理系の人々 2著者:よしたに
販売元:中経出版
発売日:2010-03-26
おすすめ度:
クチコミを見る
前回紹介した「理系の人々」の続編。本屋に平積みになっていたので読んでみた。
この「理系の人々」はリクナビNEXT Tech総研のブログ「エンジニア★流星群」で連載されている。作者はSE(システムエンジニア)兼マンガ家のよしたにさんだ。
この「理系の人々 2」に収録されている最新作もRSSでまとめられているので、本を買わなくてもネットで立ち読みできるが、公開されていない書き下ろしのマンガも面白い。
特に読者からのお便りを紹介している「女子からみた理系男子」というマンガが面白い。次のような人が出てくる。
★手でやった方が早いのに、シューマイをつくる型となりそうな猪口を必死にさがす若い夫。「効率重視なの!」
★恋人同士二人で一緒の布団に入って「なんか息苦しいね」と言ったら、「息を吸った後の酸素の濃度は17%」「空気中の酸素の濃度は21%だから、そんなに苦しくないはずだよ」といわれ、一気に冷めた話。
★圧巻は高校の課外授業のバスの中での話。「メダカより小さく、クジラより大きい生き物なーんだ?」と女子高校生が聞いたら、理系男子がすっくと手を上げて「アルミラリア属菌の一種」と答えた。

出典:Wikipedia
「ハイ、不正解」と流そうとすると、男子生徒は正解だと執拗に言い張る。
しょうがないので、「海の生き物で」と付け加えるが、その場はしらけてしまったという。
(正解は「イルカ」=そんなのいるかというジョーク)
結構参考になる話もある
筆者が特に気に入ったのは、ネットでも公開されている次の作品だ。
無線LANのセキュリティで、WEPという暗号化方式は破られているとは聞いていたが、破るツールが結構簡単に手に入るとは知れなかった。このマンガは役に立った。
入社して1年間はデータの入力(エクセルのデータをウェブにコピペするだけの単純作業)しかやらせてもらえず、すっかり腐っていたところを、新任のプロジェクトマネージャーに開発をやらせてもらった話なども紹介されている。
開発の楽しさ、苦しさを経験したという。
「バッチで起動する」というのを、違うと言い張る。「ジョブ・スケジューラーで起動する」のだと。
気軽に読めて、気晴らしになる作品だ。
参考になれば投票ボタンをクリック願いたい。