会社から築地市場には歩いて15〜20分で行けるので、場内の人気海鮮丼の2店の両方を先月と昨日にわけて行ってみた。
場内の魚がし横町の奥の方の通りに海鮮丼有名店の大江戸食堂と仲屋が並んでいる。
1時過ぎに行ったので、もう多くの店が閉まっている。大江戸食堂も仲屋も終点間際で、行列はない。築地場内の店の営業時間は、大体朝4−5時から1時までなのだ。
これが築地市場場内で最も有名な寿司屋、大和寿司と寿司大が並ぶ、魚がし横町の手前の通りだ。1時過ぎなので、大和は営業終了している。筆者が時々行く、てんぷら天房、トンカツの八千代、煮魚の店は大和寿司の並びだ。
こちらが大江戸食堂のメニューだ。筆者は先月1,350円の”G丼”、まぐろ、うに、いくら丼を食べた。赤身は分厚いまぐろが3枚載っていて、非常においしかった。
大江戸食堂は、醤油にわさびと大根おろしをまぜてたべてくれというリコメンドがあるのが特徴だ。
こちらが仲屋の看板。
こちらが仲屋のメニュー。筆者は昨日1,000円の海鮮丼を食べた。旬の魚は白魚で、おいしい上に、ボリュームたっぷりだった。
筆者の記憶では、仲屋は昔は酢飯ではなく、普通のご飯だったと思ったが、今は仲屋も大江戸食堂も酢飯だ。あるいは筆者の記憶間違いかもしれない。
最近歩数計を持ったので、散歩がてら築地に時々行っているものだ。築地といえばテレビチャンピオンの築地王になった小関さんの本を再掲する。
東京・築地 五つ星の味、極上の逸品
著者:小関 敦之
販売元:東京書籍
発売日:2006-05-27
おすすめ度:
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TVチャンピオンで築地王に輝いた小関敦之さんの隣の月島まで含めた築地情報の本。
小関さんは築地市場を食べつくせというウェブサイトも運営している。
2日とあけず築地に行き、本業は大手広告代理店勤務ということはたぶん築地に近いADKか、電通の関係会社勤務なのではないかと推測する。
いずれにせよスゴイ本だ。行列のできる場内や場外の店はもとより、築地駅周辺のしにせや、足を伸ばして月島のおすすめ店までカバーしている。
飲食店はもとより、本の半分は魚介、ひもの、肉、乾物、菓子、はては道具まで取り上げており、電話、ファックス、インターネットで取り寄せできる店はその旨紹介してある。
築地市場の場内の魚がし横町にある寿司屋は大和(だいわ)寿司と寿司大が、行列のできる店として有名だ。
特に大和寿司などはへたすると1−2時間待つが、この本を読むと魚がし横町にある寿司屋はそれ以外の龍寿司、岩佐寿司、寿司文などもそれぞれ特徴があり、一度は行ってみる価値がありそうだ。
例えば龍寿司は天然車エビ、赤貝とアナゴ、岩佐寿司は貝づくし、寿司文はアナゴやアワビに塗るツメ(タレ)などがおすすめだと。
場内では定食屋の仲屋が今や1,2位を争う行列店になった由。この店はあまり目立たない店だったが、1,000円のうに丼など海鮮丼中心のどんぶり物のメニューに変えて大ブレークしたそうだ。
こんな本を見ていると、また行きたくなる。
築地市場にはホームページがあり、魚がし横町も紹介されている。
超有名店は筆者の小関さんのホームページのお寿司屋ギャラリーで写真を見て、よだれを流して頂きたい。
小関さんは隣の月島の人気店も紹介している。
ほていさんは海鮮鍋とか海鮮焼き中心で、庶民的な飲み屋だが、いつの間にか超人気店となり、今や予約を取るのが難しいとのこと。そういえば最近行っていないが、以前行ったときにおいしくて安かったので、なるほどと思う。
他に築地場外の店も紹介しているが、どちらかというと食材店の紹介が多く、飲食店の紹介は少ない。これだけ場外の食材店をいろいろ調べている本も少ないと思う。
さすがTVチャンピオンの優勝者だ。築地のグルメ紹介では、以前築地丸かじりというムック本を紹介したが、小関さんの本とはカバーしている店が結構異なるので、こういったガイド本もおすすめである。
書いていて、よだれが出てきた。首都圏以外に在住の人には罪作りな本である。
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