![サイドウェイ (特別編) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QybTZTcML._SL160_.jpg)
出演:ポール・ジアマッティ
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010-06-25
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ワイン好きには特に楽しめラブ・コメディ。
英国の取引先の人を、筆者の友達で俳優の内田朝陽君のお父さんの経営する六本木のレストランに連れて行ったら、お礼に送ってくれた。アマゾンからDVDが届いたので、何かとおもったらこのDVDだった。
アマゾンを使って海外にいる友人や取引先に、いろいろな国の本をプレゼントするというのも結構便利だ。
「パリスの審判」のあらすじでも紹介したが、内田さんはソムリエで、六本木のレストランの地下の専用空調設備を備えたワイン貯蔵室には、ロマネ・コンティをはじめDRCシリーズや、ボルドー、ブルゴーニュの一級シャトーのワインを豊富に在庫している。超高級ワインから手頃な価格の掘り出し物の世界中のワインまで置いているので、いつもお客さんを案内するのが楽しみだ。

著者:ジョージ・M・テイバー
販売元:日経BP社
発売日:2007-04-26
おすすめ度:

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なぜ取引先の人がこのDVDを送ってくれたかというと、内田さんのレストランで、映画の関係で米国でピノ・ノワールがすごく人気になっていて、多くの米国のワイナリーがピノをつくっているが、いいピノがないという話になったからだ。
赤ワインをつくるメインの品種のカベルネ・ソーヴィニヨンなどは、それほど土壌に影響を受けないが、ピノ・ノワールは土壌の影響を受けやすいので、フランス以外では良いと思うものがなかった。
それでもニュージーランドのピノ・ノワールはすごく良いという話を、内田さんがしていた。
そのとき筆者はどの映画だったか、はっきり覚えていなかったが、英国の取引先の人がDVDを見つけて、筆者と同僚に送ってくれたのだ。
くわしいあらすじを紹介すると映画を見るときに興ざめなので、簡単にストーリーを紹介しておく。
結婚式を週末に控えた元人気俳優の友達(ミュージシャンのヒューイ・ルイスに似ているハンサムガイ)の独身最後の旅行につきあって、大学の時のルームメイトだった小説家をめざす離婚歴のある英語教師(風采があがらない中年男)が、二人で一週間カリフォルニアのワイナリー巡りをする。
ワイナリーやレストランを訪ねてワインを品評する一方、美貌のワイン好きのウェイトレスと、その友達と親しくなり、4人にいろいろな出来事が起こるというストーリーだ。
ワインを飲みながらのうんちく、ピノ・ノワールへのこだわりが、この映画にテイストを加えている。
4人のうち、3人がバツイチという設定がいかにもアメリカらしい。
2004年アカデミー賞合計5部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した作品で、2004年のゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門の最優秀作品賞、脚本賞も受賞している。
機会があれば見て欲しい大人が楽しめる作品だ。
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