2008年04月02日

レバレッジ・シンキング レバレッジシリーズのまとめ

2008年4月2日追記: 3月28日に記事をアップしたら、「ゆきんこ」さんから、レバレッジ・シリーズを全部読んだが、「レバレッジ・シンキング」が最も良いというコメントを頂いたので追記しておく。筆者も1冊だけ読むなら、この「レバレッジ・シンキング」だと思う。

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術


今までこのブログで紹介してきたレバレッジシリーズのまとめの本。

このブログではレバレッジ・リーディングレバレッジ時間術レバレッジ人脈術の3つを紹介してきたが、それら3冊のいわば上位概念となる"Doing more with less(DMWL)"の考え方を説明している。

プロスポーツ選手に比べてビジネスパーソンは、トレーニング不足だと本田さんはまず指摘する。

プロの選手の場合、80%がトレーニング・練習、20%が試合が一般的だが、2001年の総務省統計局の社会生活基本調査によると30−50代のビジネスパーソンが一日のうちに「学習・研究」、「スポーツ」、「交際・つきあい」に費やす時間は40分足らず、「学習・研究」のみだと10分たらずという結果が出ているという。

逆に多くの人がトレーニング不足なので、少し練習すれば頭一つどころかかなり抜け出すことができる。

自分のパーソナルキャピタル(自己資産)は次の4つだと本田さんは整理する。

1.労力資産

2.時間資産

3.知識資産

4.人脈資産


これらに自己投資して、労力・時間投入量1に対して、無限大の効果を上げ、DMWLを実現するのがレバレッジ・シンキングの考え方だ。

4つのパーソナルキャピタルとマインドの両方を高め、ゴールと「しないこと」を定め、アクティブに行動するのだと。

この本では上記4つのパーソナルキャピタルそれぞれについて、レバレッジを効かす考え方が披露されているが、既にレバレッジ・リーディングレバレッジ時間術レバレッジ人脈術それぞれのあらすじで紹介したので、これらを参照頂きたい。

本を読む順番として、レバレッジシリーズでは最初にこの本を読んで概要をつかむべきだったかもしれない。

筆者の感想としては、レバレッジシリーズで一番印象に残ったのはレバレッジ・リーディングだった。

一冊だけ読むならレバレッジ・リーディングだろう。

アスリートを見習って、トレーニング(=学習、読書)にもっと時間を投資して、さらに大きなリターンを得よう!

他人と差を付けるのは案外簡単かもしれない。


参考になれば次クリックお願いします。


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2008年02月15日

レバレッジ人脈術 効率的な人脈づくりのノウハウが満載

レバレッジ人脈術


40万部も売れているレバレッジシリーズで、一躍売れっ子になった本田直之さんの人脈術。

本のカバーに「最小の労力で、関わった人すべてが、最大の成果を生む人脈術」と書いてある。

他のレバレッジシリーズ本同様、最初のプロローグ部分を読めば全体の主張がわかるのは親切で、わかりやすい。

人脈にまさるパーソナルキャピタル(資産)はないし、人脈つくりこそ最強の投資であると本田さんは語る。人脈はいわばアーリーステージのVC(ベンチャーキャピタリスト)の様に、相手が有名になる前から築き上げるものだという。

重要なのは「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」である。

本田さんは、大前研一氏の次の言葉を引用している。

「『いかにして相手の役に立つか』に思いを致さなければ、豊穣な人脈は築けない。『頼むより頼まれる人物になる』。人脈づくりは、ここから始めよう。」

自分の価値観にあった仲間を見つけ、つながりを持ち、ともに高めあうことが「レバレッジ人脈術」の大きな目的なのだ。

社会人向け教育機関の「アカデミーヒルズ」が実施したアンケートでは、会社や学校以外で積極的に人脈づくりをしている人はわずか9.2%だという。「機会があれば」という人が48%を占めたが、これは何もしていないに等しいだろうと。

90%以上の人が積極的に人脈づくりをしていないからこそ、「レバレッジ人脈術」を実践すれば、圧倒的な成果が出るのだと本田さんは語る。

まずは実行。

すぐに始める。一日でも早いほうが複利効果で大きくなるように、人脈作りも早く始めたほうが成果は大きくなるのだ。


コントリビューションがキーワード

人脈づくりには、「ギブアンドテイク」は論外、「ギブアンドギブ」も相手より偉そうなイメージがあるので、本田さんは「コントリビューション」が基本だという。

コントリビューションには四つのレベルがある。1.情報、2.プレゼント、3.ノウハウ・アドバイス、4.コネクト(紹介)だ。

人と会う時には、まず「この人に対して自分はどんな貢献ができるか」を考えるのだと。

人と会うには事前のインプットが欠かせない。それをきっかけに自分も勉強し切磋琢磨できるのだ。

筆者は歌会始(うたかいはじめ)や園遊会などで天皇陛下にお会いしたことがある人の談話を時々読むが、誰もが一様に天皇陛下が、その人のことをよく知っていて、質問も的を得ていたことに驚嘆している。

日本で最も多忙で、最も多くの人に会う天皇陛下でさえ、ひとかたならぬ努力をしてインプットに努められているのだから、我々凡人も人並み以上に努力して、インプットに励むべきだろう。

人に会いたいと思われる為には、1.インプット(自己研鑽)、2.魅力的なプロフィール(話をして価値のある人だと思わせること)、3.情報発信(ブログやメルマガ、本など)が重要だと本田さんは語る。

相手に会いたいと思わせる様な自分のパーソナルブランディングが重要だ。本を出版する事も個人にとって究極のIPOであると。


本田さんの情報ソース

本田さんの読書情報ソースも紹介されている。正直、筆者はこのいずれも購読していない。他人のペースで本を紹介されても、どうも頭に入らないのだ。

どれか一つを試しに読んでみるのも良いかもしれないので、以下に紹介しておく。

メルマガ:

1.鮒谷周史さんによる「平成・進化論」まぐまぐ読者数日本1の29万人だそうだ。

2.「週末起業」の藤井孝一さん「ビジネス選書&サマリー」

3.アマゾンの元カリスマバイヤー土井英司さんによる「ビジネスブックマラソン」

4.「マインドマップ読書術」の著者の松山真之助さんの「Webook of the Day


ブログ:

1.ビジネス書のコンシェルジュ、smoothさんによる「マインドマップ的読書感想文

2.アルファブロガーの聖幸さんの「俺と100冊の成功本ブログ

3.大橋悦夫さんの「シゴタノ!」仕事を楽しむから「シゴタノ」だと。

4.「ライフハッキング


異業種交流会では人脈は広がらない

なぜ異業種交流会では人脈が広がらないかなども明快だ。

人と会って話すということは、ある程度の共通点を前提として、何かお互いにコントリビュートできるものがないかを探る。

異業種交流会ではどういう人が参加するかわからず、たまたま会った人で面白いと思える人に出会える確率は低いからだ。

飛び込み営業では成功するはずもなく、いわばコンサル営業の様に相手を研究して、自分の持っているものを提供することが重要だ。

筆者も飛び込みOKの異業種交流会は参加したことがない。

筆者は大学のクラブのOBで異業種交流会的な飲み会を、3−4ヶ月に1回開催しているが、業種がバラバラなので大変参考になっている。

ちなみに、人脈作りのツールとしてアメリカの企業人が活用しているという"linkedin"(リンクドイン)を紹介している。すべて実名、職歴も載せるのだという。


人脈づくりのノウハウが満載

レバレッジシリーズの他の本と同様に、ノウハウも多く紹介されており参考になる。印象に残ったものは次の通りだ。

☆アプローチは相手の都合に合わせることができるメールが基本
☆メールは短く、間違っても思いの丈をぶつけるようなことはしない
☆疎遠な関係も案外簡単に復活できる
☆たとえ断られても気にする必要はない
☆人に教えられるものを持て
☆お店紹介もコントリビューション
☆人と会うなら「ホーム」に呼び込め
☆人と会った後は必ずフォローを
☆メールのやりとりは常に「(返答)待ち」の状態に
☆フォロー(メール)で頼み事は禁物
☆人脈のリストアップで自分の得意分野が見えてくる
☆人脈は囲い込まないほうが広がる(来る者、紹介を拒まず)
☆二次会は不要。そのかわり一次会を長く
☆パーティは必ず立食形式で


日本人が好むハウツー本としても役立つ。ベストセラーになるべくして書かれた本である。

本田さんの言っていることは、「自分を磨いて人の役に立てば、いずれ自分の役に立つ」という基本的なことではあるが、それを実行する時の数々のノウハウが紹介されている。

大多数の「機会があれば(人脈をつくる)」という人、人脈づくりを考えてはいるが実行していない人の、背中を押す本としてぴったりである。

簡単に読めるので是非一読をおすすめする。


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2008年01月26日

レバレッジ時間術 「レバレッジ」シリーズの本田直之さんの時間活用術

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)


「レバレッジ」シリーズでベストセラーを連発している本田直之さんの時間活用術。

前回はレバレッジ・リーディングのあらすじを紹介した。

「仕事は一番忙しい人に任せよ」とは、いろいろなところで聞くことだが、本田さんは、忙しくても「忙しい」と言わないことをルールにしようと言う。著名な経営者や総理大臣のスケジュールに比べれば、自分はまだまだ甘いことがわかるだろうと。

時間は消費するのではなく、時間を投資するのだという。1時間掛かっていたことを、5分でやるというブレークスルーは、コツコツでは生まれない。選択と集中でポイントを絞り込み、限られた時間で最大の効果を上げる。そして余った時間を余暇に使うのだ。


時間投資の基本は「仕組み」つくり

本田さんはパソコンを使い出した時に、ブラインドタッチができるように5日間の集中トレーニングを受けたという。このトレーニングで、その後どれだけ生産性が上がり、時間が節約できたのかわからないという。

時間を投資するということは、このように仕組みをつくったり、仕事の段取りを考えたり、スケジュールの作り方を工夫したりすることにより時間資産を増やすことだ。


レバレッジ・スケジューリングの3本柱

レバレッジ・スケジューリングの柱は次の3つだ。

1.俯瞰逆算スケジューリング
2.時間割
3.タスクリスト

本田さんは、手帳は使わず、PDAと1ヶ月単位の書き込めるカレンダーを使って、アクティブスケジューリングを実施している。

アクティブスケジューリングとは逆算型で、本の出版や売上30%アップなど3ヶ月から半年先の明確な目標を設定し、目標達成のためにやらなければならないことを、他の予定とのバランスをとりながらスケジュールに落とし込むやりかただ。

これにより仕事の成果はあがり、プライベートの時間も余裕が出る。


横道にそれるが、筆者はまとまった仕事ではマイクロソフト プロジェクトを愛用している。マイクロソフトプロジェクトは、全体を俯瞰できるとともに、どこかが遅れると、全体を自動的に遅らせたり、メンバーの仕事量管理ができる。

アメリカでは、コンサルのみならず、普通の会社でもよく使われている。日本ではあまりポピュラーではないが、便利なソフトなので、興味があればマイクロソフトのプロジェクトのサイトで試用品ダウンロードを試して見て貰いたい。


本田さんが逆算スケジュール管理を始めたのは、高校3年の春からだという。大学合格に必要なことだけをやるスケジュールを逆算で考えて、受験勉強をしたという。

会社のスケジュール管理は、俯瞰・逆算でやっている人が多いだろうが、個人のスケジュール管理は俯瞰・逆算でやっている人は少ないと本田さんは語る。

最近は手帳の使い方に関する本がよくあるが、「夢に日付をつける」とか「ビジョンを掲げる」も同じ、目標設定を明確にする仕事術・成功法であると。

PDAは日々の予定管理に使う。本田さんの場合、日本にいるのは年に半年ほどなので、毎日のランチとディナーの時間はすべてブロックしてあり、すべて人と会う時間にしているという。

人と会うことは、仕事の一部であり、重要な自己投資でもあるからだと。


一日の時間割による時間家計簿

本田さんは一日の時間を次の4つに分類して、時間家計簿をつけている。

1.自己投資のインプットの時間
2.仕事をしているアウトプットの時間
3.食事や風呂などの生活の時間
4.自由に使うプライベートの時間

これを1ヶ月程度続けてみると、テレビを見たりしてダラダラ過ごす不明時間の多さに気が付くはずだと。この不明時間を少なくし、インプット/アウトプットの成果を数値化して、見直すと効果が大きい。

ちなみに本田さんの1日のスケジュールは、朝5時に起き、入浴しながら2−3時間の読書。それから午前中2時間はジムで汗を流し、昼はレストランが混む前の11:30から誰かと必ずランチ、2時から仕事で7時までに終了。毎日誰かとディナー。そして帰宅は10時から11時頃だという。

最後はタスクリストだ。毎朝5分程度、その日に具体的になにをすべきかをメモ書きする。To-do-listと呼ばないのは、To-doだとやらされているという語感があるからだという。

その他に備忘リスト、仕事の段取りのチェックリスト、Yahoo!カレンダーなどの無料リマインダーメールサービスも併用しているという。


ハウツー本として様々なテクニックを紹介

時間密度を高める様々なテクニックが紹介されている。

「チリツモ勉強法」、「雑誌は全部読むな」、「スキマ時間に雑誌・新聞を読む」、「名刺のベストな整理法は捨てる」、ケータイでPCメールが読めるリモートメールサービス、「機器のマニュアルは必ず読む」、「電車に乗らない生き方」、「都心に住むという生き方」、「メイン・オフィスはバスルーム」などだ。

仕事も100点が必要な仕事と、80点でいいが、スピードが求められている仕事があるので、仕事で求められているレベルを見極めることも重要だと、本田さんは語る。

「あいつは早く帰るヤツ」と思わせるとか、「仕事90分、休憩10分」で脳を活性化とか、「早起き早寝」、「15分昼寝」などハウツー本として、自分の生活・仕事のノウハウが紹介されている。


「やらないこと」を選択する

本田さんのモットーは"Doing more with less"、「少ない努力でより多くの成果を」だという。やめるとか、人に任せるとかで、時間を10分の1に短縮する方法を考えよと。

優秀な人が頭打ちになる理由は、なんでも自分でできるので、一人で仕事を抱え込んでしまうことだという。優秀な人ほど、「自分でやらないこと」を見つけ出す勇気が必要だと。

やらないことを選択する能力は、KSF("Key Success Factor")成功要因だという。

たとえば受験のKSFは、過去問と合格点ねらいだ。

本田さんが、俯瞰スケジューリングを始めたのは高校三年の大学受験の時からだったことは前に書いたが、大学受験でも過去問と合格点ねらいだったという。

また通常半年かかるといわれるワインアドバイザーの資格(以前はしろうとでもソムリエの資格が取れたが、今ではソムリエはプロのみで、しろうとはワインアドバイザーという資格になっている)を1ヶ月で取れたという。

過去問を徹底的に分析して、合格ラインの70%が取れる必須事項を覚えたのだという。

ビジネスも同様で、ビジネスの「過去問」はビジネス書だという。レバレッジ・リーディングで、いわばインターバル走法の様に、ポイントはじっくり、それ以外は流してビジネス書から、目的の事柄を学ぶのだ。


経営者の仕事は意志決定

そして無駄なことを切り捨て、最後に残る重要な仕事の「意志決定」に集中すべきで、本田さんの場合、「返答は即座に」をモットーにしていると。

最悪なのは情報不足のまま悩み続けることで、もし判断ができないなら、「その場で判断をしない」と意志決定し、すぐに情報収集をすべきであると。そして判断にかける時間は1日もあれば十分であると。

意志決定に時間がかかるという人は、ぐずぐずと判断を先延ばしせず、自分がなぜ決断できないか、その原因を分析する必要があると本田さんは語る。


日本人が好きなハウツー本で、しかもすべてに答え、やり方が用意してある。ベストセラーになるべくしてなった本である。

レバレッジ・リーディングもそうだが、この本も2時間あれば読める。

幻冬舎の本は、まだアマゾンの「なか見検索」には対応していないので、書店で手にとってパラパラとめくってみて頂きたい。

目次が節ごとに出ているので、このあらすじと目次を読めば、大体本の内容がわかると思う。

なにはともあれ、実行することが重要だ。

必ずしも本田さんのやっていることと同じことをやる必要はないが、限りある人生のなかでの時間管理に目覚めたならば、一つの例としてこの本を参考にして、是非自分のやり方を編み出して頂きたい。


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2007年11月21日

レバレッジ・リーディング 本は先達の知恵の宝庫で格安の投資

レバレッジ・リーディング


レバレッジ○○○シリーズでベストセラーを連発しているレバレッジコンサルティング社社長、本田直之さんの読書法。

本田さんは本を年400冊以上読むそうだが、この本は「はじめに」のところや第一章の出だしに、エッセンスが集約されており、わかりやすい。

立ち読みして「はじめに」を読むか、アマゾンのなか見!検索で「抜粋」をチラッと読めば内容は大体わかると思う。

さすが多読を標榜する本田さんらしい、読者に親切にできた本だ。

本田さんは明治大学を卒業後、外資系企業に3年間勤めた後、インターナショナルなMBA育成でナンバーワンのアメリカの国際経営大学院サンダーバード校でMBAを取得する。

MBA留学中には、多くのケーススタディのために、毎日分厚い本を短期間で読むことを強いられた。

このビジネススクールでの2年間の経験から、問題解決のヒントを探すという目的意志があれば、余計なところを読まず、ポイントを速く拾える多読術、すなわちレバレッジ・リーディング術を身につけたのだという。


毎日1〜4冊の読書

本田さんはコンサルティング会社を経営し、日米約10社のビジネスに資本・経営参加しながら、毎日新しい本を1〜4冊読んでおり、毎年読む本は400冊を下らない。

本田さんにとって、読書は投資活動そのものであると。

本には他人の経験や知恵が詰まっているので、平均1,500円のビジネス書で100倍以上のリターンが得られる、非常に安価な投資であると本田さんは語る。

ビジネスパーソンにとっての読書は、スポーツ選手にとっての練習と同じだと。


本探しは投資物件選び

本田さんは、まず目的を持って本を選べと語る。そして同じジャンル・カテゴリーの本を何冊も徹底的に読み、セカンドオピニオンの様に、たくさんの意見から自分に最も役立つものを選ぶのだという。

本のスクリーニングのためには、友人の口コミ、無料書評メルマガ、日経新聞、朝日新聞、日経ビジネスなど新聞雑誌の書評や、有料の要約サービスなどの利用をすすめている。

挙げられている無料書評メルマガを一部紹介すると:

毎日3分読書革命!元アマゾンのカリスマバイヤー土井さんのメルマガ。土井さんは年間1,000冊の本を読むという。

ビジネス選書&サマリー★プロ厳選 30秒で読んだフリ このブログでも紹介している「週末起業」で知られる藤井孝一さんのビジネス書書評メルマガ。

英語の本だと、"Fast Company"や筆者も多くのオーディオブックを持っているナイチンゲール・コナン社が出している"AdvantEdge"メルマガなどが参考になるという。

有料の書評サービスでは、Top Pointを紹介している。

ネット書店と一覧性に優れるリアル書店の使い分けも推奨している。ネット書店では、やはり「なか見!検索」ができるアマゾンがいい。


本田さんの本の読み方

本田さんが推奨するレバレッジ・リーディングの最大の特徴は、目的を持って本を読むことだ。

その効果の一つとして、「カラーバス効果」を挙げている。Color bath効果とは、日常生活で、たとえば赤など、ある色を意識すると、やたらとそればかり目に入るという効果だ。車でボルボが多いなと思うと、やたらとボルボばかり目に付く様になるのも同じだ。

本を読む時も、あるイメージ・目的を持って読むと、速く読んでも目的のところに目がとまる効果があり、結果として緩急を付けて、効率よく本が読めるのだと。

こう書くと特別の読書術の様に聞こえるが、実はだれでも新聞を読む時は、同じことをやっているのではないかと筆者には思える。

読む環境も重要で、本田さんは毎朝5時に起きて、バスタブの中で1時間程度読書しているという。筆者は風呂の中で読もうという気にはならないが、筆者の家内は時々風呂で本を読んでいる。そういう人もいるものだ。

レバレッジ・リーディングのもう一つの必須条件が、制限時間を設定して本を読むことだ。本田さんは、大体1〜2時間で、どんな本でも読むと決めているそうだ。

1〜2時間では全部に目を通すわけにはいかないが、全部をすみずみまで読んで、なにも実践しないことより、重要な20%の部分を頭にたたき込んで実践に移した方が投資リターンが多いのだと。パレートの80:20の法則だ。


本をボロボロになるまで使い倒せ

筆者も週3〜5冊、年間200冊程度の本を読んでいるが、このブログでたびたびコメントしている様に、筆者は新刊書でも図書館でリクエストして借りてまず読んで、気に入った本だけ買う主義だ。

こういうと聞こえは良いが、実は筆者は「積ん読」のクセがあり、本を買うと、それで安心してしまい、結局読まないということがしばしばある。また本に線を引いたり、書き込みをすることは好きではない。

だから確実に期限(通常2週間)までに読まなければならない図書館の本のほうが、筆者には向いているのだ。

反対に本田さんは、自腹で買って、(風呂でも読むので)ボロボロになるまで、折り曲げ、線を引き、頭に浮かんだことをどんどん書き込んで本を使い倒せと言う。

単なる本を収益を上げる資産に変えるのだという。

筆者とはアプローチは借りるのと買うのと全く違うが、本を読んで徹底的に頭にたたき込むという目的は同じだ。


最も重要な読書後のフォロー

本田さんは、読んだだけではだめで、せっかく投資した時間とコストを回収するためには、読書後のフォローが絶対必要だと語る。

これには筆者も大賛成だ。

「ウェブ進化論」で梅田望夫さんが、ブログを「究極の知的生産の道具」と呼んで、「どこでもメモ」、ウェブ備忘録の様な使い方を紹介しているが、筆者にとっては、このあらすじブログが、まさにウェブ備忘録なのだ。

本田さんは、「究極の本」をつくるのだという。

それは「レバレッジメモ」と呼ぶもので、本の大事な部分を抜き書きしたメモを自分でつくる。それをA4サイズにプリントして持ち歩き、ちょっとした時間に読み返すのだと。

大体1週間に一回このメモの入力作業を行い、メモがたまったらテーマごとに分類し、何度も読み返して自分の資産とし、実践に活用するのだという。


本田さんもカーネギーの信奉者

このブログで紹介しているサイバーエージェントの藤田晋さん角川春樹さん、ビジネスコンサルタントの新将命さんの共通点は、カーネギーから強い影響を受けたことだが、本田さんもカーネギーの信奉者だ。

普通の本は読み返さないが、カーネギーの「道は開ける」など名著中の名著は、何度も何度も読み返しているという。そのたびごとに線を引く場所が異なり、自分の成長がわかると本田さんは語る。

道は開ける 新装版


最後に本田さんの、「ベストビジネス書」からいくつか抜粋して紹介する。

原理原則の10冊は次の通りだ:

デール・カーネギー 「人を動かす」、「道は開ける」
リチャード・コッチ 「人生を変える80対20の法則」
ジム・コリンズ他 「ビジョナリーカンパニー」
ドラッカー 「プロフェッショナルの条件」
ブライアン・トレーシー 「フォーカル・ポイント」
ナポレオン・ヒル 「思考は現実化する(Think and Grow Rich;リンクはオーディオブックだ)」
藤本義一 「よみがえる商人道」
ブリストル 「信念の魔術」
ジョージ・レナード 「達人のサイエンス」

その他「ウェブ進化論」とか、「即戦力の磨き方」などが入っている2006年のベスト、読んでおくべきビジネス書20が挙げられている。


本田さんの本を読んで、本の活用に対する考え方といい、カーネギーなど名著をいつまでも愛読することといい、筆者と同類の人を見つけた思いだ。


まずは、レバレッジ・リーディングアマゾンのなか見!検索で目次と抜粋を見て興味のほどを確認して頂きたい。


参考になれば次をクリックお願いします。


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