2008年05月26日

バイオラバーの山本化学がハイテク水着素材を発表!

2008年5月26日追記:

昨年水道橋博士の「博士の異常な健康」のあらすじを紹介した時に、バイオラバーという副作用のない抗ガン剤をつくっている山本化学を紹介した。

その山本化学が、今度はスピード社のレーザーレーサーに対抗するハイテク水着で一躍脚光を浴びた。

表面をたこ焼き板の様にでこぼこにして、くぼみに水の分子を吸着し、水の抵抗を限りなく減殺するという素材だ。

水道橋博士が紹介していたバイオラバーは半信半疑というところだったが、このハイテク水着でブレークすれば、バイオラバーも注目されるかもしれない。

加圧式トレーニングといい、ホットな話題なので水道橋博士の本のあらすじを再掲する。


2007年11月20日初掲:

博士の異常な健康
博士の異常な健康


タレント水道橋博士漫才コンビ浅草キッド)が実際に取り入れている健康法を紹介したレポート。

水道橋博士は時々テレビなどで見るが、たけし軍団だったとは知らなかった。

そのまんま東(東国原知事)は元国体ハンドボール選手で、今でも月300キロを走るランナー、井手らっきょうは100メートル11秒台、ラッシャー板前は柔道の黒帯、たけし自身もスポーツ万能ということで、たけし軍団はスポーツマン揃いだが、水道橋博士は体も小さいし、コンプレックスがあったという。

だから加圧式トレーニングにハマり、筋力トレーニングを続けているのだという。

水道橋博士の芸名は、鉄腕アトムのお茶の水博士のパロディだ。


ためしているのは次の6種類だ。

1.育毛技術

プロピアというヘアコンタクト(カツラ)メーカーが出している「シェルタ」という育毛マシーンと、プロテインシャンプー。

シェルタとは、美容院のパーマの様なヘッドセットを装着する育毛マシーンだ。SF映画に出てくる洗脳マシーンの様だ。

Propia







ヘッドセットの中で減圧・加圧が繰り返され、毛穴が開いてきた時に超微粒子化された育毛剤が噴霧されて毛穴にしみこみ、まるでヘアトニックのような感覚があるという。

プロテインシャンプーも試したら数ヶ月で抜け毛が減り、効果があったという。

水道橋博士は以前から薄毛で悩んでおり、ロゲイン(ミノキシジル)や飲む育毛剤プロペシア(フィナステリド)を常用してきたが、このプロテインシャンプーが最も効果があっただろうと語る。

但し、人によっては毛髪の再生サイクルが失われているケースもあり、その場合には精巧に作られたヘアコンタクト(カツラというよりも植毛)が役に立つ。

ヘアコンタクトは、テイジンの開発した人工毛髪を、日東電工が開発した装着フィルムと、開発費10億円掛けた吸着剤で頭皮に接着するので、シャンプーやブラッシングもできるというスグレものだ。

最後に水道橋博士は唐沢俊一氏の「育毛通」という本を推薦している。頭髪に悩みのある人は、本も読んではどうかと。この本に詳しく紹介されているが、水道橋博士は1に禁煙、2に栄養バランス、3に頭皮を清潔にすることが重要だとアドバイスする。

育毛通 (ハヤカワ文庫 JA (598))
育毛通 (ハヤカワ文庫 JA (598))



2.近視矯正手術

最近ではかなり広まってきた近視矯正手術を、水道橋博士は1988年、つまり約20年前に受けたという。

ソビエト伝来のRK手術で、角膜の中央を除いた部分にダイヤモンドメスで放射状に切れ目を入れ、凸レンズの焦点を修正するというもの。

大体視力が10倍になるということで、博士も0.07だった視力が、0.7に回復したという。時間は15分で完了。念のため片目ずつ手術したが、目の前にメスがせまり、目に切れめを入れる恐怖はすごかったという。

現在は人の手で切るRK法は衰退し、コンピューターコントロールされたエキシマレーザーで角膜を削るPRK法とLASIK法が主流で、手術の失敗率も格段に減少した。

日本では保険治療でもなく数十万円かかるが、外国ではもっと安く手術が行える様で、筆者の知人でも海外で手術した人がいる。

日本ではまだ年間5万件(2005年)という話だが、アメリカでは2000年以降100万件を突破しているという。

有名人では、タイガー・ウッズ選手、倖田夾未などがいる。テレビ東京のワールドビジネスサテライトにコメンテーターとして出演しているBCG(ボストン・コンサルティンググループ)の御立尚資さんも、ある日突然メガネなしで出演し、実は視力回復手術を受けたのだと語っていた。

筆者自身は乱視が強いので、手術に向かないのではないかと思っているが、そのうち気が変わって手術を受けるかもしれない。それほどに一般化してきた感がある視力回復手術である。


3.胎盤エキスは不老薬?

芸能人に胎盤エキスが流行しているという。

自ら公言している杉本彩の他、噂に上っている人たちだけで、木村拓哉、神田うの、川島なお美、森光子、叶姉妹などが使用していると噂されている。

作家の村上龍幻冬舎の見城徹社長、さだまさし、K−1の角田信朗、元レーサーの鈴木亜久里も利用者だという。

水道橋博士自身も、胎盤エキス治療に取り組んでいるこうじんクリニックの越智先生とかなり前から知り合いだったので、胎盤エキス治療を受けているのだという。

人の胎盤由来物を医薬品として認めているのは、世界でも日本、ロシア、韓国だけだそうだが(他の国は羊など動物の胎盤)、日本では1959年から肝硬変の医薬品として正式に認可を受けている。

胎盤と聞くと、なにやら気持ち悪い感じがあるが、胎児を育てるためにアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸などの栄養分が含まれており、さらに多種類の細胞増殖因子が含まれているという。

中国では秦の始皇帝が不老不死の薬として使っていたと言われ、楊貴妃も使っていたと言われているそうだ。

筆者はあまり好まないので、リンクは付けないが、興味のある方はウィキペディアで「胎盤」で検索して見て頂きたい。詳しい記事が図解とともに載っている。

胎盤エキス治療の効果は、若さの保持と、関節痛や筋肉痛の解消にも効果的という。

こうじんクリニックでは胎盤エキスをツボ注射する治療法を行っているが、これは猛烈に痛いのだという。他の方法としては点滴があるが、毎日点滴を打つよりも、一週間一度のツボ注射の方が効果的だという。

芸能人はなぜ老けない?その答えの一つが胎盤エキス療法かもしれないという。


4.ファスティング(断食)

ファスティング(断食)は小川直也が、柔道からプロレスラーに転向した時に使った強烈な肉体改造術として有名になった。

3日間、水とファスティングジュースという野菜の青汁のようなもの以外は、食事は一切取ってはいけないそうだ。

水道橋博士は、夜腹が減って眠れないので困ったという。

体重は3日間で、5キロ(元が59キロなので、1割)減ったという。

ファスティングが体によいのは、疲れ切った胃や腸を休ませ、消化液を出さなくてすむ期間をとることによって、オーバーホールできるからだという。

石原慎太郎都知事もファスティングを評価しており、「老いてこそ人生」のなかで、次のように語っているという。

「私がいいたいのは、断食という通常では誰も本気で考えない、つまり食を断つという行為が肉体を根源的に立ちなおらせるという機能のメカニズムの中に限られた識者は知っていようと、万人に共通する肉体の素晴らしい秘密が窺えるということです」(原文のママ)

老いてこそ人生
老いてこそ人生


3日間断食を続けるのは大変だが、それだけ続けると胃も小さくなって、断食後も効果はあるだろう。

1日程度であれば普通の人でもやれるかもしれない。ダイエットと言うよりは、自分自身をコントロールできたという精神的な効用がある様だ。

石原さんも力説するなら、試してみる価値はあるかもしれない。


5.バイオラバー 

水道橋博士は強度の肩こりに悩まされていたが、ある時知人から紹介されたバイオラバーを使ってみたら、肩こりが消えてしまったという。

バイオラバーとは、高純度石灰石をベースにした発泡体ラバーに、貴金属鉱物粒子などを織り込み、波長4〜25マイクロメートルの赤外線放射機能を持たせたものだそうだ。

たった15センチくらいの三角巾で3万円もする。ベルトが11万円、ベストだと36万円だ。

メーカーは山本化学工業という会社で、ウェットスーツのラバーでは世界シェア60%のニッチ分野のトップ企業だ。消しゴム付きの鉛筆はこの山本化学の発明だそうだ。

その会社の2代目山本社長が、個人的に惚れ込んだのがバイオラバーだ。

バイオラバーは人間に最も良い波長を放射する装置なのだという。人体は一定の波長を持つ電磁波を常に帯びているが、バイオラバーは人体発の電磁波と共振するので、あたかも電子レンジのように体の中の分子の振動が大きくなり、自然治癒力を呼び起こすのだという。

バイオラバーは副作用のない抗ガン剤だという。

水道橋博士はバイオラバー応援サイトを立ち上げて、情報集約を図っている。

学会でも取り上げられる様になってきているという。

筆者はまだ半信半疑だが、もっと安くなれば試してみようかなという気になった。


6.博士の愛した加圧式トレーニング

この本のメインテーマであり、表紙の写真にもなっているのが加圧式トレーニングだ。

加圧式トレーニングの発明者、佐藤義昭氏の「加圧トレーニングの奇跡」も先日読んだが、あまり面白みのないまじめな本なので、そのあらすじを紹介するよりも、水道橋博士の加圧トレーニングの話の方が、具体例が多くわかりやすいので、この本を読んでみた。

加圧トレーニングの奇跡―免疫力を高める
加圧トレーニングの奇跡―免疫力を高める


理論的には血流を制限することで筋肉を酸欠状態にして、高地トレーニングをしている様に筋肉をだまし、低負荷・短時間で成長ホルモンを大量に分泌させ、最大限の効果を挙げるというものだ。

加圧トレーニングでK−1の現役に復帰した角田信朗氏も「この衝撃は人生の中でもエポックメーキングな出会い」と語っており、体重は過去最高の100キロ、上腕囲もトレーニングを始めて5日間で6センチ増え、20代の時よりも今のほうが筋肉量がアップしたという。

実は筆者も加圧式トレーニングの推奨者、東大の石井教授から勧められて4年ほど前から実施している。

筆者はトレーニングウェアに血流を制限するベルトが腕と太ももについているフェニックス社のカーツを使って、週1〜2回自宅でダンベルでトレーニングしている。

上腕囲のサイズは測定していないが、たしかに昔のサイズに近い様な気がする。

元々は正座による脚のしびれから発想した加圧トレーニングだが、腕と脚にベルトを巻くことを試行錯誤で行い、だんだんにシステム化して現在は筋肉アップ君というベルトと、前述のフェニックス社のトレーニングウェアを販売している。

この本の表紙でも水道橋博士が加圧ベルトを装着している写真が載っているが、水道橋博士は「わずか15分、週1回のトレーニングでムキムキ&若返りが実現」とセールストーク調に紹介している。

加圧トレーニングは、リハビリや重症患者にも効果が認められており、寝たきりにさせない、痴呆にさせないトレーニングとして、今後の日本社会にとって不可欠なものだという。

佐藤会長は加圧トレーニングの特許を各国で取得し、1995年に東大の石井教授との共同研究を開始した。当初懐疑的だった元ミスター日本の石井教授も、非常識なトレーニングの効果を認識し、積極的に広めた。

プロスポーツ選手は自分のトレーニング法を公開しない人が多いが、加圧トレーニングを公表しているスポーツ選手もいる。

ゴルフの杉原輝男は、週1回大阪の自宅から府中まで通い、30代の体力が戻ったと言っているそうだ。K−1の角田師範の他、武蔵、レスリングの永田克彦、ロッテのジョニー黒木、金田正一さん、有名サッカー選手、力士、トップリーグのラグビーチーム、甲子園に出場した高校の多くが取り入れている。

マリオンジョーンズが薬物使用を告白して、記録抹消、メダル剥奪され、バリーボンズも同様の結末を迎える可能性が強い。

ステロイドとか薬物の力を借りて筋肉をつくることは、副作用もあり、絶対にやってはならないことだ。筆者は昔パワーリフティング/ボディビルをやっていたこともあり、当時のボディビルの世界チャンピオンで廃人になったという噂の人も知っている。

しかし加圧トレーニングは、全く薬物などを使わない、短時間でできる画期的トレーニング法である。

リハビリのみならず、NASAも宇宙飛行士の筋力維持に注目しているそうで、いずれは誰もが普通にやっているトレーニング法として定着するのではないかと思う。


この本は水道橋博士が実践している6種類の健康法を、気楽に楽しく読める。一読をおすすめする。


参考になれば次クリックお願いします。





Posted by yaori at 18:55│Comments(0)TrackBack(1) スポーツ | 趣味・生活に役立つ情報

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