ただしそれぞれの広告メディアについてはつっこみが足りないので、メールならメール、ブログ広告ならブログの個別の本を読む必要がある。
はじめて知ったのは米国にはEメール広告市場はほとんどなく、Eメールやメルマガは日本独特の広告メディアであること。筆者はアメリカのMyPointsの会員になっているので、MyPointsから1〜3通/日メールを受け取っているが、そういえばMyPoints以外のメールマガジン広告は知らない。
また日本では未承諾広告となる勝手にメールを送りつけてくるやからが米国では多く、毎日数通は入ってくる。このメールをクリックでもしたら最後、米国の名簿業者にその分野に興味を示した客のリストとして売られるのだろうと思うが、同種のメールが多くの知らない会社からひっきりなしに送られてくるハメとなる。
日本のようにメール配信承諾というのがきちんと規制されていないので、それが米国ではメルマガやEメール広告市場が発展する阻害となっているのだと思う。
リスティング広告も2003年に米国で急拡大し、前年の3倍近くの規模となり、いちやくネット広告市場の35%を占め、トップシェアーとなったが、その後の伸びは米国でも鈍化することが予想されている。
興味を持ったユーザーを捕捉できるので、契約に結びつくコンバージョン率が比較的高いことから、日本でも昨年リスティング広告が爆発的に伸びたが、所詮受け身の広告ゆえ限界はある。

図解インターネット広告
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