2023年04月08日

ワイン愛好家の会 2023年3月開催 今回は駐在地のワインで参加

今回のワイン愛好家の会のテーマは、自分の駐在地のワインです。

20230315ワイン会







































一番左から、私が持ち込んだアルゼンチンの赤ワイン・マヤカバのマルベック。




次が、ドイツの白ワイン・ヴェレナー・ゾンネンウァー・リースリング・スペトレーゼ。

ヴェレナー・ゾンネンウァー リースリング SPA 白[2020]年(J.J.プリュム)
ヴェレナー・ゾンネンウァー リースリング SPA 白[2020]年(J.J.プリュム)

その次が、カリフォルニアの白ワイン・カレラのマウント・ハーラン・シャルドネ。

カレラ マウント ハーラン シャルドネ 2017 カレラ社 日本正規代理店輸入品 アメリカ カリフォルニア 白ワイン 辛口 750mlCALERA Mount Harlan Chardonnay 2017
カレラ マウント ハーラン シャルドネ 2017 カレラ社 日本正規代理店輸入品 アメリカ カリフォルニア 白ワイン 辛口 750mlCALERA Mount Harlan Chardonnay 2017

次が、日本のマンズワインの最高峰の赤ワイン・ソラリス・マニフィカ。

日本ワイン ソラリス マンズ マニフィカ 2014 750ml 1本 期間限定
日本ワイン ソラリス マンズ マニフィカ 2014 750ml 1本 期間限定

次が、カリフォルニア・ナパのベリンジャーの赤ワイン・プライベート・リザーブ。

ベリンジャー プライベート・リザーヴ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2015 750ml ワイン
ベリンジャー プライベート・リザーヴ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2015 750ml ワイン

一番右が、フランス・ボルドーのマルゴーの赤ワイン・シャトー・パルメ。

シャトー・パルメ[2011]【750ml】Chateau Palmer
シャトー・パルメ[2011]【750ml】Chateau Palmer

ワイングラスに注いだところの写真です。一番向こうの、ほとんどなくなっている赤ワインがアルゼンチンのマルベック。白ワインが2つ並んで、次がカリフォルニアのベリンジャー、3つ並んだ赤ワインの真ん中がマンズワインのソラリス、ちょっと色が薄いのがボルドーのシャトー・パルメです。

20230315ワイン会4






































食事のメニューは次の通りです。

20230315ワイン会5







































私が持ち込んだアルゼンチンのマルベックは、内田さんと事前に飲んで確かめた結果、牛肉との相性では、カベルネ・ソーヴィニョンに負けるということがわかっていました。

私は2年間アルゼンチンの賄いつきの下宿にいて、毎晩ステーキを食べて、アルゼンチンワインを飲んでいました。

今回持ち込んだワインも、アルゼンチンのプレミアムワインで、ビーフとの相性は間違いないと思っていましたが、やはりワールドクラスのカベルネ・ソーヴィニョンと比べると、比較にはなりませんでした。

そのため、メインディッシュのビーフでは勝負せず、内田さんがマリアージュを試した結果、カモの生ハム、天然マイタケの天ぷらと合わせることにしました。

さらに、エスカルゴと野菜のポトフで、ドイツの白ワインのリースリングと、カリフォルニアのシャルドネを含む全ワインの料理とのマリアージュを確かめました、

最後のビーフで、日米仏のカベルネ・ソーヴィニョンの対決となりました。日本のマンズワインのソラリス・マニフィカは、値段も2万円以上して、マンズワインの最高峰とされていますが、写真のワイングラスのワインの減り具合からもわかる通り、パルメとは同じレベルでの比較はできません。

カリフォルニアのベリンジャー・プライベート・リザーブは、カリフォルニアワインの特徴である樽香があり、如何にもカリフォルニアワインというやや甘めの味と香りで、これはこれでいいと思いました。

シャトー・パルメは、メドックの格付けは3級ですが、取引価格は、1級と2級の間の「1.5級」といわれているだけに、さすがに素晴らしい香りと味です。

ラミーズの定例ワイン会は、このブログで紹介している通り、もっと専門的な内容ですが、我々のワイン愛好家の会は、専門性はなくとも楽しめる会なので、これからも続けていきたいと思っています。

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Posted by yaori at 23:58Comments(0)

今月のラミーズワイン会はボルドーの飲み比べ

今月のラミーズワイン会はボルドーワインの飲み比べです。

20230406ワイン会2






















参加者はラミーズの常連7名で、テーブルがワイングラスだらけになりました。

20230406ワイン会4






















飲んだのは、すべてボルドーのワインです。

ジロンド川の右岸のサンテミリオン地区からポムロールのシャトー・レヴァンジル(1993年)

左岸のグラーブ地区のペサック・レオニャンからドメーヌ・ド・シュヴァリエ(1998年)

メドック地区のマルゴーから格付け2級のシャトー・ブラーヌ・カントナック(2000年)

同じくメドック地区のポイヤックから、私がお気に入りのラベルのシャトー・クレール・ミロン(2000年)の4本です。

シャトー・レヴァンジル[1993]
シャトー・レヴァンジル[1993]

ドメーヌ・ド・シュヴァリエ ルージュ [1982] <赤> <ワイン/ボルドー>
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ ルージュ [1982] <赤> <ワイン/ボルドー>

シャトー・ブラーヌ・カントナック [1995] <赤> <ワイン/ボルドー>
シャトー・ブラーヌ・カントナック [1995] <赤> <ワイン/ボルドー>

[2014] シャトー・クレール・ミロン [Chateau Clerc Milon] ( フランス ボルドー ポイヤック ) ワイン 赤ワイン
[2014] シャトー・クレール・ミロン [Chateau Clerc Milon] ( フランス ボルドー ポイヤック ) ワイン 赤ワイン

ボルドー地区の地図をネットで探してみました。

Bordeaux-Map-wo2





























出典:ちょっとまじめにソムリエ対策こーざ

これがフランスにおける場所もわかって、参考になると思います。ボルドーワインの解説は、エノテカの記事が参考になると思います。

この地区は一時期イギリスに占領されていたこともあり、ボルドーからワインが大量にイギリスに輸出されていたことから、大英帝国の拡張とともに、世界的にボルドーワインの名声がひろがったものです。

毎回ラミーズワイン会に参加しておられるサントリーのアナザー内田さんの解説もありました。アナザー内田さんは、最近ソムリエ資格を取られました。

結論から言うと、どのワインも味も香りもほとんど差はありませんでした。

シャトー・レヴァンジル(このワインだけメルロー主体。他はカベルネ・ソヴィニョンと一部メルロー。シュヴァリエはカベルネ・フランも入っている)が若干秀でているかという程度で、それでも、ほとんど差はありませんでした。

値段はレヴァンジェルが3万円前後、他は2万円前後で、価格もあまり差がありません。

これまで私が主催するワイン会では、違う国のワインの飲み比べばかりで、今回の様に同じ地区のワインの飲み比べはやってきませんでした。

プロのソムリエは、こういった同じ地区のワインの飲み比べを日常的にやって、それで自分の推薦するワインを選んでいるのだと思います。

プロには慣れた方式のワイン会なのでしょうが、しろうとには差をつけることは難しいと痛感しました。勉強になりました。

ちなみに、食事にだされたフォアグラのパテ、熊本産の朝取れタケノコは、全くボルドーワインとは合わないので、別のワインが出され、ボルドーワインには、ビーフが赤ワインソースで出されました。

ワインそのものの味と香りは十分楽しめますが、食事とのマリアージュと言う意味では、選択がほぼ牛肉に限られるのが、ボルドーのフルボディの赤ワインの特徴でした。

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Posted by yaori at 21:19Comments(0)