっている。『僕は死なない』という部分。

えらく逆説的で、挑戦的な発言ではあるが、ホリエモンは死ぬと決めつけるな。すべてに挑戦・チャレンジしろ!と言っているのだ。

彼の言葉によると『人間みんな死ぬんだって、みんな当たり前のこととして受け入れちゃってますよね。死なないかもって発想することすら思いつけないだよね。

でも僕は人間は死ななくなるって思っているし、金さえあれば、それは確実に実現できると思っているんです。』

たしかに米国では将来の医学の発達を期待して、死後自分の体を冷凍保存させている人がいると聞いている。同じ発想かもしれない。

あとがきでチャレンジし続けることを説く。『僕はずっとチャレンジし続けてきた。ずっと変わり者だった。しかし勝てば官軍とはよく言ったもので、常識は突然180度変わってしまうことが実は多い。』

『今一番言えることはチャレンジするには最適なタイミングだということ。今生きている人はこの瞬間にチャレンジしないと大損だといってもいいだろう。

まだ誰も気がついていない。僕が10年以上前にインターネットに出会ったときに酷似している。一生に一度あるかないかのこの変革の時期、自分が信じた道にかけてみよう!』

本当はこの本の最大のメッセージはここなのだ。野球はチャレンジの一例で、あくまで付け足し。

プロ野球参戦については、ホリエモンの言葉だと「一言でいえば『パンドラの箱を開けちゃった』ってことでしょう。

ナベツネさんの顔色をうかがい、巨人の意向に逆らわないっていうのが、これまでのプロ野球界の常識で、それを僕は『読売クラブ』って言っているんだけど、要は誰もが読売新聞という大マスコミにビビっている。けど僕ら別に何書かれても怖くないから。」

ライブドアは純粋に新規ビジネスとして野球参入を考えた、それに対してナベツネを筆頭とする日本プロ野球が、既得権にしがみつく護送船団の様に新参者を閉め出した。

近鉄以外でもいろいろな球団からの買収の誘いはそれまでも出ては消えしていた。

ライブドアは2004年4月に公募増資して358億円の資金調達ができたので、野球ビジネスを本格的に検討しはじめた。

目的は簡単で会社の露出拡大である。オリックスがいい例だ。

6月になってオリックスとの合併を発表した直後、楽天の小澤氏から近鉄に興味あるかとの話が寄せられ、買収交渉を発表した。

球場でもホリエモンは一躍ヒーローとしてファンに迎えられる。それでも合併交渉には影響ない。

昨年この辺から話がわからなくなってきた記憶がある。

ホリエモンが『大阪の未来を考える会』で、『まあ選手がストやるぐらいしか方法ないっすよね。ぶっちゃけ、そうですよね』という様な話をしたら、会場はシーンとなってしまったと。

ナベツネの『無礼なことをいうな。分をわきまえないといかんよ。たかが選手が。オーナーとね、対等に話する協約上の根拠は一つもない』発言が火に油を注いだ。

結局なんだかんだで選手会のスト、合併承認、新規球団候補選考、楽天対ライブドアの争い。楽天の勝利と話が進む。

三木谷氏は2004年8月の決算発表会で『プロ野球の球団は持たない』と発言しているそうだが、野球がらみのライブドアの知名度アップを見せつけられ、もはや座視できないとみずからも野球参入を表明する。

ライブドアは宮城県に目を付けて、事前の交渉もしていて宮城県営球場をフランチャイズとした案を作っていたが、楽天も結局同じ宮城県営球場で、ライブドアつぶしに出てくる。

ホリエモンは「三木谷さんってもともと慇懃無礼な人じゃないですか。

どうでもいいけど、僕に対しては『堀江君』呼ばわりだし。僕は三木谷さんに興味もないし、仙台なんていうことがなかったら、もっと早く僕の視界から消えてしまう人だったんです。」

「本業でも、Yahoo!は僕たちが目指す会社だけど、楽天はそういう相手じゃないんだし、最初から楽天をライバルなんて思っていない。我々の世界では、うちも含めて2位以下はクズですから。」と悔しさをぶつけている。

最近の楽天トラベルの手数料値上げに対抗して、ベストリザーブが手数料を値下げして、一挙にホテル組合を取り込もうとしているのも遺恨試合の延長戦か?

ライブドアと楽天の一騎打ちの新球団選考が始まる。無手勝流のライブドアに、抵抗勢力の日本プロ野球は元から拒否するつもりで、アダルトソフトの扱いなどをつっこみ始める。

実は楽天もライブドアも、『18歳以上入場不可』とかいうボタンをつくり、これを押しさえすれば認証を得たとして、その先に進めるのは同じなのだが、ライブドアについては必要以上につっこまれる。

他方楽天は、自分たちはエスタブリッシュメントの一員であるとして、奥田経団連会長、三井住銀行の西川頭取などビッグショットを並べた経営諮問委員会設立を発表。最初から楽天に決まるシナリオがほぼ決まっていたようだ。

第6章の『インターネットが権力を倒す日』では今回の騒ぎで結局一番の勝者となったライブドアホリエモンの言いたい放題。

いわく、『今のシステムは10年後には黙っていてもつぶれる』、『インターネットは、本質的に彼ら(=読売クラブ、エスタブリッシュメント)の社会システムを脅かす存在なんです』、『プロ野球も、競馬も、政治も、社会全体がたかりの構造なんですね』。

最後の資料編に近鉄に出した提案書、プロ野球参入の参加申込書、日本プロ野球組織からの61項目に上る詳細な質問状に対する回答書のコピーがつけられており、面白い。

近鉄への提案は2−1−1顧客データベースマーケティング、2−1−2インターネットメディア中継・情報配信、2−1−3選手ーファン・ファン同士の双方向コミュニケーション(ブログ活用)、2−1−4国内外成功事例の導入、2−1−5球団株式発行、2−1−6プレイヤーズ証券、2−1−7報酬体系の合理化・透明化を提案している。

これを受け取った近鉄はあまりに先進的で若者のノリなので、『なにこれ?』って感じで受け取っていたことは想像に難くない。

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2005年09月28日

ライブドアブログで稼ぐ!儲ける! ブログを使ってのアフィリエイト入門のわかりやすい手引き

ライブドアブログで稼ぐ!儲ける!


ライブドアブログを使ってアフィリエイトを始めるわかりやすい手引き書だ。

前半はホリエモンのブログビジネスについての説明、ホリエモンとカリスマ・アフィリエイター伊藤哲哉氏の対談、アフィリエイト成功者数名の紹介だ。

後半はライブドアブログを使っての、ブログ開設からアフィリエイト開始まで、画像入りの解説である。


ブログによるアフィリエイト

ホリエモンによると、ライブドアがブログサービスを始めたのは、出資していたMelma!でのメルマガ配信ビジネスが、限界に来ていたからだと。メルマガの問題点は、送りつけられるものはだんだん読まれなくなるということだ。

しっかりとした会員組織を持ったターゲティングメール会社の会員向けメルマガならともかく、個人情報も持たないメルマガスタンドのメルマガは、媒体力が落ちているという話はよく聞く。

ホリエモンもプッシュ型のメディアには限界があり、これからはブログの様なプル型のメディアの媒体力が勝ってくるだろうと言っている。

ブログは簡単に制作でき、ユーザーの数だけコンテンツが生まれてくる。

ただしアフィリエイトは個人向けのビジネスであり、企業が事業としてやるには間尺にあわないと。たしかに数十円、数百円の収入の積み重ねでは、とうてい企業がやってはペイしないだろう。

筆者のブログもご覧のようにADSenseをつけているが、収入は8ヶ月間で30ドルといったところだ。

筆者の意見では、ユーザーにポイントで還元できるかどうかがアフィリエイトビジネスの鍵だと思う。その意味でポイント会社がアフィリエイトをやるのは、ユーザーとポイント会社双方がWIN-WINとなり、ビジネスとしては成立するだろう。

カリスマ・アフィリエイターの伊藤哲哉氏はかかってこい英会話かかってこいアフィリエイト目指せ!月収300万円アフィリエイターなどのサイトを運営している。

最も収入になるのは、英会話の教材を販売しているかかってこい英会話だが、アフィリエイトサイトも毎日の収入を公開していることからアクセス数はかなりあり、ブログ・ランキングのアフィリエイト部門ではトップクラスであると。

セミナーや教材はそれなりの収入になるが、Amazonアソシエイトの書籍などはサイトに知的な感じが出るので、飾りとしては良いが、月間200冊程度売っても、月の収入は1万円程度で儲からないと。


ブログの差別化

ホリエモンはネットの場合、同じ商品を誰でも売れるので、情報量以外に差別化する要因はないと語る。逆に言うと愚直な努力を続けるだけで、アフィリエイト収入がアップするのは凄いことであると。

アフィリエイト成功者も『とにかく継続すること』とか、『アフィリエイトに近道はない。毎日継続すること。そして数で勝負』とか語っているので、やはり地道に情報をアップして、できれば毎日更新することが成功の鍵の様だ。

ただし、エログを除けば、アフィリエイトだけで毎月数十万円あるいは100万円以上コンスタントに稼げる人は、筆者の見るところ日本でもたぶん数人、せいぜい10人前後だろう。

100万円以上稼げる人は、自分の成功談をメルマガにしたり、セミナーを開いたり、セミナーのDVD/ビデオを売ったりして、トータルの収入で稼いでいるのだと思う。

世の中そんなうまい話はなく、アフィリエイトを初めても月間千円を超すお小遣いを稼ぐには、相当なアクセス数が必要だ。


ライブドアブログの手引き

この本の後半はライブドアブログを使ってブログをはじめる手引き書。

スクリーンショットが多く紹介されており、簡単にブログを開設、アフィリエイトを開始できる。

なにはともあれ、一度ブログをやってみたい、アフィリエイトでお小遣いを稼ぎたいという人にはわかりやすい本なので、おすすめである。


ただし最近のライブドアブログは夜中になるとアクセス集中で、サーバーが極端に重くなり、サイトの再構築が途中で止まってしまうことがよくある。

ホリエモンはこの本で、サーバー分散型で数百万人のユーザー数にも耐えられるような設計がなされていると言っている。

しかし実際は実装が遅れて、ユーザーの不満も高まっているはずなので、今年中に100万人のブログユーザー獲得をめざすなら、インフラは早急に整備して欲しいものである。

筆者も細かい不満はあるが、全般的にはライブドアブログのサービスには満足しているので、頑張って欲しい。

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2005年08月31日

世界一の金持ちになってみろ! ホリエモンの旧体制打倒宣言

世界一の金持ちになってみろ!―単純に考えればうまくいく


1年前の2004年10月に出版されたホリエモンと評論家竹村健一氏との対話集。タイトルは『金持ち』だが、今になって読み返すとホリエモンの政界進出宣言の様に思える。

ホリエモンはまえがきでこう語っている。

「この国にはおかしな、理不尽な仕組みが山ほどある。特に仕事の実行スピードにかかわる部分には大変な非合理が発生している。」

中略

「理不尽な仕組みを変えないのは、古い組織に属する人たちが、動かないからである。結局新興企業がむりやりこじ開けて市場に参入するまでは変わろうとしないのだ。」

「明治維新の時、江戸城を無血開城させたのは旧勢力である江戸幕府で重要な職位にあった勝海舟だった。不合理でスピードの遅い経営をしている旧世代の企業と、新興勢力が無駄な争いをして消費者に迷惑をかけるのは、時間とお金の浪費である。」

「勝海舟のような人物が現代の旧勢力にも現れてくることを祈りつつ、私は新興勢力としてできるだけのことをしていこうと思っている。」

たんに経済のことだけではない。この時点で政治のことまで視野に入れているのではないか?

それにしても勝海舟=小泉純一郎ということになるのかな?この時点でホリエモン自身も勝海舟=小泉さんとは考えていなかったはず。急転直下、亀井さんへの無所属刺客となるとはなんかおかしな展開だ。

小泉さんの側近は、たぶんこの本を読んだのだろうと思うが、ホリエモンに目を付けたり、マドンナ刺客を打ち出したりして今回の選挙戦略を立てた自民党の戦略家はスゴイ。

ホリエモンと亀井静香さんの広島6区がメインイベントとすると、他にもサブメインイベント的な小池百合子対小林興起、野田聖子対佐藤ゆかりとか、片山さつきさん等のマドンナ刺客とか、格闘技チックに郵政民営化反対候補と刺客『対決』を20余りの選挙区で演出している。

片山さつきさんは東大卒、大蔵省で女性初の主計官となった。舛添要一氏と離婚後、マルマン創業者の子息の産業再生機構執行役員と再婚している。一緒に会議などに出たことがある筆者の知人によると、15年ほど前の話だが、大蔵省時代はミニスカートでキメていたそうだ。容貌もさることながら、論理鋭く光るものがあったそうだが、大衆相手で力を出せるかどうかは未知数といったところ。

これでは否が応でも今回の選挙は注目され、若者中心に投票に行く人も増え、全国イベントして盛り上がることは間違いない。

自民党は昨年の参議院選挙で惨敗したので、あのまま行けば民主党の政権獲得、日本もアメリカ型の二大政党政治に移るかと思われていた。

ところが今回の造反議員を逆手に取り、今回の選挙を『郵政民営化選挙』という国民の大多数が興味が薄いテーマにすり替え、格闘技イベントに仕立てている。

小泉さんの人気回復の勢いに乗って、このままだと政権維持ができそうなくらいまで回復してきた。

アメリカでは二大政党制とはいえ、議員個人が法案の是非を判断する。一般的に共和党の議員はブッシュ大統領寄りではあるが、民主党の議員でも必ずしも反対ではないので、大統領が共和党、民主党の個別の議員に攻勢をかけて法案に賛成してもらったりしている。

日本は議院内閣制なので、アメリカの大統領制とは異なるが、各議員が一つの議案の党議拘束に従わなかったからといって、党から追放することで良いのかどうかどうも理解できないところである。

議員は選挙区から選ばれてはいるが、日本国民全体の代議士=代表である。その議員個人には判断力はなく、党の多数派の意見に100%賛同するしかないというのもおかしなものである。

いずれにせよ自民党は選挙巧者で、今のところ自民党ペースに進んでいるが、小泉さんのことだから、『人生いろいろ』発言の様に、一夜にして人気を失うこともありうる。だから岡田さんとの党首討論を忌避しているのだろう。

政権交代となるかどうか注目したいところである。

ところでこの本であるが、申し訳ないが『竹村さんは老いたなあ』という印象が残った。昔の竹村さんであればもっと突っ込んだだろうが、ホリエモンペースですべて進んでおり、竹村発言も刺身のツマだ。

筆者もたしかにホリエモンは優れた経営者だと思うし、新進気鋭の若手経営者を支持するのは良いが、「彼は私以上に変わった『新しい人間』ーそんな印象を受けました」ではあまりに毒がなさ過ぎるのではないのか?

もっとぶつかり合いを期待していたのだが…。


なにはともあれ、この本の参考になる部分をいくつか紹介すると:


なぜ貯金しなければいけないのか理解できなかった(ホリエモン)

「たとえば郵便局に貯金をしたとします。そのお金がどこに行くかというと財政投融資の資金として公共事業に回される。日本中、いたるところにある無駄な道路や橋は、この資金でつくられています。」

「本来なら償還がすめば返済されるはずなのですが、いつまでたっても赤字なので、お金が戻ってこない。」

「そんなところに資金を投じるより、もっと消費活動に資金を回せば、経済が循環して景気はよくなっていくはずです。お金を使えば使うほど景気は良くなっていく。この原則を知らずに、単に『貯金しろ』というのは間違っている。」

一生懸命働いて高収入を得る。それをしたいことに使う。そうすると人間は幸福感を得られるし、明日もまた頑張ろうという気になる。それがホリエモンの考え方であると竹村氏は言う。

ホリエモンの六本木ヒルズの2LDKは220M2、リビング40畳、家賃1万円/M2だそうだが、ホリエモンは自宅の居間から東京の夜景を眺めながら次の戦略を練るのだと。

モトローラのガルビン会長は敷地の中に芦ノ湖があるような広大な別荘を持っているそうだが、ガルビン氏は「私が別荘に行くのは、明日に向かうファイトを仕入れに行く」と言っていたそうだ。

ホリエモンの考え方はガルビン氏の考えと共通しており、人間の活力の源泉となるのは、こうした充実感や幸福感ではないのかと竹村氏は語っている。


シニア層は積極的に若者にお金を貸して欲しい

直接間接的に若者にお金を貸して、若者に事業を拡大させる。若者の収入が増えて、事業規模が大きくなれば、また彼らはお金を借りて事業を拡大していく。

こうして景気が回復すればシニア層が老後に不安を持たなくなる。また税金も間接税主体とすればお金が回るほど税収も増えて社会保障や福祉に回す財源も増える。


最善の経営をすれば、売上倍増は偶然でなく勝ち取れる

ホリエモンは自分で経営をやって、売上を毎年大きく増やしてきたが、徹底的なコスト見直し、業務の効率化を図り、営業力を強化し、高い事業目標の完遂をすれば、当然の結果であると。


本来の利益を上げようと思うなら、歳をとったサラリーマン社長を、時代に敏感で、気力も体力も充実した若い人材に代えなければダメだ

経験は密度の濃さX年数である。ホリエモンは人の何倍もの密度の濃い8年間を過ごしてきたので、経験はベテランサラリーマンに負けないと。

しかし大半の企業は60歳前後のサラリーマン社長が経営を行っている。一般のサラリーマンなら退職する年齢である。変化やチャンスをとらえるセンサーも働かず、スピードも柔軟性もないのではないかと。

経験は豊富かもしれないが、それは古い前の時代のビジネスで得たもので、トップの仕事をするならば、まず新しいビジネスを学習し、新しいビジネスに対応できるように訓練する必要があるが、多くの企業はそんなことはしていない。

多くの企業は本当はもっと大きな利益を得られるチャンスを、自分から放棄しているとしか思えないと。

子会社として傘下におさめた企業の社長に本社のトップ候補からはずされた部長などが行くことがよくある。それがむしろ社内遊泳が苦手な実力派であればまだいいが、引退前の腰掛けにしかならない社長が結構多いらしい。

経営者を60代のサラリーマン社長から、30〜40代の若くて優秀な人材に代えたら、もっと成果があがり、社内も活性化する。

ライブドアもどんどんM&Aをやってみたいと。


ライブドアの成果報酬制度

ホリエモンは、稼ぐ人というのは能率がすごくいいので、稼ぐ人にお金をどんどん渡していこうというのが持論であり、期待度と成果に対してはきちんと報酬を出す主義であると。

ヘッドハンティングしたような人には月収で200万円くらいの給与を出し、4半期毎に査定をし、ある一定額を超えたら自己申告制になる。

ライブドアの成果報酬は360度査定で、自己評価と10名程度の同僚の評価を中心とする他者評価でポイントを決める。

上司の評価は反映されない。個別の評価はフィードバックされないが、ランクだけはわかるようにしてある。

基本はその部門が4半期にどれだけ利益を上げたかで評価される。

年収が1000万円を超える社員の査定にはホリエモンも加わるが、他は自己評価と他者評価できまると。

マネージャーは年収2000〜3000万円で、部下が50〜100人、年間利益5〜10億円といったところ。年金も退職金もない。

経費もないので、交際費は経費では落とせない。交際費は名前を変えた遊興費にすぎないので、そういった無駄な出費は認めていない。ホリエモン自身も食事はすべて自腹であると。

なるほどと思わせる。ホリエモンは愚直なまでに基本に忠実な優れた経営者だと思う。

政界に向いているとは決して思えない。たぶん大前さんの時のように惨敗するだろう。それでも新風は吹き込めるのか?注目したい。



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2005年07月22日

『堀江本。』 やっぱりブログではいろんなことつい言っちゃうよね


堀江本。2004.1.1ー2005.2.28 ライブドア激動の400日!!

なにか毒食らわば皿までのようになってきたが、またホリエモンの本、『堀江本』の紹介である。

ホリエモンのLivedoor社長日記はトップのアクセスを誇る人気ブログだが、その社長日記の2004年の始めから2005年のニッポン放送買収劇の2005年2月末までのブログ記事をピックアップしたもの。

2004年のはじめはそれほど有名人ではなかったので、『100億稼ぐ仕事術』やライブドアへのコメントにいちいちコメントを返している。ブログ特有のインタラクティブ性であり、ホリエモンの考えがよくわかって面白い。

でもライブドアはやることがどぎつい。

社員の平均勤続年数は1年という指摘には、拡大時期で毎年100人以上増えているので、平均はどうしても小さくなると。

「ウチをやめる人は、私のことが嫌いか、給料が大幅に下がる(4半期ごとの査定があり、退職金はない)人が多いです。」「私のようにはっきりモノを言う人間は好き嫌いが激しいからなあ。」


ちょうど今日(7月22日)離婚発表したサイバーエージェントの藤田晋氏の1年半前の結婚式のことも書いてある。

渋谷ではたらく社長の告白でも書いてあったが、余興でホリエモン他の若手IT経営者がハンドベルを演奏したそうだ。

マスコミの騒ぎっぷりに驚いたが、ホリエモンも非常に感動したと。「僕だけじゃなく、招待客みんな感動したんじゃないか」と。

うたかたの恋ならずうたかたの結婚生活だったね。藤田さんはやっぱり実行力の人だね。気を落とすな藤田さん!(筆者のエール)

ホリエモンはいつだって「やるべきことを、やるべきときにする」だけのことだと序文で言っている。なんか筆者のお株を奪われているが、実際にすぐに実行するところがホリエモンのすごいところ。

社長ブログなので、ライブドアの各種製品、サービス、グルメ、ライブドアデパートで売っている商品等を紹介しており、最強のライブドア広告マンである。

旅行先でのトピックス等、軽く読める内容である。

ホリエモンのブログは広告が多く、毎日読むのは大変だが、ブログでもこうしてみると内容の濃いことがよくわかる。

けどやっぱり本の方が読みやすい。

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2005年07月20日

儲け方入門 ホリエモン初心者(?)にはおすすめできない『踏み絵』


儲け方入門〜100億稼ぐ思考法

ホリエモンが書いたライブドア社員(あるいは取り巻き)の『踏み絵』とも思えるのが本書だ。

2部構成となっており、最初はホリエモンがコラム集風に儲け方と自分の考えにつき、1タイトルごとに2ページ(800字)以内にまとめたもの。ある人から「堀江さんの本はコラム集みたいですね。」と言われて、それは良いアイデアだとして、思いついたと言う。

ホリエモンの考えがいろいろなテーマについてポンポン出てきて、読んでいてテンポがよい。

これまでインタビューで聞かれたことは、ほぼこの本で答えているので、今後取材をする人は、この本をよく読んで、ここに書かれていないことを質問して欲しいと。

いくつか独断と偏見で選んだタイトルを紹介しよう。タイトルだけ見ても大体内容が推測できると思うが、内容が予想しにくいものについては(カッコ)にガイドする。

儲け方入門:
1.大学なんて行く必要ない
3.下積みの苦労など必要ない
5.いま、日本にはゴールドラッシュが巻き起こっている
7.利益率が高くて元手がかからないことをやる
9.誰もがダメと思って手を出さないことに手を出す(ホリエモンの新資本主義では大金持ちと同じ仕事をするが答えだったけどね)
11.発想力よりも情報力(アイデアでは金にならない)
12.情報はストックせずその場で処理する
15.採用基準を決めても意味がない(金儲けのうまそうな人を採用する)
16.足の速いヤツだけついてくればいい
17.面倒くさいことはやらない
18.しがらみをつくらない
19.嫌いな人をはずした方がいい人脈ができる
20.寝た方がよい
22.お金は使えば戻ってくる
23.シニア世代からは知恵でなくお金をもらう(シニアは若者に投資する)
26.キャッシュフローさえ見ていれば会社はつぶれない
27.ファイナンスの知識がないと損をする(『桃太郎電鉄』ゲームのすすめ)
28.額に汗するよりわらしべ長者を目指せ(M&Aのすすめ)

僕の考え:
1.才能のある人に集中して投資する
2.日本に急激な成長をもたらした幻想は崩壊した
3.エリート教育に弊害はない
4.Q 夢はなんですか?
  A はあ?(答えられないでしょ。規格化されたくない)
5.サラリーマンにはしあわせなイメージが一つもない
7.あと10年でお札もコインもなくなる
8.お笑いは究極のビジネスモデル(元手が掛からず利益率が高い)
11.お金があればしあわせになれるわけではない
12.金持ちに重税を課すな
13.少子高齢化はこれで解決する(移民をどんどん受け入れればいい)
15.もっとエンゲル係数を上げた方がいい

これだけ読むと、いけ好かないヤツだなと思う人とはっきりしていて良いと思う人の二手に分かれるだろう。

後半の浅草キッド(漫才)との対談でも、ホリエモンは浅草キッドに初対面の時に「ああ、この人は誤解されるだろうなって思いましたよ」と言われている。

このブログでもホリエモンの本を10冊程度紹介してきたが、他の本では十分に考え方を説明していたのに、この本のような『結論だけ述べよ』式では、わかる人だけ俺についてこい式になってしまう。

ホリエモンはそれでいいと思ってやっているのだろうが、このような本を出版することでかえって敵を増やしている様な気がする。結局最初に読んだ百億稼ぐ仕事術が肩肘張らず、一番ではないかと思える。

最近力みすぎじゃないの。

浅草キッドとの対談ではなにか訳の分からない言い訳とかもある。

『プロ野球買います』で、尊敬するソフトバンクの孫社長には坂本龍馬のようになって欲しいという一節がある。

坂本龍馬は明治維新への道筋だけつくって、志半ばで倒れた。孫さんにはあの役目をお願いして、自分はその後の新政府で総理大臣になった伊藤博文になる」と書いていると浅草キッドが指摘する。

これに対してホリエモンは「そうじゃないんですよ。僕はあんなこと書いてないのに、あとから出版社が、刺激的になるよう、おもしろおかしく勝手に手を入れたんです」と。

ホントかよ?出版社が社長の書くことを勝手に修正するわけ?

三木谷さんについてはこう言っている。

「だから僕は三木谷さんに仙台のNHKの前で言ったんですよ。これでどっちが勝っても将来に禍根を残すからやめたほうがいですよって。」やっぱりシコってるんだ。

この本を読んでホリエモンをなおさら嫌いになる人の方が多いような気がするが、書いてあることはまともであり、1時間程度で読めるので、まずは立ち読みをおすすめする。

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Posted by yaori at 23:10Comments(0)TrackBack(0)

2005年07月12日

勝つためのインターネットPR術 ホリエモンの社長ブログのすすめ


勝つためのインターネットPR術
インターネットPR術というタイトルがついているが、要はホリエモンとネットニュースリリースサービスのNews2uの神原社長による社長プログのすすめ。

ただし単なるホームページやブログのすすめではない。会社の価値を上げるブログPR術で、実践的である。

ネットPRが成功すれば次が可能になる:

1.ブランド戦略(会社のブランドイメージアップ)
2.広告宣伝戦略(最低限のコストで告知拡大)
3.マーケティング戦略(潜在的消費者の声を収集し、コミュニケーションがとれる)
4.広報戦略(マスコミにニュースにしてもらいたい情報をすばやく提供)
5.IR戦略(投資かにすばやく正確な情報を提供)
6,人事戦略(人材募集に効果あり)
7.教育戦略(会議や社内報よりも正確にすばやく社員に情報共有ができる)

第1部はホリエモンで、経営者に会社のPRマンになれと説く。まずはステークホルダー=株主にPRし、『インベスタマー』(投資家=消費者)を意識せよと。

インターネットの発達で、企業は自前のメディアが持てるようになり、インタラクティブに反応を取ることもできる。だからネットPRを使うのだ。

ホリエモンの社長ブログは1日30万アクセスがあるそうだが、こうなると本当にマイ・マスメディとなってくるし、それにかける広告宣伝費が最小限に保てることを考えると実に効率の良い宣伝である。ホリエモンはライブドアの最強の宣伝マンであること間違いない。

筆者にも参考になることだが、ホリエモンはブログを書くコツとして、1.毎日更新する、2.日記のつもりで書く、3.自分をつくらず、淡々と書く、4.コメント欄の悪口、批評は格好のマーケティング材料として謙虚に読むことをあげている。毎日更新しろ、ウソはつくな、見やすくつくれと

ホリエモンが面白いことを言っている。ネットは定食屋、テレビは高級フランス料理店であると。テレビは受け身の相手に対して、コストをかけて映像の水準を上げウエルメイドなコンテンツをつくっていく。それに対して吉野家のように早い、安い、うまいで、コストをかけずに毎日おいしく食べられる物をつくるのがネットであると。

ライブドアのホームページを見てくれと。テレビ局の人からネットのプロという割にはしょぼいデザインと内容だと言われたことがあるそうだが、まさに勘違いであると。ネットのコンテンツは毎日更新されてページ自体は軽くシンプルで使いやすい。これがネットでは1番である。

第2部はインターネットニュースリリース配信のNews2u社長の神原さん。ネットPRのコンサルだ。ネットPRの重要性を説き、社長ブログの効用を説く。ライブドアのホリエモンがいい例であると。

消費者の受け取るメルマガ数が急増している今は、メルマガからインタラクティブなブログの時代であると。

いままで投資家、従業員、求職者、消費者、取引先等に別々に情報提供していたが、ネットPRなら一本化できる。単にホームページを開いて、楽しく、都合の良い情報を載せているだけではダメで、悪い情報こそいち早くホームページに掲載すべきであると。

また頻繁なニュースリリースも会社価値を上げるために重要である。

社長ブログはトップのPR術として絶大な効果があるが、秘書など他人任せにしてはならず、自らの言葉で毎日書くことをすすめている。社長ブログは社長業の一環であると。

筆者のこのブログもYahoo!とGoogle検索でトップに入るワードがいくつもある。ためしに『ホリエモン』と『あらすじ』の二語でYahoo!あるいはGoogleで検索して欲しい。『三木谷浩史』や『藤田晋』あるいは『稲盛和夫』と『あらすじ』でもYahoo!とGoogleでトップだ。

社長が書くか、他の経営者が書くか別にしてブログを使ったPR術。費用対効果も高く、アクセスアップもできるので、是非導入して、そして毎日更新すべきである。

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Posted by yaori at 23:08Comments(1)TrackBack(1)

2005年06月05日

ホリエモンの新資本主義 ライブドア入社試験?の3択クイズ

ライブドアの堀江社長は多作だが、なぜ多作かがわかる。彼はライブドアの広告塔に徹しているのだ。

フジテレビのバラエティ番組の出演を降ろされたからではないだろうが、クイズ番組の様な本だ。

最初に堀江社長の本を読んだとき、結構まともなのに驚いたことは以前書いた。このクイズ本もまともな答えが大半だが、随所にホリエモンらしい解答がある。

たぶん一番マスコミにたたかれるのはQ4の『夢を実現させるために最も必要なものは?』という質問で、答えが1.熱意、2.時間、3.お金のどれかだ。どれがホリエモンの解答なのかはおわかりだろう。

ホリエモンを好きな人と嫌悪する人とたぶん半々くらいではないかと思うが、ホリエモンらしい答えが随所にあるので、この本を読んでいると若くしてベンチャーの社長になっている他のいろいろな人まで、『同じ考えなんだろうな』と嫌いになってしまう人も出てくるかもしれない。

10年ほど前だろうか『新人類』と言う言葉がはやったときがあったが、たぶんホリエモンの年代が当時『新人類』と呼ばれた年代なのではないかという気がする。

いくつか引用してみよう。

Q1.大金持ちになるにはどうしたらよいか? 1.大金持ちと同じ仕事をする。2.大金持ちと反対のことをする。3.大金持ちが手を出さなかった仕事をする。

Q5.起業メンバーに一番必要なものは? 1.体力、 2.自信、 3.切迫感。

Q16.伸びる会社はどこが違うと思うか? 1.会社のシステム、2.社長、3.従業員。

Q50.資金不足。誰も融資してくれそうにないとき。 1.強引に会社をスタートさせる。2.ネットで出資者を捜す、3.脅迫して無理矢理融資を引き出す。

Q81.マスコミに頻繁に取り上げられる僕をどう思う? 1.知名度が上がるので良いこと、 2,悪口や風説を流されるので悪いこと、3.良い面も悪い面もある。

面白くて楽しめるし、為にもなり、『IT業界』の考え方がわかるので、ホリエモンを毛嫌いせずに、まずは本屋で立ち読みして目次といくつかの質問に目を通すことをおすすめする。




尚、上記の答えはQ1ー1、Q5−1,Q16−2,Q50−2(出会い系サイト=ライブドアの出資サイト「出資コム」で投資家に会え!と)、Q81−1である。

いかにもホリエモンらしいと思うでしょ。


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ホリエモンの新資本主義! お金持ち\三択ドリル  
Posted by yaori at 00:33Comments(0)TrackBack(1)

2005年01月23日

100億稼ぐ超メール術


100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
昨年のプロ野球参入表明で、一躍有名になったライブドアのほりえもんこと堀江社長の新刊。



稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方

この本の前に堀江社長の100億稼ぐ仕事術(2003年刊)と稼ぐが勝ち(2004年刊)の2冊を読んだが、プロ野球参入を表明した前と後ではだいぶトーンが異なる。


100億稼ぐ仕事術
正直この人にはあまり良い印象を持っていなかったが、100億稼ぐ仕事術では、実にオーソドックスかつまともな仕事へのアプローチを紹介しており、参考になった。

稼ぐが勝ちでは『金で買えないものはない』発言等、あきらかにマスコミ受けを狙った内容に変質してきた。

この100億稼ぐメール術は、フラットな組織を持ちワンマン経営のライブドアには有効かもしれない。それぞれのメールに場当たり的回答及び指示をしていては、結局経営として成功するのか?まだその判断は下せない。

まずキックオフミーティングを行い、後はメールを使った会議で煮詰め、必要に応じてミーティングを開くなど、スピード経営には役立つやりかたかもしれない。

しかしライブドア堀江社長はスティーブン・コビーのIMPORTANT-NOT IMPORTANT-URGENT-NOT URGENTの4象限でつくるクアドラントを考えて仕事をする必要がある。

メールは電話と同じく、URGENTであるかもしれないが、IMPORTANTとは限らないからだ。

戦略がなければ大きな仕事はできない。同窓なので頑張って欲しいが、三木谷氏の戦略性に比べやや見劣りする感がある。単に『人気者』で終わらないで欲しいと思う。  
Posted by yaori at 14:37Comments(0)TrackBack(0)